サンベルクス陸上部所属で、普段はスーパーの青果売り場で働いている濱西諒選手。
今年の2月に行われた日本選手権では20km競歩の五輪参加標準記録を突破し、パリオリンピックの日本代表に選ばれています。
意外なことに濱西諒選手はシニア世代では初の日本代表なんだそうです。
今回はそんな濱西諒選手の経歴や身長体重について調べてみました。
〝歩くスーパー店員〟濱西諒、
— じぇい【未来夢】 (@J_sannnn) July 14, 2024
スーパーベルクス草加青柳店青果部の濱西諒選手がパリオリンピック男子20km競歩の日本代表に選ばれました。
8/1足立区役所パブリックビューイングで応援あります。
私も別店舗の青果パートです。。 https://t.co/z8Z5EPe9Wg @SANSPOCOMから
濱西諒のプロフィール
名前:濱西 諒(はまにし りょう)
生年月日:2000年4月24日
出身:大阪府豊中市
身長:173cm
体重:60kg
経歴:豊中市立第四中学校→履正社高等学校→明治大学→サンベルクス
濱西諒の中学高校時代
熱狂的な阪神ファンの濱西諒選手は小学校では野球に没頭されていました。
中学では学外で野球を続けながら、体力作りの一環として豊中市立第四中学校では陸上部に入部。
陸上では長距離を専門にしていましたが、中学2年生の秋に
「陸上でタイムが縮まるうれしさや、駅伝でたすきをつなぐ楽しさを知った」
と、野球を辞め、陸上一本に絞りました。
中学卒業後は履正社高校に進学します。
高校では陸上部の監督に勧められ、1年生の5月に競歩に転向。
最初は“歩く”ことに苦戦しましたが、約半年後の20歳以下日本選手権で全体10位(高1ではトップ!)の好成績を収めています。
高校2年時には、10000m競歩の日本大代表としてアジアユース選手権に出場し、4位入賞!
高校3年時には国体の少年男子共通5000メートル競歩で優勝を達成しています。
10月に福井県で開催された国民体育大会の陸上競技少年男子共通5000m競歩で優勝に輝いた履正社高校3年生・濱西諒さんに、市民に夢と希望を与えてくれたことをたたえ、豊中かがやき大賞を贈りました🎖️
— 豊中市公式広報X(旧ツイッター) (@toyonaka_kouhou) November 7, 2018
「東京オリンピックが目標」と語ってくれました! #豊中市 #福井しあわせ元気国体・大会(福井市) pic.twitter.com/VoYc55ePmX
濱西諒の大学時代
高校卒業後は明治大学の文学部史学地理学科に進学しました。
大学では2年時の日本インカレ10000m競歩で7位入賞。
3年時には関東インカレ10000m競歩で2位、全日本インカレ10000m競歩で3位。
4年時には関東インカレ10000m競歩で優勝!
日本インカレ10000m競歩では6位入賞を果たしています。
#日本インカレ
— 明スポ 競走部担当🏃 (@meisupo_kyosou) September 18, 2022
男子1万メートルWで6位入賞の #濱西諒 選手!
「ここに懸ける思いは競歩に出た選手の中で一番だと自負できるぐらい強い思いがあった」
今大会への思い、悔しさが伝わってくるコメントばかりです。ぜひ記事をご覧ください!
この悔しさを必ずや、残りの大会で晴らしてみせます🌟 https://t.co/4orvKe69bv pic.twitter.com/qFDKsWJrxN
明治大学1学年上の先輩には濱西諒選手とともにパリオリンピックに出場する古賀友太選手がいました。
濱西諒のサンベルクス時代
大学卒業後、濱西諒選手はサンベルクスに入社。
サンベルクスはスーパーマーケット「ベルクス」を経営している会社です。
濱西諒選手は普段は埼玉県にある草加青柳店の青果部で働きながら、トレーニングに励んでいます。
今年の2月に行われた日本選手権では20km競歩で過去最高となる2位に。
このレースでは自己ベストを4分以上更新し、五輪参加標準記録を突破!
パリオリンピック男子20km競歩の日本代表に内定しています。
ちなみに記録が4分以上縮まったことの要因については、阪神が日本一なったことを挙げていました。
阪神が日本一になったので日本選手権でのタイムが4分も縮まった濱西諒選手 https://t.co/CRL44RyCqT pic.twitter.com/dqsFJcjHBe
— タマスポTIGERSファン (@tamae_sport) July 11, 2024
濱西諒の自己ベスト
5000m競歩:18分16秒97(日本歴代1位)
20km競歩:1時間17分42秒(日本歴代6位)
濱西諒のまとめ
濱西諒選手は今年5月の東日本実業団選手権5000メートル競歩で日本新記録の18分16秒97をマークしています。
この記録は今シーズン世界最高記録で、世界歴代では11位の大記録でした。
#東日本実業団
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) May 18, 2024
男子5000m競歩
濱西諒(サンベルクス)
18分16秒97!!!!
4年ぶり日本新!!!!!!
世界歴代11位!!!
今季世界最高!!! pic.twitter.com/ZNkFzRBGRb
ただ残念なことに5000メートル競歩はオリンピックの種目にはないんですよね・・・。
あったらバリバリの金メダル候補でしたのに。
それでも濱西諒選手でしたら、20km競歩でも金メダルを獲得してくれると、信じて応援していきたいと思いますね。
パリオリンピックの競歩日本代表では“あんこ姫”と呼ばれている柳井綾音選手にも注目です。
柳井綾音選手についてはこちらを→柳井綾音(競歩/駅伝)がかわいい!身長体重は?あんこ姫の由来は?