日本高校女子長距離界に、また一人“本物”のスターが誕生しました。
京都・立命館宇治高校の芦田和佳(あしだ のどか)選手です。
3000mで日本人高校生史上3人目となる「8分台」を記録し、滋賀国スポでは全国制覇!
インターハイでも1500m・3000mの2種目で入賞を果たしており、まさに高校3年で才能が一気に開花しました。
この記事では、芦田和佳選手のwiki風プロフィールをはじめ、出身中学や高校までの経歴、驚異的な自己ベスト、そして注目される進路までを、時系列でわかりやすくまとめています。
「なぜここまで急成長したのか?」
「次はどこへ進むのか?」
日本女子長距離界の未来を担う逸材・芦田和佳選手の素顔と強さの理由に迫ります。
#滋賀国スポ
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) October 7, 2025
少年女子A3000m
🥇芦田和佳(京都・立命館宇治高)9分02秒90
インターハイ日本人トップの芦田が、スタートから先頭を譲らず優勝✨
🥈川上南海(長野・長野東高)9分04秒22
🥉池野絵莉(兵庫・須磨学園高)9分04秒37 pic.twitter.com/5pwt6odSIt
〜もくじ〜
芦田和佳のプロフィール
名前:芦田 和佳(あしだ のどか)
生年月日:2007年度生まれ
出身:京都府城陽市
経歴:城陽市立城陽中学校→立命館宇治高等学校

日本人高校生で3人目の「8分台」と国スポ優勝
芦田和佳選手は近畿インターハイでは高校記録保持者の久保凛選手と競り合い、高校歴代3位となる4分12秒48という凄まじいタイムを記録しています。
歴史に名を刻んだインターハイ
彼女の名前を全国に轟かせたのが1500mと3000mの2種目で出場した7月の広島インターハイです。
1500mで4位入賞を果たすと、
3000mでは8分59秒45の好タイムで、日本人トップの3位に入賞!
インターハイでの日本人8分台は、あの髙松智美ムセンビ選手、田中希実選手に続く史上3人目の快挙でした。
全国制覇!国スポでの圧巻の走り
そして2025年10月の滋賀国スポ。
各都道府県のエースが集う3000m決勝で、芦田和佳選手は9分02秒90をマークし、見事優勝を飾りました。
レースはラスト1周で10人以上がひしめく混戦でしたが、鐘とともにスパートをかけて後続を一気に突き放す「横綱相撲」を見せつけました。
芦田和佳の経歴
ここからは、彼女の物語を時系列で追ってみましょう。
中学~高校2年:着実な成長
芦田和佳選手は京都の城陽中学校から、駅伝の強豪・立命館宇治高校へ進学。
1年時から「全国高校駅伝(都大路)」のメンバーに選ばれ、3区で区間賞を獲得するなど、駅伝での強さは早くから見せていました。
しかし、トラック競技(1500mや3000m)の個人種目では、2年生まで全国インターハイの舞台には立てていませんでした。
高校3年:才能が爆発した「伝説の1年」
2025年、3年生になった芦田和佳選手は一変します。
• 春~夏: インターハイ京都予選を圧勝し、近畿大会、全国大会と快進撃を続けます。
特に全国インターハイでは1500mで4位、3000mで3位とダブル入賞を果たしました。
ジェプコエチ3000mV 1500m含め2年連続2冠 3位芦田和佳が高校歴代7位の8分59秒45/#広島IH
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) July 28, 2025
インターハイでの日本人選手8分台は、髙松智美ムセンビと田中希実に続く史上3人目。1500mとの2種目入賞を成し遂げた。#芦田和佳
|月陸Online https://t.co/rI89an3xrc
• 秋~冬: 勢いは止まらず、国スポで優勝。
滋賀国スポ3000m
— m.s (@ihimorita) October 7, 2025
🥇芦田和佳(立命館宇治3)9.02.90
1000m3.00
2000m6.07
スローペースではないのにラスト1周まで11人も先頭集団にいて11位で9.09.11は
過去最高レベルかもしれないですね…
その中で芦田さんがラスト1周64秒は強い😳😳 pic.twitter.com/sNga8Uijwb
さらに11月の高校駅伝京都大会、近畿大会ともに1区で区間賞を獲得し、エースとしてチームを牽引しています。
まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」とはこのことですね!
芦田和佳の自己ベスト
800m:2分14秒77
1500m:4分12秒48
3000m:8分59秒45
芦田和佳の進路
芦田和佳選手はまだ高校卒業の進路を明らかにされていません。
立命館宇治高校の陸上部からは系列の立命館大学に進学する選手が多いですね。
ですので芦田和佳選手も先輩たちのいる立命館大学に進学する可能性が高いのではないでしょうか。
芦田和佳選手の進路に関しては何かわかりましたら、改めて追記させていただきますね。
芦田和佳のまとめ
高校3年生にして日本高校長距離界のトップに躍り出た芦田和佳選手。
「久保凛さえいなければ現高校生最強」という評価もあるほど、その実力は本物です。
本人はインターハイ後に
「通過点だと思って、これからも一生懸命取り組んでいきたい」
と語っており、将来、日本の陸上界を背負う存在になることは間違いありません。
今後、大学や実業団でどのような走りを見せてくれるのか、これからの芦田和佳選手から目が離せませんね!

