埼玉を代表する強豪校として知られる花咲徳栄高校。
このチームに、いま注目を集めている選手がいます。
それが、岩井虹太郎(いわい こうたろう)選手です。
身長172cm体重73kgのがっしりとした体格を持つ内野手で、ポジションは遊撃手(ショート)。
主に1番打者を務めながら、チームを引っ張るキーマンとして活躍しています。
でも、彼の注目度が高い理由はプレーだけではありません。
なんと、あの花咲徳栄・岩井隆監督の次男なんです!
今回はそんな親子鷹で日本一を目指す岩井虹太郎選手の魅力に迫っていきたいと思います。
岩井虹太郎 花咲徳栄 新3年
— ぶるーたす (@bluamabase) February 7, 2026
打撃センスと高い守備力を誇る内野手で、中学時代はNOMOJAPAN、花咲徳栄では1年秋から1番ショートとして活躍。2年秋の関東大会では法政二戦で9点差を追いつく同点2ラン。花咲徳栄の岩井隆監督の次男で、親子鷹でセンバツ制覇を狙う。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/ZoqLrLE8hC
岩井虹太郎のプロフィール
名前:岩井 虹太郎(いわい こうたろう)
生年月日:2008年8月14日
出身:埼玉県所沢市
身長:172cm
体重:73kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ショート
経歴:所沢市立向陽中学校→花咲徳栄高等学校
岩井虹太郎の父・岩井隆
岩井虹太郎選手を語るうえで、まず知っておきたいのがお父さんの存在です。
お父さんは花咲徳栄の岩井隆監督で、高校野球ファンなら知らない人はいないほどの名将中の名将です。
桐光学園高校を卒業後、東北福祉大学へ進学。
野球部では斎藤隆選手や金本知憲選手と同期、佐々木主浩選手が2学年先輩という、豪華すぎる顔ぶれの中で腕を磨きました。
大学卒業後の1992年から花咲徳栄に社会科の先生として赴任し、野球部コーチも兼任。
そして2001年に監督に就任すると、チームをどんどん強化。
2017年には埼玉県勢初となる夏の甲子園優勝という偉業を達成しました!
グラウンドでは厳しい目を光らせる指導者ですが、家に帰れば岩井虹太郎選手いわく「普通に優しいお父さん」なんだとか。
年末年始も「自主練しろ」とはひと言も言わず、友達と遊びに行くことも自由に許してくれたそうです。
グラウンドと家庭できっちりONとOFFを切り替える、バランスの取れた人間性も感じますよね。
岩井虹太郎の兄・岩井福
次に紹介するのが、岩井虹太郎選手の2学年上の兄・岩井福(ゆたか)選手です。
岩井福選手もはやはり花咲徳栄高校の出身。
2024年夏には背番号17のベンチ入りし、三塁コーチャーとして念願の甲子園の土を踏みました。
高校卒業後は東洋大学の総合情報学部に進学し、野球部に入部。
ただ大学では選手ではなく、学生コーチとして野球を続けています。
「高校教師になって高校野球の指導者になりたい」
と話されており、このあたりはやはりお父さんの影響が大きいのではないでしょうか。
5年ぶりの夏の甲子園を目指す花咲徳栄の岩井監督と長男・福選手の物語を書かせていただきました。
— 上原伸一@ノンフィクションライター (@shin_writter) July 15, 2024
父は夏の甲子園を制した名将。花咲徳栄・岩井監督の長男が背負っているものと将来の夢(上原伸一)#Yahooニュースhttps://t.co/CASYcr1hRL
岩井虹太郎の中学時代
中学時代、岩井虹太郎選手は狭山西武ボーイズでプレーし、チームの中軸打者として活躍していました。
中学3年時には、そのずば抜けた実力が認められ、ボーイズ球界の日本代表にあたる「NOMOジャパン」に選出されています。
これは全国でもトップクラスの実力を証明するものです。
NOMOジャパンに選ばれるほどの実力者になった岩井虹太郎選手には、花咲徳栄以外への進学を勧める声も周囲からあったそうです。
それでも「花咲徳栄に進むんだろうな」と幼い頃から漠然と思っていた岩井虹太郎選手は、迷うことなく父の元でプレーするために花咲徳栄高校に進学しました。
岩井虹太郎の高校時代
高校では1年生からベンチ入り。
2学年上の石塚裕惺選手(現・読売ジャイアンツ)が抜けた1年秋からは背番号6を背負い、1番ショートのレギュラーとして活躍しています。
冬の足袋を使った指先トレーニングなど、ハードな練習にもしっかりついていき、徐々にその才能を発揮していきました。
岩井虹太郎選手の意識を大きく変えた試合があります。
2年夏の埼玉大会4回戦・昌平戦です。
延長10回裏、1対1の場面でサヨナラ満塁本塁打を浴び、チームは敗退。
自分は無安打に終わり、「練習をもっと考えてできた」と深く悔いを感じました。
この敗戦が、彼をひと回り成長させたのです。
そして新チームになって臨んだ2年秋、真骨頂を見せます。
秋季関東大会・法政二戦は5回終了時点で0対9という9点ビハインド。
コールド負け寸前の大ピンチでした。
しかし6回から反撃開始。
そして迎えた8回表、岩井虹太郎選手が起死回生の同点2ランホームランを左翼スタンドへ叩き込みました!
岩井虹太郎がホントのアーチをかけた!
— 埼玉高校野球FANCLUB (@koukouyakyuFC) October 19, 2025
曲者ジュニアが粘って粘って粘ってレフトにツーラン!
0-9から同点 😭😭😭
8回表なおも攻撃中 pic.twitter.com/MdjhI8HuWB
最終的に10対9で大逆転勝利を収め、続く準々決勝の甲府工戦でもコールド勝ち。
秋の公式戦の成績は39打数14安打4打点、打率.359、2本塁打の申し分ない活躍で、埼玉県大会優勝、関東大会準優勝に貢献しました。
岩井虹太郎のプレースタイル
岩井虹太郎選手のバッティングの特長は、「当てることへの高い自信」と「迷わない思い切りの良さ」です。
どんな形でもヒットにしようとする柔軟な打撃センスが、高打率を支えているのでしょう。
本人は「自分は長打を打つ選手ではない」と語っていますが、それでも秋の大会で2本のホームランを放っています。
「打席の中では余計なことを考えず、来た球を打ち返すことを意識したら打てた」という言葉は、本能型のプレーヤーらしいシンプルさを感じますね。
守備については、ショートのレギュラーとして「守備も注目したい」と評されるほどの高い守備力を誇ります。
172cm73kgのバランスの良い体格と高い身体能力で、内野を引き締める存在です。
岩井虹太郎のまとめ
岩井虹太郎選手は、名将・岩井隆監督の次男として、幼い頃から「父のもとで甲子園に立つ」という夢をひたむきに追い続けてきた選手です。
中学時代にNOMOジャパンに選ばれる実力を持ちながら、あえて父の学校・花咲徳栄を選んだ覚悟。
1年秋からレギュラーをつかみ、関東大会で9点差を逆転する劇的なホームランを放った経験。
そのすべてが、一人の野球選手としての成長の証です。
「兄も徳栄で監督と甲子園を目指した。自分もしっかりやらないといけない」という言葉に、プレッシャーを力に変えてきた岩井虹太郎選手の芯の強さが感じられますよね。
センバツでの岩井虹太郎選手の活躍が楽しみですね!

