仙台育英陸上部の簡子傑選手。
「簡子傑」の名前の読み方は“かん しけつ”
長距離を専門とする台湾人留学生です。
高校3年生の今年は台湾代表としてアジア選手権5000mに出場されていますね。
また簡子傑選手のお母さんも台湾では有名はアスリートとのこと。
そこで今回は簡子傑選手の経歴や家族について調べてみました。
第320回日体大記録会 10000m 12組 🇹🇼 簡子傑 仙台育英 29分22秒21台湾歴代2位
— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) April 26, 2025
ちなみに歴代1位は29分12秒1。これは1993年中央大学記録会で達成されたものである。
|EKIDEN NEWS @EKIDEN_News https://t.co/MIM9eBJURh pic.twitter.com/oO7xHhOjEC
簡子傑のプロフィール
名前:簡 子傑(かん しけつ)
生年月日:2007年度生まれ
出身:台湾・高雄市
経歴:高雄市立仁武高級中学校→仙台育英学園高等学校
簡子傑の父母
簡子傑選手のお母さんは元マラソン選手です。
台湾代表として2004年のアテネオリンピックに出場されていました。
調べてみましたら、台湾代表としてアテネオリンピックの女子マラソンに出場した選手は一人だけで、名前は「Yu-Fang HSU(読みはユー・ファン・シュー?)」さん。
おそらくこの方が簡子傑選手のお母さんだと思われます。
Yu-Fang HSUさんは1974年生まれで、アテネオリンピックでは2時間55分58秒のタイムで57位という成績を残しています。
また簡子傑選手はお父さんも陸上経験者のようで、中学時代はお父さんの指導を受けていました。
簡子傑の台湾時代
中学時代、簡子傑選手は1500m、3000m、5000mと3つの台湾中学記録を樹立しています。
中学卒業後は
「台湾にいたらアジアで戦えないと思ったから、日本(の高校)に進学したいと思って仙台育英を選びました。台湾のナショナルチームに入ることを考えて、日本に来ました」
と、日本の宮城県にある仙台育英高校に進学しました。
簡子傑の高校時代
高校では1年生からでインターハイに出場。
1年時のインターハイでは1500mに出場し、3分52秒47のタイムで予選敗退に終わっています。
2年時のインターハイには1500mと5000mで出場し、どちらも予選敗退。
3年時には台湾代表としてアジア選手権5000mに出場。
14分18秒52のタイムで決勝12位でした。
速い動きに対応できなくて。また戻って鍛え直します。簡子傑(仙台育英)の台湾代表デビューは少しほろ苦いものに。ただ、台湾から日本に留学している彼にとって、森凪也や佐藤圭汰のような選手と同じ舞台で走れる喜びも。
— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) May 31, 2025
【アジア選手権クミ2025 男子5000m 決勝】
12. Tzu Chieh… pic.twitter.com/vBeLdZF5ks
簡子傑の自己ベスト
1500m:3分46秒56
5000m:13分58秒51
10000m:29分22秒21
簡子傑の進路
簡子傑選手はまだ高校卒業後の進路に関して明らかにされていません。
しかし、簡子傑選手が日本行きを決めた理由の1つには、日本の駅伝文化への関心もあった、と言います。
「箱根駅伝は(台湾にも)ファンがいっぱいいて、結構知られています。箱根駅伝のために陸上をやりたいって思う人もいる。自分も、中学生の頃から箱根駅伝を見てきた。すごいなあと思って見ていて、箱根駅伝の選手になりたいという思いがありました」
NumberWeb
ですので、おそらく高校卒業後は日本の大学、それも箱根駅伝に出場できる関東の大学に進学するのではないでしょうか。
簡子傑のまとめ
簡子傑選手は1500m、5000m、10000mの3種目で台湾記録まであと1歩のところまで迫っています。
※台湾記録・・・1500m(3分46秒4) 、5000m(13分54秒42)、10000m(29分12秒1)
3年連続のインターハイ出場も決めていますし、今後の簡子傑選手の活躍が楽しみですね!