5年ぶり12回目の夏の甲子園出場を決めた愛工大名電高校。
愛工名電といえば、送りバントを多用することで有名な高校でしたが、今年は、超攻撃重視のチームです。
愛工名電の倉野光生監督は、選手47人に掛け、「SKB(スーパー攻撃ベースボール)47」と名付けました。
ネーミングセンスについての判断は個々人に任せるとしまして、西愛知県大会では7試合で本塁打9本含む106安打、64得点と打ちまくっています。
その「SKB47」を一番バッターとして引っ張るのが、3年生の柳本優飛選手です。
柳本優飛選手は、「イチロー2世」と呼ばれ、名門・愛工大名電で1年生からレギュラーを張っています。
特にバッティングセンスに優れ、「イチロー2世」と呼ぶのにふさわしいバットコントロールの上手さを持っています。
柳本優飛のプロフィール
名前:柳本優飛(やなぎもと ゆうひ)
出身:大阪府松原市
身長:172cm
体重:72kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:外野手
経歴:松原市立松原北小学校→松原市立松原第四中学校→愛工大名電
柳本優飛の小中学生時代
小学3年生からソフトボールを始めました。
小学4年生で硬式野球に転向しています。
中学時代は「松原ボーイズ」でセンターとしてプレーしていました。
柳本優飛の高校時代
中学卒業後は、憧れのイチロー選手の母校である愛工大名電に入学。
1年生からレギュラー入りを果たすと、1年夏の愛知県大会では、決勝まで進出しています。
しかし、東邦との決勝にも2番レフトでスタメン出場しますが、2-7で敗れました。
2年夏の愛知県大会では、1番打者としてチームを引っ張り、準々決勝で中京大中京と対戦。
柳本優飛選手は、ノーヒットに終わり、チームも2-6で敗れました。
当時の柳本優飛選手は、171cm、66kgと細身でした。
「体づくりをせず、技術のことばかり考えていた」
と、敗戦によりパワー不足を実感し、空腹の時をつくらないように間食を増やしたり、ウェートトレーニングを重ねたりして、体重を6kg増やしました。
その結果、スイングスピードが速くなり、長打力がついています。
3年夏の西愛知大会では、4割超の打率を記録するともに、長打も7試合中4試合で放ち、自身初となる甲子園出場に大きく貢献しました。
柳本優飛のプレースタイル
柳本優飛選手は、「イチロー2世」と呼ばれるだけあって、卓越したバットコントロールをもった選手です。
あまりにもバットコントロールが凄すぎて、本家イチロー選手のようにボール球までヒットにしてしまうこともあります。
遠投118m、50m走5.9秒と、肩と足も高校トップレベルのものをもっていて、打撃だけでなく守備と走塁も「イチロー2世」と呼ぶのにふさわしいです。
柳本優飛のまとめ
愛工大名電は、1997年に倉野光生さんが監督に就任して以来、2005年春の選抜大会で優勝するなど、春は5回出場して12勝と輝かしい戦績を誇っています。
しかし、意外にも!? 夏の甲子園では一度も勝てていません。
まずは甲子園で夏1勝!
そしてその先、柳本優飛選手の高校入学以来の夢である「100回大会優勝」目指して頑張ってほしいですね。
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