箱根駅伝といえば、やはり5区。
「山の神」が生まれる特別な区間です。
その5区にまだ1年生ながらエントリーされたのが、青山学院大学の松田祐真選手です。
なぜ松田祐真選手は、ここまで評価されているのでしょうか。
今回は松田祐真選手が中学から積み上げてきたキャリアを、時系列でじっくり見ていきましょう。
今日の一言は、松田祐真です!
— 青山学院大学陸上競技部 長距離ブロック (@aogaku_rikujyou) October 4, 2025
夏合宿でうまく走れない時に、自分を否定してしまうことが多くありました。ですが、うまくいかないときこそ自分を認めることで改善するための引き出しが増えました。これからのレースで結果を出すために前向きな思考を持つようにします!#青学駅伝#王者の挑戦 pic.twitter.com/e46ZNnBmtF
松田祐真のプロフィール
名前:松田 祐真(まつだ ゆうま)
生年月日:2006年8月19日
出身:福岡県福岡市
身長:161cm
体重:50kg
経歴:福岡市立城南中学校→大牟田高等学校

松田祐真の小学中学時代
松田祐真選手は福岡県出身です。
陸上との本格的な出会いは、中学時代にありました。
出身中学校は福岡市立城南中学校。
この頃からすでに、県内では注目される存在でした。
中学3年時には3000mで全日本中学校陸上競技選手権大会に出場。
8分53秒10という好タイムで、決勝11位という成績を残しています。
さらに、福岡県中学校駅伝では区間賞を獲得。
スピードだけでなく、安定した走りが評価されていました。
松田祐真の高校時代
高校は九州屈指の陸上強豪校である大牟田高校に進学。
松田祐真選手は、この大牟田高校で一気に全国区の選手へと成長します。
高校3年時の全国高校駅伝(都大路)では3区で区間4位の走りを見せ、チームの準優勝に貢献。
全国のトップ選手が集まる大会で、堂々たる走りを見せました。
【男子第75回全国高校駅伝】
— なかやまけいすけ (@919_keisuke) December 22, 2024
3区:宝ヶ池
松田祐真選手(大牟田) pic.twitter.com/GcjAScyiPX
さらに、
・全国都道府県対抗男子駅伝 5区 区間9位
・全国高校総体(インターハイ)5000m 出場
・国民体育大会 3000m 14位
と、大舞台を次々に経験しています。
特に評価が高いのは、クロスカントリーでの強さです。
U20日本選手権クロカントリー4位という結果からも、起伏への対応力が分かります。
この経験が、後の「山適性」につながっていきます。
松田祐真の大学時代
現在、松田祐真選手は青山学院大学地球社会共生学部に在籍しています。
入学直後から、層の厚い青学で頭角を現しました。
6月の男鹿駅伝では上り基調の2区を担当。
見事、区間賞を獲得し、山区間候補として一気に評価を高めました。
そして、箱根駅伝の区間エントリー入りを果たしています。
箱根駅伝🎽
— 兵庫陸上 28 Athletics Report(ひょうあす) (@kusamo_saitaro) December 29, 2025
区間エントリー
青山学院大
1区 荒巻朋熙4
2区 上野山拳士朗1
3区 宇田川瞬矢4
4区 平松享祐3
5区 松田祐真1
6区 石川浩輝1
7区 佐愛斗2
8区 塩出翔太4
9区 佐藤 有一4
10区 折田壮太2
補欠
黒田朝日4
鳥井健太3
中村海斗3
飯田翔大2
遠藤大成2
小河原陽琉2
敬称略
松田祐真のプレースタイル
松田祐真選手の最大の武器は、淡々と押す安定感です。
派手さよりも、崩れない走りが光ります。
クロカンや駅伝での実績が示す通り、
・上り下りへの対応力
・長時間でもフォームが乱れない強さ
これらは5区において非常に重要な要素です。
また、高校・大学と名門チームで戦ってきた経験も大きな強みです。
大舞台でも臆せず走れるメンタルを持っています。
「ルーキーだから不安」というより、「ルーキーなのに任せられる」。
そんな評価がぴったりの選手です。
松田祐真の自己ベスト
3000m:8分14秒91
5000m:13分58秒60
10000m:28分01秒08
松田祐真のまとめ
今回は、箱根駅伝5区にエントリーされた青山学院大学・松田祐真選手について紹介しました。
・福岡市立城南中学校で頭角を現す
・大牟田高校で全国トップレベルの実績
・青学1年で箱根5区候補に浮上
まさに、着実に階段を上ってきた選手です。
山の本番でどんな走りを見せてくれるのか。
松田祐真選手の一歩一歩から、目が離せません!
2026年の箱根駅伝では國學院大學の髙石樹選手も1年生ながら5区でエントリーされていますね。
髙石樹選手についてはこちらを→髙石樹のwiki風経歴!身長体重や出身中学は?高校時代や自己ベストは?

