横浜隼人高校のドラフト候補・沼井伶穏投手。
沼井伶穏投手は最速150km/hのストレートを投げるハーフのピッチャーです。
3年夏の神奈川県大会の初戦には11球団のスカウト36人のスカウトが視察に訪れていました。
そんな沼井伶穏投手がプロ入りを目指す理由が泣ける、と話題になっていますね。
今回は沼井伶穏投手の経歴や家族、プロ入りを目指す理由について調べてみました。
横浜隼人、沼井投手は「自分より力が上だと思っている鈴木投手に投げ勝つことができてうれしい」。横浜創学館、鈴木投手は「悔しいが沼井投手と投げ合えてよかった」と。試合後は抱き合って互いを称えていました。 https://t.co/yDOa4smwHd
— 神奈川新聞高校野球 (@kanaloco_100) July 16, 2024
沼井伶穏のプロフィール
名前:沼井 伶穏(ぬまい れおん)
生年月日:2006年7月16日
出身:神奈川県横浜市
身長:186cm
体重:82kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:横浜市立谷本中学校→横浜隼人高等学校
沼井伶穏の父母
沼井伶穏投手のお父さんはナイジェリア人で、お母さんは日本人です。
お父さんのフライデー・カヨデさんは元サッカー選手で、身長は193cmもあります。
現在、沼井伶穏投手はお父さんとは一緒に暮しておらず、3年夏の神奈川県大会の1回戦の後に会ったのが、5年ぶりの再会でした。
またお母さんの愛さんは看護師で、若い頃は剣道をされていました。
看護師という職業柄、夜勤で家を空けることもありますが、沼井伶穏投手との仲はとてもいいそうです。
看護師でもある母は夜勤で家を空けることもある。それでも、毎日欠かさずLINE(ライン)を続け「反抗期もなかったですし、友達みたいな感じでやりとりしています」と愛さん。
横浜隼人のプロ注目150キロ右腕・沼井伶穏の覚悟 完投勝利後は大好きな母へウイニングボールプレゼント
沼井伶穏の小中学時代
沼井伶穏投手は小学生から青葉ドリームスで野球を始めています。
またお母さんの影響で、小学生の頃は剣道をされて、都大会でベスト8入りしたこともありました。
しかし、小学6年生の時に野球でプロを目指す、と決意した時に剣道はやめられています。
ちなみに今年のドラフト候補の桐光学園の森駿太選手とは幼なじみだそうです。
「力と力の勝負を楽しみたい」
— 神奈川新聞高校野球 (@kanaloco_100) July 6, 2024
高校通算48本塁打の桐光学園・森選手と最速150キロ右腕の横浜隼人・沼井投手は小学生時代からの幼なじみ!
再会に笑顔でした😁
プロ注目の両選手の対戦が実現するなら準決勝です。https://t.co/hDWMrvIcEH
中学時代は強豪の中本牧シニアに所属。
中学3年生からピッチャーを始め、3年春にはリトルシニア全国選抜野球大会に出場していました。
沼井伶穏の高校時代
中学卒業後は横浜隼人高校に進学。
高校では2年春からベンチ入り。
2年夏の神奈川県大会では3回戦の山北高校戦で先発し、4回1/3を無失点の好投を見せていました。
2年秋の神川県大会はリリーフで1試合のみの出場で、4回戦敗退。
3年春から背番号1を背負います。
3年春の神奈川県大会初戦・平塚学園戦では完投し、1失点に抑えましたが、試合は1対2で惜しくも敗れていました。
横浜隼人・沼井、完成度高く150キロ 「力を抜く練習に一番の重き」 高校野球神奈川大会 4回戦 | カナロコ by 神奈川新聞 https://t.co/taBrTq66HQ
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沼井伶穏のプレースタイル
沼井伶穏投手は将来性を高く評価されている大型ピッチャーです。
ストレートの最速は150km/h。
変化球はカーブ、スライダー、スプリットなど。
憧れの投手はパドレスのダルビッシュ有投手。
横浜隼人1-0平塚学園(5回終了)
— 西尾典文 (@Norifumi_Nishio) April 7, 2024
横浜隼人が3回に相手のエラーで先制。
先発の沼井(3年)は被安打2、四死球0、4奪三振で無失点。マイガンの最速は145。ストレートはほとんどが140以上。 pic.twitter.com/UgdjPC7xyK
沼井伶穏の進路
沼井伶穏投手はすでに高卒でプロを目指すことを明らかにされています。
実は沼井伶穏投手の夢は
「アフリカの難民の子に水道を作ってあげること」
なんだそうです。
「アフリカには難民の子もたくさんいて、汚い水を飲んで死んじゃう子も多いと聞いたことがあります。なんとかきれいな水を飲ませてあげることはできないのかなって。自分でそれをサポートするために、いつかメジャーリーグで活躍してお金を稼ぎたいなって思っています」
難民の子どもたちに水道を引いてあげたい-。夢へのスタートラインには立った。まずはNPBを志す。
横浜隼人のプロ注目右腕・沼井伶穏が懸命に投げる理由 いつかアフリカの子どもたちのために
7/10 スポーツ紙を読む①
— うしのみ (@gyuuushinomi) July 10, 2024
高校野球より。
日本人とナイジェリア人のハーフという横浜隼人高校の沼井くん。
「アフリカに水道を通すためにプロになる」って。
泣けてくるじゃぁないか🥹
高校生で…こちとら引っ越して水の元栓閉めたままなのに水でない!って右往左往していたぐらいなのに…
この差は何? pic.twitter.com/dmzPiYoWLb
沼井伶穏のスカウト評価
ヤクルト・小川淳司GM
「バネがあり身体能力が素晴らしい。一球、一球の質が良い」
ヤクルト・斉藤スカウト
「ポテンシャルが高く、伸びしろしか感じません。ピンチでギアを上げて145キロとかが出る時もありますし、素材型の投手です」
ヤクルト・橿淵スカウトグループデスク
「潜在能力が大きい」
中日・音重鎮チーフスカウト
「今日は先発なので、長いイニングを想定してか、スピードを抑えていたと思います。いつもはアベレージで140キロ台中盤の球質の良いボールを投げている、と。まだ4月ですので、夏に向けて出力も上がってくるでしょう。走る姿も良く、能力的に高い。楽しみな存在です」
中日・松永スカウト部長
「(指に)かかった時の直球には、いいものがある」
阪神・吉野スカウト
「体をやわらかく使って腕を振れる。ポテンシャルが高く、今後が楽しみ」
巨人・榑松伸介スカウト部次長
「手足が長くてバランスがいい。力みなくバランスよく投げられる。いい投手だなと思う」
楽天・後関スカウト部長
「覚えることはたくさんあるけれど運動能力も高いし、大化けしてすごい投手になる可能性を秘めています」
DeNA・萩原常務取締役チーム統括本部長
「(6人での視察に)まずは選手評価への目線を揃えようと。素材としては素晴らしいですよね。同じ力ならば地元選手を優先、というのはあると思います」
DeNA・永池スカウト
「3年後から5年後が楽しみな存在です」
沼井伶穏のまとめ
アフリカの難民のためにプロ野球選手を目指している沼井伶穏投手。
純粋な願いを叶えるためにも、ぜひともプロ入りを果たしてほしいですね!