聖カタリナ高校野球部の浮田宏行監督。
現役時代は、松山商業高校、創価大学、プリンスホテルで強打者として活躍されていました。
現役引退後は主に実業家として活動されており、指導者の経験はほとんどありませんでしたが、聖カタリナ高校の監督に就任するとわずか1年半で甲子園出場に導いています。
浮田監督、思い切ってやってくださいな
— Ma_Ko (@MaKo6116) August 9, 2024
実業家から高校野球監督に転身わずか1年半で甲子園出場!不祥事でボロボロだった聖カタリナを再生させた男の「経営手腕」と「野球王国復活への情熱」 https://t.co/tWwJ8Cf16O
浮田宏行のプロフィール
名前:浮田 宏行(うきた ひろゆき)
生年月日:1971年生まれ
出身:愛媛県
経歴:松山商業高校→創価大学→プリンスホテル
浮田宏行の現役時代
浮田宏行監督は古豪・松山商業高校の出身です。
高校時代は内野手としてプレーし、甲子園には2年生の夏に出場しています。
高校卒業後は創価大学に進学。
大学でキャッチャーに転向すると、3年秋のリーグ戦では打率.405、3本塁打、14打点の好成績で、最多本塁打とベストナインのタイトルを受賞されていました。
大学卒業後は社会人野球のプリンスホテルでプレー。
後にプロに進む小林幹英投手、土肥義弘投手、星野智樹投手、大沼幸二投手、伊達昌司投手、長崎伸一投手たちとバッテリーを組み、主力として活躍!
都市対抗東京代表決定戦では3本塁打を放ったこともありました。
浮田宏行の現役引退後
浮田宏行監督は2000年にチームの解散を受けて地元・松山市に戻り、実業家に転身。
家業の携帯電話販売店を継ぎ、カフェ事業を立ち上げるなど経営者として活動する一方で、民放のラジオやテレビで高校野球の解説を約20年間、担当されていました。
中学硬式松山市選抜チームの台湾遠征で指揮を執った経験はあったものの、
「高校野球監督の興味は全くなかった」
と言う浮田宏行監督でしたが、聖カタリナ学園からのオファーを受け、2023年2月に監督に就任。
当時の聖カタリナ学園野球部は2022年6月に2年生が1年生に集団暴行を行うという不祥事により、実質指導者不在の状況にありました。
聖カタリナ学園の越智良平前監督についてはこちらを→越智良平(聖カタリナ監督)の経歴や嫁は?暴力事件で謹慎?宇和島東や早稲田大学時代は?
浮田宏行監督は部員の大半が暮らす寮で寝泊まりして指導に当たたり、チームの立て直しを図ります。
その結果、就任2年目の夏の愛媛県大会では優勝し、初の甲子園出場を果たしました。
聖カタリナ高校
— 金森潤熙|唯一無二の野球道 大谷翔平 (@MLB_Connection) July 30, 2024
浮田監督インタビュー
「我が野球部は
2年前に不祥事を起こしました…」
○就任1年目
愛媛県大会ベスト4
河内投手 オリックス
ドラフト2位指名
○就任2年目
新入部員募集停止
ノーシードから
2024夏の甲子園
愛媛県予選 優勝
「苦労は尽きなかったと思います」… pic.twitter.com/abbFnuWNzz
浮田宏行の主な教え子
河内康介
投手/右投げ右打ち
オリックス・バファローズ2023年ドラフト2位。
河内康介(聖カタリナ)は不祥事乗り越えドラフト候補に!出身中学や球速球種は?
浮田宏行のまとめ
監督として初めて臨む甲子園について、浮田宏行監督は
「甲子園での勝利は、技術的にも人間的にももっと成長させてくれるはず。1戦でも多く勝ち進み、大きく成長していく部員の姿を楽しみにしている」
と話されています。
新しく生まれ変わった聖カタリナ学園がどこまで勝ち進んでいけるのか、浮田宏行監督の手腕に注目ですね!