九州国際大付属高校野球部の楠城徹監督。
現役時代は太平洋クラブライオンズ、クラウンライターライオンズ、西武ライオンズでプレーしていた元プロ野球選手です。
現役引退後も、スカウトやヘッドコーチなどプロ野球の世界で活動されていましたが、64歳の時に高校野球の監督に転身!
九州国際大付属高校では2022年の春の時点で、春1回、夏2回の甲子園出場を果たしています。
本日の西スポより
— ローズダスト (@rosedust001) August 28, 2014
新生九国大付始動
元西武ヘッドコーチ・元楽天編成部長
楠城徹監督 pic.twitter.com/YivmUtK3at
楠城徹のプロフィール
名前:楠城 徹(くすき とおる)
生年月日:1950年12月22日
出身:福岡県北九州市
経歴:福岡県立小倉高等学校→早稲田大学→太平洋クラブライオンズ→クラウンライターライオンズ→西武ライオンズ
楠城徹の現役時代
高校時代、楠城徹監督は地元の福岡県立小倉高校でキャッチャーとしてプレー。
2年秋には明治神宮大会で準優勝を経験しています。
3年春には甲子園に出場しましたが、三沢高校に2対4で敗れ、初戦敗退。
当時の三沢高校のエースは“元祖甲子園球児のアイドル”とも言われた太田幸司さんでした。
3年秋のドラフトで読売ジャイアンツから7位指名を受けます。
しかし、入団拒否をし、早稲田大学へ進学しました。
大学では4年時に主将を務め、春のリーグ戦で優勝を達成!
個人でも打率2位の成績を残し、ベストナインにも選ばれています。
早稲田大学の同期には県立岐阜商業野球部監督の鍛治舎巧監督がいました。
早稲田大学卒業後は、1973年のドラフトで太平洋クラブライオンズから2位指名を受け、入団。
プロでは7年間プレーし、
合計366試合に出場、731打数168安打77打点、打率.230、ホームラン9本の成績を残しています。
楠城徹の現役引退後
現役引退後は西武ライオンズで九州地区担当スカウト、一軍ヘッド兼バッテリーコーチ、スカウト部長などを歴任。
2005年からは創設されたばかりの東北楽天に移り、スカウト部長を務めていました。
楠城徹の裏金事件
2007年3月に西武ライオンズがアマチュア選手に金銭供与していたことが発覚!
その頃、楠城徹監督は東北楽天のスカウト部長をされていましたが、
事件当時、西武のスカウト部長をされていたことから、部長職を解任、減給処分を受けています。
悪い冗談じゃないのか。20日、福岡の九州国際大付高が若生正弘監督(63)の今夏限りでの退任を発表。後任には元楽天編成部長の楠城徹氏(63)が就任する。
楠城徹の指導者時代
東北楽天のスカウト部長を解任された後は編成部長などを務め、2012年11月30日に東北楽天を退団。
東北楽天を退団後の2014年12月にプロ野球経験者による学生の指導に必要な学生野球資格を回復します。
翌2015年8月に前任の若生正廣さんの後を受け、九州国際大学付属高校の野球部監督に就任しました。
甲子園には2015年夏、2016年夏、2022年の春に出場。
2015年の夏には、富山凌雅投手(現オリックス)、山本武白志さん(元横浜DeNA)らを擁し、ベスト8まで勝ち進みました。
楠城徹の息子・楠城祐介
楠城徹監督の息子・楠城祐介さんも元プロ野球選手です。
青山学院大学、パナソニックを経て、2008年ドラフト5位で、当時、父が編成部長補佐をしていた東北楽天に入団しました。
2011年オフには橋本義隆選手との交換トレードで東京ヤクルトへ移籍しましたが、一軍では活躍できずに2013年に現役引退。
現在は、父が監督を務める九州国際大付属高校野球部のコーチをされています。
楠城徹のまとめ
昨年(2021年)、智辯和歌山の中谷仁監督が元プロ野球選手としては平成以降、初の甲子園優勝を果たしています。
次に甲子園を制する元プロ野球選手は楠城徹監督かもしれませんね!
甲子園優勝も狙える2022年の九州国際大付属野球部メンバーについてはこちらを→九州国際大付野球部の2022メンバー!出身中学や監督は?ドラフト注目選手は?