東京大学のスーパールーキー・松本慎之介投手。
全国大会での経験も豊富な左ピッチャーです。
國學院久我山高校時代の3年春には主力として活躍し、センバツベスト4入りを果たしています。
これまでも甲子園を経験して東京大学野球部に入部してきた選手は何人かいましたが、実績でいえば、松本慎之介投手が一番ではないでしょうか。
今回はそんな松本慎之介投手の経歴や球速球種について調べてみました。
「東京・国学院久我山高野球部OBの松本慎之介さん(19)が理科二類に合格した」
— 県船がんばれ (@rVxjYwOVZinrli9) March 12, 2024
(サンスポ)
東大に甲子園4強左腕…国学院久我山高・松本慎之介さんが合格 https://t.co/ZRgASf7abh via @SANSPOCOM
松本慎之介のプロフィール
名前:松本 慎之介(まつもと しんのすけ)
生年月日:2005年1月12日
出身:東京都武蔵野市
身長:173cm
体重:67kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
家族:父、母、姉
経歴:武蔵野市立桜野小学校→國學院大學久我山中学校→國學院大學久我山高等学校
松本慎之介の小中学時代
松本慎之介投手は小学3年生から桜堤ユニバースで野球を始めています。
中学からは中高一貫校の國學院大學久我山中学校に進学。
中学時代は田無シニアでプレーしていました。
松本慎之介の高校時代
高校進学後は2年夏からベンチ入り。
2年秋の東京都大会では3試合に登板。
合計12回を投げ、被安打8、奪三振4、与四死球3、失点3(自責点3)、防御率2.25の活躍で、37年ぶりの優勝に貢献しました。
続く明治神宮大会では初戦の花巻東戦に1点リードの6回途中からリリーフでマウンドに上がります。
しかし、2イニングを4失点と崩れ、試合も3対6で逆転負け。
また松本慎之介投手は大会終了後の2年生の11月には元メジャーリーガーのイチローさんから指導を受けていました。
文武両道を掲げる国学院久我山の野球部には、松本さんが2年だった21年11月の3日間、マリナーズなどで活躍したイチロー氏が来校して指導。
東大に甲子園4強左腕…国学院久我山高・松本慎之介さんが合格
翌3年春のセンバツでは全4試合中3試合に登板し、ベスト4入り。
2回戦の高知高校戦では5回2失点の好投で、勝ち投手にもなっていました。
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高校3年時には東京大学を受験しますが、不合格。
しかし、猛勉強の末、一浪して東京大学の理科二類に合格しています。
國學院大学久我山時代の同期のチームメイトには下川邊隼人選手(現・立教大学)らがいました。
松本慎之介のプレースタイル
松本慎之介投手は最速138km/hのストレートを投げる技巧派のサウスポーです。
ランダムに変化するムービングファストが一番の武器。
漫画「ダイヤのA」の主人公・沢村栄純投手も同様な動くストレートを武器にしていたことから、高校時代には“リアル「ダイヤのA」”と呼ばれていました。
このムービングファストは大学でも通用しそうですね。
1メートル72、74キロの左腕・松本はリアル「ダイヤのA」だ。同野球漫画の主人公・沢村栄純のように松本の直球は動く。少し落ちたかと思えば、次の球はシュート気味に変化。次はカットボールのように鋭く動いた。最速は130キロだが、ランダムに変化する“魔球”。「自分の特徴であり、持ち味だと思っています」と胸を張る
リアル「ダイヤのA」 国学院久我山の左腕・松本慎之介が「ムービングファスト」で狙うエースナンバー
憧れの選手は阪神・岩崎優投手、ソフトバンク・和田毅投手。
遠投83メートル。
50メートル走6秒1。
松本慎之介のまとめ
2023年秋終了時点で52季連続最下位中の東京大学野球部。
松本慎之介投手がエースになるころには最下位脱出だけではなく、優勝争いも期待できるかもしれませんね!