箱根駅伝には57年連続57回目の出場となる駒澤大学。
連覇が期待された前回大会は総合3位で優勝を逃しました。
しかし、今年は出雲駅伝、全日本大学駅伝で優勝しており、駒澤大学としては史上初の大学駅伝三冠に挑みます。
〜もくじ〜
駒澤大学の2022年度の大学三大駅伝の成績
出雲駅伝
優勝
全日本大学駅伝
優勝
駒澤大学の過去5年の箱根駅伝の成績
2018 総合12位
2019 総合4位
2020 総合8位
2021 総合優勝
2022 総合3位
駒澤大学の監督
大八木 弘明(おおやぎ ひろあき)
生年月日:1958年7月30日
出身:福島県
経歴:会津工業→駒澤大学
2004年4月監督就任。
箱根駅伝で総合優勝7回を誇る大ベテラン監督。
駒澤大学のエントリーメンバー(16名)
小野恵崇
4年生/那須拓陽
田澤廉
4年生/青森山田
円健介
4年生/倉敷
山野力
4年生/宇部鴻城
山野力(駒澤大)は韓国ハーフ?父母は?進路は九電工!出身中学高校は?
青柿響
3年生/聖望学園
赤星雄斗
3年生/洛南
金子伊吹
3年生/藤沢翔陵
金子伊吹(駒澤大)の出身中学高校やシューズは?自己ベストは?
鈴木芽吹
3年生/佐久長聖
花尾恭輔
3年生/鎮西学院
安原太陽
3年生/滋賀学園
篠原倖太朗
2年生/富里
吉本真啓
2年生/世羅
伊藤蒼唯
1年生/出雲工業
伊藤蒼唯(駒澤大)の父もすごい?母兄弟や出身中学高校は?自己ベストは?
帰山侑大
1年生/樹徳
佐藤圭汰
1年生/洛南
山川拓馬
1年生/上伊那農
駒澤大学の区間エントリー予想
※あくまで私個人の予想ですので、参考程度にどうぞ。
往路
1区 円健介
2区 田澤廉
3区 佐藤圭汰
4区 鈴木芽吹
5区 金子伊吹
復路
6区 篠原倖太朗
7区 花尾恭輔
8区 山川拓馬
9区 山野力
10区 安原太陽
1区は今季絶好調の円健介選手が来ると予想。
全日本大学駅伝では1区で区間4位、出雲駅伝での出走はありませんでしたが、“もう一つの出雲駅伝”と呼ばれる出雲市陸協記録会では日本人トップでゴールしています。
2区は大エースの田澤廉選手。
本人は3区を希望しているようですが、留学生に勝てるのは田澤廉選手だけです。
今回も2区で出走するでしょう。
3区はスーパールーキーの佐藤圭汰選手。
佐藤圭汰選手は全日本大学駅伝では2区で区間2位、出雲駅伝では2区で区間賞を獲得しています。
箱根駅伝でもチームを優勝に導くような走りを見せてくれるはずです。
4区は候補がたくさんいるので、難しいですが、鈴木芽吹選手と予想。
ただ、鈴木芽吹選手は故障で全日本大学駅伝を回避していますので、回復具合次第では別の選手の出走もありえます。
山登りの5区は金子伊吹選手。
金子伊吹選手は前回も5区で出走し、区間4位でした。
5区は特殊な区間ですから、結果を残している人を変えにくい区間ですね。
山下りの6区は、前回大会は当日変更されてしまいましたが、最初は6区にエントリーされていた篠原倖太朗選手と予想。
7区は消去法ですが、花尾恭輔選手と予想。
花尾恭輔選手はオールマイティな選手で、どの区間でもいけるので予想がしにくいですね。
1区や前回走った4区、2年前に走った7区、10区あたりの可能性もあります。
8区は1年生の山川拓馬選手と予想。
ただ、3年生の赤星雄斗選手あたりの可能性もありそうです。
9区は山野力選手。
山野力選手は前回、前々回も9区を走っており、“9区のスペシャリスト”ととも呼べる選手です。
最終10区は安原太陽選手。
前回10区を走った青柿響選手の起用もあると思いますが、
青柿響選手は今シーズン駅伝に出場されていませんので、全日本大学駅伝6区4位、出雲駅伝5区区間賞の安原太陽選手を予想させてもらいました。
※追記 区間エントリー発表
往路
1区 円健介
2区 田澤廉
3区 吉本真啓
4区 鈴木芽吹
5区 金子伊吹
復路
6区 帰山侑大
7区 安原太陽
8区 花尾恭輔
9区 山野力
10区 青柿響
駒澤大学と退部者
駒澤大学と言えば、日本一上下関係が厳しいことで有名です。
そのため、毎年のように退部者が出てしまっています。
ここ数年だけでも、酒井亮太選手や石川拓慎選手などの有望選手が退部されています。
酒井亮太選手についてはこちらを→酒井亮太(駒澤大)が退部退学!理由はいじめ?西脇工業時代や現在は?
石川拓慎選手についてはこちらを→石川拓慎(駒澤大)の裁判判決は罰金刑!現在や進路は?復帰はある?
今年も佐藤条二選手が退部されています。
佐藤条二選手についてはこちらを→佐藤条二(駒澤大)が退部?心肺機能低下はコロナの後遺症?シューズについても!
これは近年だけではなく伝統的なものです。
10年以上前に駒澤大学の陸上部を退部した少年Aさんのブログには、駒澤大学陸上部の過酷さが赤裸々に描かれていました。
興味がある人はどうぞ→辛かった駒澤大学の陸上部時代
また、以前、OBの工藤有生選手(駒澤大学2017卒)が自身のブログに駒澤大学陸上部内の様子を書かれていました。
地獄のカースト制度
知っている人もいるかもしれませんが、
自分が一年生の時は暗黙のカースト制度がありました。
4年 王様
3年 貴族
2年 平民
1年 奴隷
このカースト制度考えた人面白いよなー(笑)
一年生の時は四年生に声はかけることすらできなかったです。
挨拶をするぐらいのコミュニケーションしかとれていませんでした。
ほんとに四年生はオーラがすごかった。今でも少し緊張します。
駒澤大学陸上競技部の上下関係は漫画の世界
上下関係が厳しいことには批判も多いですが、これは駒澤大学の強さと表裏一体のものではないでしょうか。
この厳しい上下関係に生き残った選手は精神的にも強くなり、大会などでも結果を残せるのだと思います。
駒澤大学に入学してくる選手たちも上下関係の厳しさは覚悟して、入部してきているはずです。
本当は退部者なんて出さないで、強くなるのが一番だとは思うんですけどね。