今年の箱根駅伝予選会で、ひときわ存在感を放った選手がいました。
中央学院大学の主将・近田陽路(こんだ ひろ)選手です。
チームを18年ぶりの予選会1位通過へ導き、個人でも日本人トップ。
数字以上に「強さ」を感じた人も多いのではないでしょうか。
なぜ近田陽路選手は、ここまで成長したのか。
そして、なぜチームから信頼される主将になれたのか。
この記事では、近田陽路選手の原点から現在までを、丁寧にたどっていきます。
読み終えた頃には、きっと箱根本戦がもっと楽しみになるはずです。
🎊近田陽路選手(法4)が日本人トップ🥇#箱根駅伝 予選会で本学駅伝部主将の近田陽路選手(法4)が1時間02分04秒で日本人1位(総合7位)でゴールをいたしました🥳㊗️
— 中央学院大学 (@chuogakuinuniv) October 18, 2025
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近田陽路のプロフィール
名前:近田 陽路(こんだ ひろ)
生年月日:2003年12月3日
出身:愛知県豊川市
身長:181cm
体重:56kg
経歴:豊橋市立羽田中学校→豊川高等学校→中央学院大学
近田陽路の小学中学時代
近田陽路選手が陸上を始めたのは、小学1年生の頃でした。
低学年時の長距離走優勝が、競技人生のスタートになります。
その後は、地元・愛知県の名門クラブ・TTランナーズで本格的に練習。
TTランナーズは吉居大和選手や近藤幸太郎選手らを輩出した名クラブです。
近田陽路選手の同期にも吉居駿恭選手(現・中央大学)がいました。
吉居駿恭選手についてはこちらを→吉居駿恭の進路はトヨタ!彼女や父母は?兄弟についても!
「ランフェスin豊橋」(@ttt_ttt2020 )での1枚
— 【公式】東愛知新聞Web@豊橋・豊川・蒲郡・田原・奥三河 (@Higasiaichinews) January 6, 2024
豊橋市の陸上教室「TTランナーズ」仲井雅弘代表と、かつての教え子たち
㊧近田陽路(中央学院大②)
浅井皓貴(順天堂大③)
近藤幸太郎(SGH)
㊨吉居駿恭(中大②)
後日、取材記事を出すのでお楽しみに!#箱根駅伝#ニューイヤー駅伝2024 pic.twitter.com/4YbWMJleu8
中学は豊橋市立羽田中学校に進学。
この頃から安定した走りを見せていました。
主な中学時代の成績はこちらです。
・愛知県中学校駅伝(2017年)2区 8位・9分39秒
・愛知県中学校駅伝(2018年)1区 8位・9分33秒
・新城マラソン大会(2019年)中学生5km 優勝・16分59秒
全国中学生クロスカントリーにも出場。
全国レベルの経験が、後の土台となりました。
派手さはありませんが、着実。
この頃から「コツコツ型」の片鱗が見えていたように感じます。
近田陽路の高校時代
高校は、スポーツ強豪として知られる豊川高校へ進学します。
駅伝や水泳など、全国区の部活動がそろう環境でした。
ただし、高校時代の近田陽路選手は、絶対的エースではありません。
チーム内では4~5番手という立ち位置でした。
それでも、駅伝では確実に役割を果たします。
・愛知県高校駅伝(2020年)6区 2位・14分35秒
・全国高校駅伝(2020年)7区 15位・14分43秒
・全国高校駅伝(2021年)3区 33位・25分06秒
結果だけ見ると、突出した存在ではありません。
しかし、この「伸びしろ」こそが大学で花開くことになります。
豊川 近田陽路➡️中央学院大学
— chencolleen (@chencolleen2003) December 4, 2021
2020高校駅伝
7区15位 pic.twitter.com/0Y415YFgr1
近田陽路の大学時代
近田陽路選手が進学したのは中央学院大学。
ここで、陸上人生の転機を迎えます。
大きな存在だったのが、1学年上のエース吉田礼志選手(現・Honda)です。
背中で示す姿勢に、強く影響を受けました。
大学2年時の箱根駅伝では9区を担当。
しかし脱水症状で区間23位と、悔しい結果に終わります。
3年時は10区で区間11位。
前回より順位は上がりましたが、それでも、目標だったシード権獲得には届きませんでした。
「箱根での借りは、箱根で返す」
そう決意した近田陽路選手は、基礎から自分を作り直します。
ジョグは70分から90分へ。距離も20kmに増加。
努力は、確実に結果へつながりました。
そして4年生。
主将として迎えた箱根駅伝予選会で、日本人トップの快走を見せます。
まさに、大学4年間の集大成でした。
【箱根駅伝】中央学院大・近田陽路、予選会日本選手トップ快走 シードへ“名に懸けて”ヒーローになる#箱根駅伝
— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) December 16, 2025
記事はこちら▼https://t.co/rnzdOPfBnI
近田陽路のプレースタイル
近田陽路選手の強みは、後半の粘りと冷静さです。
特にラスト5kmでペースを上げる力は、予選会でも際立っていました。
フォーム面では、上り対策としてピッチ走法からストライド走法へ変更。
映像での確認を重ね、弱点を克服しています。
また、主将としての評価も非常に高いです。
「当たり前のことを当たり前にやる」
あいさつ、時間厳守、掃除。
学生として大切な部分を、自然にチームへ浸透させました。
川崎勇二監督も
「選手としても人間としても成長した」
と高く評価していますね。
派手な言葉は少ない。
それでも、背中で引っ張る主将です。
近田陽路の自己ベスト
5000m:13分58秒19
10000m:28分32秒54
ハーフマラソン:1時間00分45秒
近田陽路の進路
近田陽路選手の走りを見て、進路が気になった方も多いはずです。
近田陽路選手は、大学卒業後も実業団で陸上を続ける意向を示しています。
競技を続ける覚悟は、すでに固まっているようです。
ただし、現時点では、所属する実業団チーム名までは公表されていません。
ハーフマラソンで1時間2分前後。
予選会で安定した走りを見せる力。
即戦力として評価されても、まったく不思議ではありません。
また、近田陽路選手の強みは記録だけではありません。
主将としてチームをまとめてきた経験。
コツコツ努力を重ねる姿勢。
実業団が重視する「人間性」の面でも、高い評価を受ける存在です。
どのチームを選ぶのか。
それとも、縁を大切にした決断をするのか。
近田陽路選手の進路がわかりましたら、改め追記させていただきますね。
近田陽路のまとめ
近田陽路選手は、決して早熟な天才ではありません。
努力を積み重ね、大学で大きく飛躍したランナーです。
大学最後の箱根駅伝でどのような走りを見せてくれるのか、今から楽しみですね!
