青山学院大学のドラフト候補・小田康一郎選手。
天才的なバッティングセンスを持つ左打ちの内野手です。
また弟もプロ注目選手とのこと。
そこで今回は小田康一郎選手の経歴や家族について調べてみました。
センター前ヒット!2ランホームラン!
— なっきー (@2896Nakky) June 13, 2025
去年、怪我で四冠達成のグラウンドに立ち会えず、複雑な気持ちをYouTubeで語ってた小田康一郎くん(中京-青山学院大④)
活躍がとても嬉しい🥹#青山学院大 #小田康一郎 pic.twitter.com/HYEsAv0heX
〜もくじ〜
小田康一郎のプロフィール
名前:小田 康一郎(おだ こういちろう)
生年月日:2003年8月15日
出身:東京都八王子市
身長:173cm
体重:85kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ファースト兼セカンド兼サード
経歴:八王子市立上壱分方小学校→八王子市立四谷中学校→中京高等学校→青山学院大学

小田康一郎の父
小田康一郎選手の父・小田康彦さんは八王子リトルの監督です。
八王子リトルは学年ごとに「メジャー(5、6年生)」、「マイナー(3、4年生)」、「ジュニア(年長、1、2年生)」に別れていますが、
小田康彦さんはジュニアチームの監督をされています。
右利きの小田康一郎選手は小学校入学前に父に言われて左打ちに転向しました。
やはり小さい頃から英才教育を受けていたんでしょうね。
小田康一郎の弟・小田健二郎
小田康一郎選手は6人きょうだいの長男で、姉が4人、弟が1人います。
そのうち1学年下の弟は東京情報大学野球部の小田健二郎選手です。
小田健二郎選手は兄と同じ左打ちの内野手。
大学では1年生からレギュラーとして活躍されています。
昨年秋には打率.370をマークし、ベストナインを受賞しました。
来年は小田健二郎選手がドラフト候補として注目されると思いますね。
小田康一郎の小中学時代
小田康一郎選手は幼稚園年長から弟と一緒に八王子リトルで野球を始めています。
中学時代は八王子シニアでプレー。
八王子シニアは3学年で約100名もいる大所帯のチームです。
その中で、小田康一郎選手はエース兼4番打者として活躍!
3年時に行われたリトルシニア関東連盟夏季大会では初優勝に大きく貢献し、個人でもピッチャー部門のベストナインに選出されていました。
シニア関東夏季大会表彰選手②
— ふみふみ (@89fumi315) June 24, 2018
ベストナイン
投:小田康一郎(八王子)
捕:小松稜平(八王子)
一:山岡航大(江戸川中央)
二:尾瀬雄大(武蔵府中)
三:中澤空芽(東練馬)
遊:田村康介(東練馬)
外:井坪朝陽(八王子)、垂水宥人(東練馬)、安達大和(江戸川中央)
おめでとう🎊⤴︎⤴︎ pic.twitter.com/Ukzi0obTqD
小田康一郎の高校時代
中学卒業後は、岐阜県にある中京高校に進学。
1年夏の岐阜県大会では背番号20ながら、6番・サードで出場。
19打数12安打7打点、打率.632の大活躍で、3年ぶりの甲子園出場に貢献しました。
続く甲子園からは背番号5を付け、全4試合に5番・サードで出場。
12打数4安打2打点の成績で、ベスト4入りを果たしています。
中京学院大中京の小田 康一郎君が好きすぎてヤバイ。明日の星稜戦ぜひ見るべき 実力も一年生とは思えない #高校野球 #中京 #小田康一郎 pic.twitter.com/K2ARcJd0ZV
— あすか🐹 (@asu34ka14) August 19, 2019
その後、
1年秋の岐阜県大会は2回戦敗退、
2年夏の岐阜県独自大会は準優勝、
2年秋の岐阜県大会はベスト4、
3年夏の岐阜県大会は初戦敗退、
で甲子園出場はなりませんでした。
小田康一郎の大学時代
青山学院大学に進学後は1年春から指名打者としてリーグ戦に出場すると、いきなり3割を超える打率をマークしています。
2年春からはファーストを守り、2年春、3年秋、4年春にベストナインを受賞。
3年秋には右有鉤骨骨折というアクシデントに見舞われます。
4年春に復帰すると、夏には大学日本代表に選出され、日米大学野球選手権に出場しました。
小田康一郎君完璧な一発‼︎
— 次世代の逸材発掘/Bullpen Watcher (@LF1NextPlayers1) July 4, 2025
同点弾をライトスタンドへぶち込む‼︎‼︎‼︎#小田康一郎 #大学日本代表 pic.twitter.com/X64Gl020C2
また全国大会には2年春から5季連続で出場中。
3年時と4年時の全日本大学野球選手権、3年時の明治神宮大会では日本一を達成しています。
※3年時の明治神宮大会は怪我のため不出場。
小田康一郎の守備
大学ではすばらしい成績を残している小田康一郎選手ですが、いまいちスカウトの評価が上がりにくい理由の一つに、ファーストでしか公式戦に出場していない、というのがあります。
外国人選手と競うことの多いファーストだと、どうしてもドラフトでは上位指名されにくいですね。
小田康一郎選手はファースト以外守れないのでしょうか。
実は小田康一郎選手はファーストだけでなく、セカンド、サード、さらには外野まで守れます。
それなのにファーストを守っているのは、青山学院大学の安藤監督がファーストに守備のいい選手を置きたい、というこだわりのためです。
「僕はどうしてもファースト守備へのこだわりがあって、勝つために小田を使っています。実際に彼の守備で勝った試合が何回もあるんです。セカンド、サードも十分にできますし、外野だって守れます。本来はショート以外ならどこでも守れる選手なんです」
ドラフト戦線の隠れた実力者が青学大にいる! 即戦力になれる逸材の天才スラッガー・小田康一郎
本人もファースト以外で出場したい、と言う希望を持っていますが、チームを優先してファーストで出場しています。
しかも小田康一郎選手は高校時代にはピッチャーとして148km/hをマークしたことがある強肩で、足も3年秋のリーグ戦では9試合で5盗塁を記録しており、俊足です。
プロではファースト以外を守る小田康一郎選手が見られそうですね。
小田康一郎のスカウト評価
広島・高山健一スカウト
「各球団上位に絡んで来る可能性がある。勝負強いバッティングが期待できる。それぐらい評価が高いということ」
広島・高山スカウト
「勝負強さがある。先週よりもボールに対して角度をつけてバットが出ていた」
巨人・水野編成本部長代理スカウト担当
「いい打撃をしている。長打力もある」
巨人・円谷英俊スカウト
「走攻守において野球センスを感じる」
「センスがある。打撃はうまさも強さもあって、穴がない」
オリックス・岡崎スカウト
「左投手の肩口の球を一発で仕留めたことは素晴らしい」
DeNA・稲嶺スカウト
「長打力が魅力で、勝負強さがある」
ロッテ・榎アマスカウトディレクター
「広角に長打も打てるいいバッター。どの球種にも対応する能力がある」
小田康一郎のまとめ
青山学院大学で圧倒的な打撃センスを発揮している小田康一郎選手。
勝負強さと広角に打ち分けるバッティングは、まさに“天才打者”の名にふさわしい実力です。
守備面でもファーストだけでなく複数ポジションをこなせる器用さがあり、
チームのためにどんな役割でも全力で取り組む姿勢も高く評価されています。
大学の先輩である西川史礁選手(ロッテ)と佐々木泰選手(広島)に続いての、
ドラフト1位指名の可能性も十分にあると思いますね!
