星稜高校陸上部の清水空跳選手。
昨年(2024年)は、高校1年生の日本記録を塗り替えている日本陸上界期待のスプリンターです。
さらに自身初の国際大会となった今年のU18アジア選手権100mでは見事、優勝を果たしています。
また清水空跳選手のお父さんやお母さんも陸上経験者とのこと。
そこで今回は清水空跳選手の経歴や家族、病気について調べてみました。
陸上100メートルで高校1年生の記録持つ清水空跳選手 U18アジア陸上選手権で優勝 | TBS NEWS DIG (1ページ) https://t.co/TQNzUUohl9
— USUBENI (@USUBENI) April 21, 2025
星稜高校2年生。
『前身のアジアユース選手権からこの大会の男子100メートルで日本人選手が金メダルを獲得するのは初めてです。』
素晴らしー。
清水空跳のプロフィール
名前:清水 空跳(しみず そらと)
生年月日:2009年2月8日
出身:石川県金沢市
身長:164cm
体重:56kg
経歴:金沢市立明成小学校→金沢市立長田中学校→星稜高等学校
清水空跳の父母
清水空跳選手の父・清水正雄さんは陸上経験者です。
専門は走高跳で、インターハイや国体への出場経験もあります。
もしかしたら清水空跳選手の「空跳(そらと)」という名前は、お父さんが走高跳をしていたことから、付けられたのかもしれませんね。
清水空跳選手の母・清水絵美さんも陸上経験者で、専門は100mH。
2人は石川県金沢市で「あかめ寿し」という寿司屋を経営されています。
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その他、清水空跳選手には6学年上にお姉さんがいることがわかって、名前は清水優奈さんです。
清水優奈さんの専門は400mHで、昨年まで駿河大学で陸上をされていました。
清水空跳の小中学時代と難病
清水空跳選手は家族全員が陸上をやっていた影響で、10 歳(小学4年生)から陸上を始めています。
中学1年生の春には、指定難病の重症筋無力症を発症。
重症筋無力症とは神経筋接合部と呼ばれる神経と筋肉のつなぎ目が破壊されることで、筋力が低下する、疲れやすくなるなどの症状が現れる病気のことです。
特徴的な症状として、眼瞼下垂がんけんかすい(まぶたが下がってしまう症状)や複視(ものが二重に見える症状)、手足の筋力低下などが起こります。
出典:Medical Note
清水空跳選手は重症筋無力症による体力の低下に苦しめられましたが、3年時の全国中学校体育大会では200mで優勝!
さらに翌年2月の日本室内大阪大会では、U16の60mでも優勝を果たしています。
ちなみに現在は、薬で重症筋無力症の症状をコントロールしており、体調の不安なく競技を続けられている状態だそうです。
清水空跳の高校時代
星稜高校に進学後は1年生7月に行われた国民スポーツ大会の石川県予選で、10秒26をマーク!
高校1年生の日本記録を更新し、一躍注目を集めます。
石川陸協撮影
— 石川陸上競技協会 (@JAAF_Ishikawa) July 18, 2024
国体スポーツ大会石川県予選
少年B 100m 10“26 清水空跳 pic.twitter.com/IUI2V1Tp41
さらに8月に行われた全国インターハイでは1年生ながら2位入賞!
1年生が2位に入ったのは1982年以来42年ぶりの快挙でした。
この時のインターハイで優勝した西岡尚輝選手についてはこちらを→西岡尚輝のwiki風経歴!出身中学や身長は?進路は筑波大学!
さらに10月の国スポ、U16大会では100mで優勝!
そして、高校2年生の4月に行われたU18アジア選手権100mでは優勝を達成しています。
日本時間 4月17日
— 陸上愛好家の陸上愛好家による陸上愛好家のためのアカウント (@walkrunjumpthro) April 17, 2025
U18アジア選手権
男子 100m 決勝
清水空跳選手(星稜高2)
10.38(+2.3) 🥇
2位 10.39、3位 10.40、4位 10.41の激戦を制す。 pic.twitter.com/nU9jYXEBEt
清水空跳の自己ベスト
100m:10秒26 高1歴代1位 U18日本歴代3位
200m:21秒20 高1歴代5位タイ
清水空跳のまとめ
難病を克服して高校1年生の日本記録を更新した清水空跳選手。
まだまだ記録は伸せるでしょうし、将来は9秒台やオリンピックでメダル獲得も夢ではないかもしれませんね!