共栄学園を初の甲子園出場に導いた原田健輔監督。
高校時代は名門・浦和学院でプレーしていました。
その後、大学を経て金融機関に勤めていましたが、2年で退職し、再び野球の道に。
監督に就任して12年目の2023年には、東東京大会で”ミラクル共栄”と呼ばれる快進撃を見せ、優勝を達成しています。
監督は浦和学院野球部OB✍️ pic.twitter.com/BMIe0VS7Kd
— いずみ (@Chikoukyu) July 30, 2023
原田健輔のプロフィール
名前:原田 健輔(はらだ けんすけ)
生年月日:1986年度生まれ
出身:埼玉県
経歴:浦和学院→共栄大学
原田健輔の現役時代
原田健輔監督は野球の名門・浦和学院の出身です。
現役時代のポジションはピッチャー。
浦和学院の同期には元プロ野球選手の須永英輝さんがおり、チームは2年春、夏、3年春の3度、甲子園に出場しています。
しかし、原田健輔監督はいずれもベンチ外でした。
3年夏の埼玉県大会では背番号19を付けベンチ入りしましたが、準決勝で敗れ、ベスト4敗退。
結局、高校3年間で、甲子園でプレーすることは叶いませんでした。
共栄学園の原田健輔監督は浦和学院で須永英輝と同期なのか。今年38歳の世代。
— Tatsuya Hayashi (林 龍也) (@TatsuyaHayashi0) July 30, 2023
高校卒業後は共栄大学に進学。
大学でも野球を続けていましたが、大学卒業とともに現役を引退しています。
原田健輔の指導者時代
大学卒業後は、一度は信用金庫に就職しています。
しかし、リーマン・ショックによる金融危機に直面して将来に不安を覚え、共栄大学の恩師に相談。
共栄学園の事務職員に転職し、2012年に共栄学園の監督に就任しました。
共栄学園は元々女子校で、2003年に共学になっています。
原田健輔監督が就任した当初は、まだ夏は1勝もしたことがない弱小チームでした。
それでも、原田健輔監督の粘り強い指導の下、チームは徐々に力を付けていき、2019年秋にはベスト8、2022年夏にはベスト16まで進出しています。
そして、2023年夏の東東京大会では“ミラクル共栄”と呼ばれる快進撃を見せ、初の甲子園出場を達成しました。
【東東京】共栄学園、大会前は花咲徳栄に25失点大敗もミラクル初V 監督は浦和学院で控え投手の元信金マン https://t.co/xeFquOgk19 #スマートニュース
— 名東38 (@ina46538) July 31, 2023
原田健輔の指導方針
原田健輔監督は「日々の積み重ねの大切さ」をモットーにされています。
とても忍耐強い監督さんで、選手が試合でミスをしても怒ることはないのだそうです。
今でも寮はなく全て地元の選手。「下町の気質というか、細かいことを植え付けるのは難しい。野球のミスは怒りません。要所は締めて、好きなようにやらせてあげようと」。
【東東京】共栄学園、大会前は花咲徳栄に25失点大敗もミラクル初V 監督は浦和学院で控え投手の元信金マン
また、食トレにも力を入れていて、レギュラーは「体重75キロ以上」が必達目標。
ベンチメンバーも個々の身長に合わせて「身長×0.4以上」か「身長-100以上」になるよう指導をされています。
原田健輔のまとめ
高校時代は立つことは出来なかった甲子園に監督として出場を決めている原田健輔監督。
甲子園でも “ミラクル共栄”にふさわしい野球を見せてほしいですね!
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