東邦ガスのドラフト候補・宮下隼輔選手。
大阪桐蔭高校時代から強打者として知られていた愛知県出身の内野手です。
高卒社会人4年目の社会人野球日本選手権大会では、特大の満塁ホームランを放ち、チームを4大会ぶりの準々決勝進出に導いています。
今回はそんな宮下隼輔選手の経歴や出身小学校、中学校などについて調べてみました。
東邦ガス 宮下隼輔が迫力のグランドスラム「プロも諦めてはいない」 – スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/Kxs4E4L6vT
— スポニチ野球記者'25 (@SponichiYakyu) November 7, 2025
宮下隼輔のプロフィール
名前:宮下 隼輔(みやした しゅんすけ)
生年月日:2003年5月9日
出身:愛知県大府市
身長:175cm
体重:95kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:サード兼ショート
家族:父、母、兄
経歴:大府市立吉田小学校→大府市立大府南中学校→大阪桐蔭高等学校→東邦ガス
宮下隼輔の小中学時代
愛知県大府市出身の宮下隼輔選手は、小学時代には東海オーシャンでプレーしました。
小学校6年生の時には、中日ドラゴンズジュニアに選出され、日本一を経験しています。
中学時代は東海中央ボーイズに所属。
中学2年生から学年が一つ上の印出太一選手(現・三菱重工East)を差し置いて4番を任されていました。
中学3年生の時には、全国大会に2度出場。
3年夏にはボーイズ日本代表の一員として世界少年野球大会に出場しています。
ここでも4番を打ち、準優勝に貢献しました。
宮下隼輔の高校時代
中学卒業後は2017年春のセンバツを制し、夏の甲子園でも躍動する姿をテレビで見て憧れ、大阪桐蔭高校に進学しました。
高校では2年夏の大阪府独自大会からベンチ入り。
背番号20ながらサードのスタメンを務め、打率.563を記録してベスト4入りを経験しました。
その後、甲子園高校野球交流試合に7番・サードでスタメン出場し、聖地デビューを果たしています。
2年秋の新チームではレギュラーを掴むと、打率.417、本塁打4本、12打点の大活躍で、大阪府大会優勝、近畿大会準優勝。
近畿大会準決勝ではプロ注目の長身右腕、天理高校の達孝太投手(現・日本ハム)から勝ち越しのスリーランホームランを放っていました。
大阪桐蔭、来春センバツ確実に ドラゴンズジュニアで日本一経験の宮下隼輔がプロ注目193センチの天理・達撃ち勝ち越し3ラン(中日スポ…
— THE WORLD NEWS (@news_type_c) October 25, 2020
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翌3年春のセンバツには3番・サードで出場し、4打数1安打の成績で、1回戦敗退。
3年夏の大会直前に、守備練習中に飛び込んで左ひざの後十字靱帯を部分断裂する怪我を負ってしまいます。
その影響もあり、夏の大阪府大会では打率.167と振るわず。
しかし、チームが優勝して臨んだ甲子園では、2試合で7打数3安打3打点と奮闘を見せました。
第103回高校野球選手権大会
— むっちゃん (@mucchan70) August 22, 2021
🗓8/23(月)[第10日]第1試合
⚾️2回戦
1回表終了
大阪桐蔭
3
近江
大阪桐蔭
二死満塁 宮下隼輔選手 レフト左への走者一掃先制タイムリースリーベース#バーチャル高校野球 pic.twitter.com/mYUnNqotYo
大阪桐蔭高校の同期のチームメイトには松浦慶斗投手(現・日本ハム)、池田陵真選手(現・オリックス)、花田旭選手(現・中日)、繁永晟選手(現・東北楽天)らがいました。
宮下隼輔の社会人時代
高校卒業後、宮下隼輔選手は社会人野球の強豪・東邦ガスに入社しました。
入社後、怪我で1年を棒に振った時期もありましたが、トレーニングを重ねて中軸を打てる実力をつけました。
東邦ガスの宇津野純一監督も
「実力でうちのクリーンアップをつかみとった」
と高く評価していますね。
社会人4年目を迎えた2025年は打順を3番に固定され、チームの精神的支柱となっています。
昨冬から食事の量と回数を増やし、約13キロの増量に成功。
これにより、「打球の質が変わった」と手応えを感じており、長打力が大きく伸びました。
もともと守っていたショートからサードへのコンバートも、打撃への意識向上につながっているようです。
そして、2025年11月の社会人野球日本選手権大会2回戦(対明治安田戦)では、1点ビハインドの3回無死満塁の場面で初球のチェンジアップをフルスイングし、逆転満塁本塁打をレフトスタンドへ運んでいました。
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— 毎日新聞LIVE (@mainichi_live) November 7, 2025
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東邦ガスの宮下隼輔が逆転満塁アーチ🌈
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宮下隼輔のまとめ
宮下隼輔選手は、
小学時代にドラゴンズジュニアで日本一、
中学時代に世界大会を経験し、
高校時代は大阪桐蔭で主軸を担うなど、常に高いレベルでプレーしてきました。
社会人野球での大飛躍を遂げた現在も、
「プロの調査書は届かなかったけど、諦めてはいない」
と、プロ入りへの強い思いを胸に努力を続けています。
社会人野球で磨かれたパワーと技術を武器に、宮下隼輔選手がプロの舞台で輝く日も、そう遠くないかもしれませんね!

