中学時代に全国中学陸上で優勝し、中学新記録まで樹立。
高校ではU20アジア選手権優勝、全国高校駅伝区間賞、そして5000m13分27秒(高校歴代3位)。
福島県・学法石川高校のエース・増子陽太(ましこ ようた)選手の勢いが止まりません。
この記事では、そんな増子陽太選手の
・プロフィールや経歴
・小中学時代の成長ストーリー
・高校での活躍と記録まとめ
・気になる進路(早稲田?東洋?)予想
をわかりやすくまとめました。
中学トップから高校トップへ、そして次は大学駅伝の世界へ。
「箱根駅伝で走る姿が見たい!」という期待が高まる注目ランナーの現在地と未来を、データと実績ベースで丁寧に解説します。
増子陽太選手を詳しく知りたい方、進路情報が気になる方はぜひ読み進めてみてください!
日体大記録会では学法石川高の増子陽太選手が日本人高校歴代3位の13分27秒26をマーク!
— 陸上&駅伝情報@サンスポ (@sanspo_rikujo) November 16, 2025
この後遅くなりますが、記事を出していきます!#日体大記録会 pic.twitter.com/mvAM5n6vf1
増子陽太のプロフィール
名前:増子 陽太(ましこ ようた)
生年月日:2007年8月3日
出身:福島県鏡石町
経歴:鏡石町立鏡石中学校→学校法人石川高等学校

増子陽太の小中学時代
増子陽太選手が陸上を始めたのは、小学校2年生のとき。
地元福島県鏡石町の「かがみいしスポーツクラブ」で競技に触れ、ここで走力の基礎を築きました。
小学校6年生になると全国小学生クロスカントリーリレー研修大会に出場。
4区を任され、50人中8位という好成績を残すなど、すでに全国レベルで頭角を現していました。
その後、鏡石町立鏡石中学校に進学。
中学1・2年時は大会機会に恵まれない時期もありましたが、中学3年生で一気に全国トップクラスへと成長します。
3000mでは
・県中長距離記録会 1位(8分24秒81)
・全日本中学陸上3000m 優勝(8分18秒49)
・とちぎ国体 3位(8分11秒42/中学新)
さらに1500mでも県中学通信陸上大会で3分56秒24という県中学新記録を樹立するなど、圧倒的な結果を残しました。
駅伝でも力を発揮し、
・福島県中学校駅伝 区間賞
・ふくしま駅伝 3区区間賞
・全国都道府県駅伝6区区間賞
とロードでも無類の強さを発揮。
中学時代の走りは「全国トップレベル」そのもので、長距離界の未来を担う存在として大きな注目が集まりました。
#全中陸上
— 陸マガ(陸上競技マガジン) (@rikumaga) August 19, 2022
地元福島で中学記録保持者の増子陽太(鏡石中3年・福島)が男子3000mで貫禄の優勝を果たしました。その増子と戦うために3000mを舞台に選んだ新妻兄弟、昨年入賞の奥野、中学歴代2位の菅野らタレントがそろい、5位までが大会新の好レースとなりました。https://t.co/blHSEeKW0k pic.twitter.com/4uTzRrQRwE
増子陽太の高校時代
中学卒業後は、福島県屈指の強豪・学法石川高校へ進学。
早々に主力として期待される存在となり、高校1年目から驚異的な記録を連発しました。
【高校1年】
・東北高校総体 5000m 4位(高1歴代4位)
・鹿児島国体 少年B3000m 優勝(8分5秒32)
・日体大記録会 5000m 13分54秒16(高1歴代2位)
・全国高校駅伝 1区区間5位
次々と高校歴代ランキングを塗り替える走りで、トラックでも駅伝でも強さを証明しました。
【高校2年】
・U20アジア選手権3000m 優勝
・伊那駅伝 2区区間賞&16人抜き
・福島県高校駅伝 区間賞
・全国高校駅伝 3区区間4位
極めてタフな展開にも対応し、ロードとトラック両方で実力を発揮。
インターハイは欠場となりましたが、その中でも国際舞台でタイトルを獲得しています。
【高校3年】
インターハイこそ怪我の影響で出場を逃しましたが、日体大長距離競技会の5000mでは高校歴代3位となる13分27秒26をマークしました。
学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) November 16, 2025
増子は先月の福島県高校駅伝で1区(10km)を独走しながら28分20秒で走破している。#全国高校駅伝#増子陽太#栗村凌
|月陸Online https://t.co/VjOzKzdhmg
さらに福島県高校駅伝では1区で区間新記録を樹立。
その成長曲線は止まる気配がなく、大学世代でも主役級の走りが期待されています。
増子陽太の進路
増子陽太選手は箱根駅伝への出場を目標としており、そのため大学は関東の強豪校への進学が濃厚と見られています。
出身校の学法石川高校からは、早稲田大学や東洋大学をはじめ、中央大学、青山学院大学、日本体育大学など箱根常連校へ多くの選手が進んできました。
特に早稲田大学と東洋大学とのつながりは深く、進路面でも注目度が高い状況です。
その中でも早稲田大学が有力候補として名前が挙がっています。理由としては以下のような点が挙げられます。
・学法石川出身選手が早稲田で結果を残した実績
・トラック競技にも強い早稲田の育成方針
・将来を見据えた進学判断ができるタイプであること
・大学卒業後のキャリアの広がり
これらの相性面を踏まえても、増子選手にフィットする環境として高く評価されています。
一方で、東洋大学については、同じように中学・高校で全国クラスの実績を持つ選手が、大学で伸び悩んだ例があることから慎重に検討されているという見方もあり、現状では早稲田大学が一歩リードしている印象です。
ただし、大学進学は競技人生において大きな選択の場面。
東洋大学・早稲田大学以外の選択肢も十分に考えられ、本人の意志が最優先であることは間違いありません。
いずれにしても、箱根駅伝の舞台が目標である以上、関東の名門校に進む可能性が極めて高いといえます。
西脇工業の新妻遼己選手、鳥取城北の本田桜二郎選手にも早稲田大学への進学の噂がありますね。
新妻遼己選手についてはこちらを→新妻遼己の進路は早稲田?兄弟もすごい!出身中学や進路は?
本田桜二郎選手についてはこちらを→本田桜二郎の進路は早稲田大学?兄弟もすごい?出身中学や自己ベストは?
増子陽太の自己ベスト
2000m:05分10秒47 高校歴代1位
3000m:08分05秒32
5000m:13分27秒26 高校歴代3位
増子陽太のまとめ
・小学校2年生で陸上を始め、全国小学生クロカンで好走
・鏡石中学では全国優勝&中学新記録を樹立し、日本の中距離界トップへ
・学法石川高校では1年目から快進撃
→国際タイトル
→駅伝区間賞多数
→5000m13分27秒台(高3で高校歴代3位)など
・進路は箱根駅伝を見据え関東大学が有力
中学で全国トップ、高校で全国屈指の存在となり、次はいよいよ大学駅伝の舞台へ。
完成度の高いスピードと粘り、ロード適性、勝負強さを兼ね備えた増子陽太選手は、大学でも間違いなく中心選手となるでしょう。
これからどんな進路を選ぶのか、そして箱根駅伝でどんな走りを見せてくれるのか。
将来の日本長距離界を担う存在として、今後の活躍から目が離せません!

