2025年の大学駅伝シーズン。
その幕開けで、一気に注目を集めた選手がいます。
それが中央大学の将来のエース候補・岡田開成選手です。
出雲駅伝1区での区間賞。
「中央大に、とんでもない1年生(2年生)が出てきたぞ」
駅伝ファンなら、そう感じた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、岡田開成選手がどんな道を歩み、なぜ今これほど強いのかを、じっくり掘り下げていきます。
箱根駅伝をもっと楽しみたい方は、必見です。
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— 栞 (@shiori_chuo) December 20, 2025
🔴 箱根駅伝まであと13日!ꉂꉂ📣
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【2年 岡田開成】#真紅の歴史に新たな1を #中央大学 #中大駅伝 #箱根駅伝2026 pic.twitter.com/NieCR4gzop
岡田開成のプロフィール
名前:岡田 開成(おかだ かいせい)
生年月日:2005年8月30日
出身:大阪府高槻市
身長:174cm
体重:54kg
経歴:高槻市立芝谷中学校→洛南高等学校→中央大学

岡田開成の小学中学時代
岡田開成選手は2005年8月30日生まれ。
出身は大阪府高槻市です。
意外にも、幼少期から無双していたわけではありません。
小学6年生の地元マラソン大会では、本人いわく「すごいボロ負け」。
ここが、すべての原点でした。
「中学校なら勝てるかもしれない」
そう思って陸上部に入ったことが、競技人生の始まりです。
才能は、ここで一気に開花します。
中学3年時、ジュニアオリンピック3000mで全国2位。
全国大会で結果を残し、長距離界に名を知られる存在となりました。
この活躍が、後の名門進学へとつながっていきます。
岡田開成の高校時代
進学先は、駅伝ファンなら誰もが知る洛南高校。
全国高校駅伝の常連校です。
岡田開成選手は1年生からレギュラーに定着。
全国の舞台でも物おじしない走りを見せました。
全国高校駅伝では1年時に準優勝を経験。
インターハイや国体でも安定して上位争いを演じます。
この頃から、
「終盤で落ちない」
「ラストが強い」
という岡田開成選手の特徴が際立ってきました。
派手さよりも、粘り強さ。
このスタイルが、後の大学駅伝で大きな武器になります。
岡田開成の大学時代
2024年、中央大学法学部に進学。
駅伝とトラックの両立を重視した選択でした。
大学入学後は、1年生から即戦力として活躍。
全日本大学駅伝の2区を区間7位で、大学三大駅伝デビューを果たしています。
箱根駅伝では1年目から7区を任され、区間7位。
数字以上に、経験値の高い走りでした。
そして迎えた2025年の出雲駅伝。
1区8kmで23分28秒をマークし、堂々の区間賞。
この一走で、全国の注目を一身に集めることになります。
出雲駅伝1区
— m.s (@ihimorita) October 13, 2025
岡田開成(中大2)23.28区間賞
1000m2.49
2000m5.37(2.48)
3000m8.46(3.09)
4000m11.49(3.03)
5000m14.56(3.07)
6000m17.47(2.51)
7000m20.31(2.44)
8000m23.28
ラスト1キロからのロングスパートで
逃げ切ったのは強すぎました😳😳 pic.twitter.com/AfA9jSwmPH
岡田開成のプレースタイル
岡田開成選手の最大の強み、それは後半でも落ちない持久力です。
スローペースでも我慢でき、ラスト1kmで一気にスパートできる。
駅伝向きの能力を、すでに完成形に近いレベルで持っています。
また、本人のコメントから伝わるのは強烈な向上心。
大学1年時の箱根駅伝で同じ7区を走り、敗れた高校の先輩・佐藤圭汰選手との差を正面から受け止め、
「次の箱根では自分がゲームチェンジャーになる」
と語る姿勢が印象的です。
静かですが、芯はかなり熱い。
そんなタイプのエース候補と言えるでしょう。
佐藤圭汰 (駒澤大)
— 荷物番のアルバム (@NimotsuBanPhoto) January 5, 2025
岡田開成 (中央大)#箱根駅伝 #洛南高校 pic.twitter.com/m6A06n4fTw
岡田開成の自己ベスト
5000m:13分34秒09
10000m:27分37秒06
ハーフマラソン:1時間01分11秒
岡田開成のまとめ
出雲駅伝の区間賞は、決してフロックではありません。
中学から積み重ねてきた努力の結晶です。
✔ 全国2位を経験した中学時代
✔ 名門・洛南で鍛えられた高校時代
✔ 中央大学で一気に花開いた大学時代
すべてが、今につながっています。
これから箱根駅伝でどんな走りを見せてくれるのか。
岡田開成選手の成長から、しばらく目が離せません。
あなたもぜひ、一緒に追いかけてみてください。

