明治神宮大会(大学の部)が今年も全国11連盟の代表校を集めて11月14日に開幕します。
中でも注目は、強力打線と厚い投手陣をそろえる青山学院大学、そしてリーグ戦全勝優勝で勢いに乗る明治大学の“二強”です。
両校は投打の完成度が例年以上に高く、他の大学と比べても実力差が明確に見えます。
こうした背景から、明治神宮大会(大学の部)2025の優勝争いは自然とこの2校の中心となるでしょう。
今回は、秋季リーグの成績や戦力バランスをもとに独自視点で分析しました。
明治神宮大会の高校の部についてはこちらを→明治神宮大会(高校の部)2025の優勝候補予想!放送(中継)や組み合わせは?
⚾️第五十六回 明治神宮野球大会⚾️
— 明治神宮野球場(公式) (@jingu_stadiumpr) October 18, 2025
秋の高校野球、大学野球の日本一を決める、神宮大会の組み合わせが発表されました。大会は11月14日(金)〜19日(水)の6日間(雨天順延)で開催予定です🏟️https://t.co/zYcKckTGM9#神宮球場 #明治神宮野球大会 #学生野球 pic.twitter.com/Q5deMDsmm8
〜もくじ〜
明治神宮大会の日程
2025年11月14日(金)~11月19日(水)
明治神宮大会の出場校
北海道二連盟[北海道学生・札幌学生]
東京農業大学北海道オホーツク
2年ぶり6回目
東北三連盟[北東北大学・仙台六大学・南東北大学]
八戸学院大学
12年ぶり5回目
東京六大学野球連盟
明治大学
3年ぶり15回目
東都大学野球連盟
青山学院大学
3年連続9回目
関東五連盟[千葉県大学・関甲新学生・東京新大学 ・首都大学・神奈川大学]
第一代表
杏林大学
初出場
第二代表
神奈川大学
4年ぶり9回目
北陸・東海三連盟[愛知大学・東海地区大学・北陸大学]
名城大学
2年連続10回目
関西五連盟[関西学生・関西六大学・阪神大学・近畿学生 ・京滋大学]
第一代表
佛教大学
2年連続8回目
第二代表
立命館大学
10年ぶり5回目
中国・四国三連盟[広島六大学・中国地区大学・四国地区大学]
東亜大学
18年ぶり11回目
九州四連盟[九州六大学・福岡六大学・九州地区大学・南部九州大学]
日本文理大学
2年ぶり3回目
明治神宮大会の組み合わせ
明治神宮大会の優勝候補予想
今年は例年以上に実力校が揃っていますが、青山学院大学と明治大学の“2強対決”が最大の見どころとなりそうです。
ただし、佛教大学、立命館大学、日本文理大学、名城大学、杏林大学といった勢いあるチームも虎視眈々と上位進出を狙っています。
青山学院大学
リーグ戦では3敗するなどやや苦戦しましたが、圧倒的な打撃力と層の厚い投手陣で6季連続の優勝を果たしています。
中西聖輝投手や鈴木泰成投手を中心とした強力な投手陣に加え、攻撃面では上位から下位まで切れ目のない打線が魅力。
特にチームの一体感と勝負強さは全国屈指で、トーナメント戦でも安定して力を発揮できるタイプです。
“神宮を知るチーム”としての経験値の高さも武器で、堂々の優勝最有力候補といえるでしょう。
明治大学
東京六大学の名門・明治大学も優勝争いの中心です。
投手陣には毛利海大投手、大川慈英投手、菱川一輝投手、久野悠斗投手とプロ注目の好投手が揃い、安定感抜群。
リーグ戦での打率3割以上が7人もいる打線も超強力です。
リーグ戦を全勝で制した実力派本物で、青学との一騎打ちはまさに「東の頂上決戦」と言えるでしょう。
佛教大学
関西勢の中で最も勢いがあるのが佛教大学。
右腕・赤木晴哉投手を中心に、合木凜太郎投手ら個性派投手が揃う実力派チームです。
一戦必勝のトーナメントでは、強豪相手にも一発を食らわせる力が十分。
流れをつかめば、全国制覇も夢ではありません。
立命館大学
関西地代表決定戦で見せた投手力は圧巻。
エースの遠藤翔海投手は18イニングで許したランナーがわずか2人だけという驚異的な内容。
さらに来年のドラフト候補である有馬伽久投手、若田部達生投手らも安定感があり、試合を作れる投手陣が揃っています。
接戦に強い立命館だけに、青学・明治の牙城を崩す存在になるかもしれません。
遠藤翔海投手についてはこちらを→遠藤翔海(立命館大)はドラフト注目!球速球種や進路は?
日本文理大学
九州の雄・日本文理大学も一発勝負の舞台では侮れません。
エース・永谷魁人投手を中心に、堅実な守備と粘り強い攻撃が特徴。
トーナメント戦特有の“勢い”を味方につければ、強豪撃破も十分可能です
名城大学
東海地区代表の名城大学は、エース・天野京介投手がチームの鍵。
キレのある直球と多彩な変化球を武器に、どんな打線でも封じ込める力があります。
波に乗れば一気に上位進出もあり得る注目校です
杏林大学
初出場ながら注目を集めるのが杏林大学。
松本悠希投手、岩井拓巳投手の2枚看板に加え、賀喜遼介投手、古宇田烈投手も台頭中。
さらに2024年からは立教大学を日本一に導いた溝口智成監督が就任し、チームの成長スピードは著しい。
優勝は厳しいかもしれませんが、「新風」を吹かせる存在として目が離せません!
賀喜遼介投手についてはこちらを→賀喜遼介(杏林大)はつくば秀英出身のドラフト候補!父姉もすごい?
まとめ:青学と明治の“二強”を軸に波乱も期待!
2025年の明治神宮大会・大学の部は、青山学院大学と明治大学の2強が頭ひとつ抜けた印象。
ただし、佛教大学・立命館大学・日本文理大学・名城大学といった地方代表校も実力十分で、トーナメントならではの“番狂わせ”もありそうです。
初出場の杏林大学がどこまで爪痕を残すかも大注目!
秋の神宮、栄光の頂点に立つのはどの大学か——。
2025年の大学野球界の最後を飾る熱戦から、目が離せません!
明治神宮大会の放送予定
第56回明治神宮野球大会はバーチャル高校野球とSPORTS BULL(スポーツブル)で無料ライブ配信される予定です。
バーチャル高校野球→https://sports.yahoo.co.jp/contents/11152
スポーツブル→https://sports.yahoo.co.jp/contents/11153

