立命館大学のドラフト候補・遠藤翔海投手。
「遠藤 翔海」の名前の読み方は“えんどう かける”
大きな怪我を乗り越え、今秋のリーグ戦で最優秀投手に輝いている左ピッチャーです。
大学4年秋の明治神宮野球大会の関西地区第2代表決定戦では1安打完封勝利でチームを全国大会出場に導いています。
実は遠藤翔海投手、この2日前の試合でも9回1安打の好投を見せていました。
2戦連続で“28人斬り”はプロでもめったに見られない快記録ですね。
今回はそんな遠藤翔海投手の経歴や進路などについて調べてみました。
【大学野球】立命大・遠藤翔海があと2人で完全試合逃す プロ志望届未提出の4年生が明治神宮大会予選で快投#ベースボールポスト
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遠藤翔海のプロフィール
名前:遠藤 翔海(えんどう かける)
生年月日:2003年6月8日
出身:兵庫県朝来市
身長:170cm
体重:77kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:朝来市立和田山中学校→京都共栄学高等学校→立命館大学

遠藤翔海の小中学時代
遠藤翔海投手は兵庫県朝来市の出身です。
小学校2年生の時に和田山ファイターズで軟式野球を始め、その時からピッチャーを務めてきました。
中学校では和田山中学校の軟式野球部に所属。
チームは部員8人だけしかおらず、大会には初心者の助っ人を借りて出場していました。
遠藤翔海の高校時代
高校は京都共栄学園高校に進学しました 。
入学後すぐに頭角を現し、1年夏の京都府大会では早くも背番号13でベンチ入り。
そして、1年秋からはエースとして背番号1を背負い、チームを引っ張る存在となりました。
3年夏の京都府大会は京都府立西城陽(にしじょうよう)高校に7対8で敗退。
高校3年間で甲子園出場はなりませんでした。
遠藤翔海の大学時代
立命館大学に進学後は、2年春にリーグ戦デビュー。
しかし、翌年3月のオープン戦で、左肘の肘頭疲労骨折という大怪我を負ってしまいます。
手術を受けましたが、ボルトを入れたことによる感覚の変化に苦しみ、
「もう野球は絶対できない」
と辞めようと悩むほどでした 。
復帰した3年秋のリーグ戦での登板は2試合のみ。
それでも4年春から先発に定着すると、
秋のリーグ戦では、6試合に登板し、4勝0敗、防御率1.11という驚異的な成績を残し、最優秀投手賞に輝きました。
最優秀投手は立命館大・遠藤翔海(④京都共栄学園)
— κッパ (@DrinkSomething) October 21, 2025
主に2戦目の先発を担い、防御率1.11で4勝負け無しと抜群の安定感を誇り、立命優勝の大黒柱となりました👏👏 pic.twitter.com/quL9rfaj4f
明治神宮大会の出場を懸けた関西地区大学選手権では、エースとしての真価を発揮。
敗ければ引退という敗者復活1回戦で先発すると、9回1死まで完全試合という圧巻の投球を披露しました 。
惜しくも代打の選手にレフト線二塁打を浴び、完全試合とノーヒットノーランは逃しましたが、許した安打はこの1本のみでした(失点1)。
さらに2日後の第2代表決定戦では、1安打無四球で公式戦初完封を達成!
チームを10年ぶり5度目の明治神宮大会出場へと導いています。
【快投】1安打無四球完封で #立命大 を神宮に導いた遠藤翔海投手(4年、京都共栄)。2日前には九回1死までパーフェクト投球、関西地区選手権計18回で被安打2と圧巻でした。
— 稲崎 航一 Koichi Inazaki (@inatchi1) November 4, 2025
元プロ田中総司コーチ直伝のチェンジアップがさえました。#大学野球 #関西地区大学野球選手権 pic.twitter.com/I8KN1SvTBu
遠藤翔海の球速球種
遠藤翔海投手は正確無比なコントロールが武器のサウスポーです。
ストレートの最速は145km/h。
変化球はスライダー、チェンジアップ、ツーシームなど。
遠藤翔海vs小出望那
— SMTN (@BIEGUN320) November 2, 2025
3-0からカウントを戻し最後は外のスライダーで見送り三振 pic.twitter.com/mYq26uk8fi
遠藤翔海の進路
大学卒業後、遠藤翔海投手は社会人で野球を続ける予定です。
「2年後は頑張りたい」
と、2027年のドラフト会議でのプロ入りを目指しています 。
今から2年後が楽しみですね。
遠藤翔海のまとめ
大きな怪我を乗り越え、見事に復活を遂げた遠藤翔海投手。
その強さと粘りは、まさに立命館大学のエースにふさわしい姿でした。
大学最後の舞台となる明治神宮大会では、これまでの努力のすべてをマウンドで表現してほしいですね!


