おかやま山陽高校の堤尚彦監督。
堤尚彦監督はこれまで青年海外協力隊やスポーツマネジメント会社勤務など異色の経歴を持つ監督です。
2006年におかやま山陽高校の監督に就任後は、2017年夏、2018年春、2023年夏の3度甲子園出場を果たしています。
高校時代の同級生がおかやま山陽の監督
— koichiakasaka💪 (@koichiakasaka1) August 8, 2023
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堤尚彦のプロフィール
名前:堤 尚彦(つつみ なおひこ)
生年月日:1971年度生まれ
出身:兵庫県
経歴:東京都立千歳高校(現・都立芦花高校)→東北福祉大学
堤尚彦の現役時代
堤尚彦監督は東京都立千歳高校(現・都立芦花高校)の出身です。
東京都立千歳高校は弱小校で、顧問はいましたが、監督はいなかったそうです。
そんな中、堤尚彦監督は主将兼コーチ兼監督として、チームを支えていました。
高校卒業後は、一浪して強豪の東北福祉大学に進学。
大学ではレギュラーにはなれませんでしたが、大学3年時には全日本大学野球選手権に出場しています。
東北福祉大学時代のチームメイトには、現在、日大山形高校で監督を務められている荒木準也監督がいました。
荒木準也監督についてはこちらを→荒木準也監督(日大山形)のwiki風プロフ!息子はプロ注目?指導方針や現役時代は?
夏の甲子園の組み合わせが決定。大会3日目の第3試合で激突する、おかやま山陽・堤尚彦監督、日大山形・荒木準也監督は、ともに1971年生まれで東北福祉大出身の「同い年&同門対決」。なお、堤監督が1年遅れで入学しているため、大学では荒木監督が先輩という間柄。(続く)
— 井上 幸太(ライター) (@g_ball_9) August 3, 2023
堤尚彦の指導者時代
大学卒業後、堤尚彦監督は青年海外協力隊として、ジンバブエに赴任し、2年間、野球の普及に取り組んでいます。
1999年には再び青年海外協力隊としてガーナに1年間滞在。
ガーナではシドニー五輪アフリカ予選のガーナ代表コーチを務めていました。
帰国後はスポーツマネジメントの会社に入社し、女子プロゴルファー・諸見里しのぶ選手のマネジメント業務などをされています。
その時の縁がきっかけとなり、2006年からは諸見里しのぶ選手の母校であるおかやま山陽高校の野球部監督に就任しました。
2017年夏にはおかやま山陽高校を甲子園初出場に導いています。
以後、甲子園には2018春、2023年夏にも出場。
また、2019年には東京オリンピック出場を目指すジンバブエ代表監督も務めていました。
おかやま山陽といえば今も忘れられない、堤尚彦監督の迷言…w
— dedimar5 (@dedimar5) August 8, 2023
ジンバブエ代表とは今でも関わってるのかな pic.twitter.com/mT4j1poxpu
堤尚彦の指導方針
堤尚彦監督はアイデアマンとしても知られていて、マット運動やジャグリングなどユニークな練習方法を取り入れられています。
これらは自分の体の扱い方を学ぶために取り入れられているそうです。
過去にはコントロールが悪いピッチャーに書き取りの練習をさせたこともありました。
「コントロールのいいピッチャーは字がうまい人が多いんです。それは空間認知能力が高いから。きれいな字を頭でイメージして、それを指先で再現できる。野球のコントロールもそれと同じなので、字の汚かった三浦に書き取りをさせました」
【おかやま山陽】異色の経歴監督のアイデア練習メニュー、「まずはブレーカーを入れてあげる」
堤尚彦の教え子
藤井皓哉
投手/広島東洋カープ2014年ドラフト4位
堤尚彦のまとめ
堤尚彦監督はおかやま山陽高校の監督就任した2006年に、「10年後」の目標として以下の3つを掲げていました。
・プロ野球選手を輩出する
・甲子園出場
・部員100人超え。その人数でも全員が練習できる環境を整える
そして、その3つとも達成した現在では、新たな目標として
「甲子園3勝」
を上げています。
出場を決めている2023年の夏の甲子園では
「甲子園3勝」
を目指して、勝ち上がっていってほしいですね!
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なぜフリーターを経て1年遅れで進学したのか、そもそもなぜ兵庫生まれ、中、高生時代を東京で過ごした指揮官が東北福祉大を選んだのか…。元・青年海外協力隊員」の肩書き以外にもストーリー性溢れる人生を歩む、堤尚彦監督の著書『アフリカから世界へ、そして甲子園へ 』が発売中です。
— 井上 幸太(ライター) (@g_ball_9) August 3, 2023