城西大学男子駅伝部監督の櫛部静二監督。
早稲田大学時代には4年連続で箱根駅伝に出場するなど名ランナーとして活躍されていました。
3年時には区間賞も獲得されていますね。
そんな櫛部静二監督ですが、大学1年時の箱根駅伝では大ブレーキを演じ、その後10年近くもトラウマになっていたそうです。
今回そんな櫛部静二監督の大ブレーキの原因や結婚などについて調べてみました。
「箱根がすべてではない」 城西大・櫛部静二監督、駅伝指導の根底にあるトップ選手育成の夢(THE ANSWER)#Yahooニュースhttps://t.co/PcS41wp3Br
— 時速200kmで走行中のバス (@6000000s9) December 24, 2023
〜もくじ〜
櫛部静二のプロフィール
名前:櫛部 静二(くしべ せいじ)
生年月日:1971年11月11日
出身:山口県宇部市
経歴:宇部鴻城高等学校→早稲田大学→エスビー食品
櫛部静二の現役時代
櫛部静二の高校時代
櫛部静二監督は幼い頃から足が速く、マラソン大会では小学1年生からずっと1番でした。
宇部鴻城高校時代には主に3000m障害に取り組み、3年時のインターハイでは大会新記録で優勝を果たしています。
同じく3年時のスーパー陸上では8分44秒77の高校記録樹立!
この記録は三浦龍司選手が2019年に塗り替えるまで、30年間も更新されずにいました。
櫛部静二のブレーキの理由
早稲田大学に進学後は1年生から箱根駅伝に出場しています。
1年生の箱根駅伝では各大学のエースがそろう花の2区に抜擢!
しかし、トップでタスキを受け取った櫛部静二監督でしたが、途中から体調不良でフラフラになり、何とかゴールしたものの14位まで順位を落とす歴史的な大失速を演じてしまいました。
体調不良の原因は前年末に合宿所にOBから差し入れられた刺身でした。
櫛部静二監督自身はその時外出中で食べる事が出来ず、翌日に残っていたものを食べてしまった結果、軽い食中毒になってしまっていたのだそうです。
「OBから刺し身の差し入れをいただき、私以外は(12月)30日の夜に食べましたけど、マッサージに行って選手寮にいなかった私だけが31日の朝に食べたら体調不良になってしまって…。堅実に走るつもりでしたが、武井がトップで来たので飛ばしてしまった。雰囲気にのまれて…。これが箱根駅伝かと思いました」
【箱根への道】城西大・櫛部静二監督、早大時代ブレーキは「刺身食べて体調不良」同期の早大・花田勝彦監督と対談
それでもその失敗をバネに、1992年の全日本インターカレッジ10000mでは優勝!
3年時の箱根駅伝では1区で区間賞を獲って総合優勝に貢献されています。
ただ、1年時の箱根駅伝での大ブレーキは櫛部静二監督に大きな傷を残していて、完全に吹っ切れるまでは10年弱かかったそうです。
でも、ブレーキから吹っ切れるまで10年弱ですか。かなりの時間がかかりましたね
箱根の屈辱「ブレーキ」はなぜ起きたのか
早稲田大学時代の同期には櫛部静二監督とともに“早大三羽烏”と呼ばれていた武井隆次さん、花田勝彦さん(現・早稲田大学監督)らがいました。
花田勝彦監督についてはこちらを→花田勝彦監督(早稲田大駅伝部)の結婚した嫁や子は?出身高校大学は?
櫛部静二の実業団時代
大学卒業後は早稲田大学OBの瀬古利彦さんが監督をされていたエスビー食品に入社。
1998年の全日本実業団10000mでは優勝を果たしていますが、同年、指導者になりたいとして退社されています。
櫛部静二の指導者時代
櫛部静二監督は2001年に城西大学のコーチに就任。
2004年には指導者として初めて箱根駅伝に出場しています。
その後、2009年に監督に就任しました。
櫛部静二の主な教え子
村山紘太
5000メートルと1万メートルリオデジャネイロオリンピック日本代表。
石田亮
箱根駅伝に3年連続で出場。
2年時は途中棄権に終わったものの、3年時には城西大学初のシード権獲得に貢献しました。
山口浩勢
3000メートル障害東京オリンピック日本代表。
山本唯翔
2023年の箱根駅伝では5区を走り、区間新記録で区間賞を受賞。
山本唯翔(城西大)の出身中学高校は?シューズや自己ベストは?山の妖精!
櫛部静二の結婚と嫁
現在、52歳の櫛部静二監督。
結婚して子供がいてもおかしくはない年齢ですが、櫛部静二監督はプライベートをあまり公にされておらず、結婚されているかは不明です。
以前のインタビューでは普段は学生たちと寮に住んでいるが、週末だけ家に帰ると話されていました。
独身でしたらずっと寮で暮らすでしょうから、おそらく櫛部静二監督は結婚されているのではないでしょうか。
櫛部静二監督の結婚や家族について何かわかりましたら、改めて追記させていただきますね。
櫛部静二のまとめ
城西大学の箱根駅伝での最高成績は2010年と2012年の総合6位です。
今シーズンは出雲駅伝で3位、全日本大学駅伝は5位と好調を維持していますので、この記録を超えてくるかもしれませんね!
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