2026年1月に開催される春高バレー2026(男子)は、全国の高校バレーボールファンが注目する一年最大の舞台です。
今大会は、高校三冠に挑む鎮西(熊本)、春高4連覇を狙う王者・駿台学園(東京)を中心に、例年以上にハイレベルな優勝争いが予想されます。
この記事では、春高バレー2026(男子)の優勝候補予想をはじめ、
・大会日程・会場(東京体育館)
・最新の組み合わせ(シードブロック分析)
・鎮西・駿台学園・市立尼崎など有力校の戦力評価
・岩下将大、一ノ瀬漣、西村海司ら注目選手情報
までを、バレー観戦がより面白くなる視点で詳しく解説します。
「どの高校が優勝に最も近いのか?」
「波乱は起きるのか?」
観戦前の予習としても、結果を左右するポイントを押さえたい方も、ぜひ最後までチェックしてください。
簡単には勝てない――だからこそ面白い。
2026年の春高バレー男子大会は、最後の一球まで目が離せない大会になりそうです。
春高バレー女子)についてはこちらを→春高バレー2026(女子)の優勝候補予想!注目選手は?日程や組み合わせは?
春高バレー男子組み合わせ
— モニカ (@bluemonica8) November 30, 2025
全体的に見ればうまくバラけたような気が。Aは駿台学園と日本航空、Bは粒揃いで混戦、Cは清風、Dは静清と松本国際、Eは市立尼崎と雄物川、Fは混戦、Gは福岡大大濠と東山、Hは愛工大名電と鎮西が有力。右下がちょっとハードですね。1回戦の注目カードは慶應義塾×川内商工。 pic.twitter.com/HOS1nCJRKh
春高バレーの日程
2026年1月5日(月)〜11日(日)
春高バレーの会場
東京体育館
※年末の東京はホテルが取りづらいため、観戦が決まったら早めの予約が必須です。
東京体育館近くのおすすめホテル!最寄り駅やアクセス方法は?
春高バレーの組み合わせ
春高バレーの優勝候補予想
今大会で筆者が本命に推したいのは鎮西(熊本)です。
ただし、「盤石」と言い切れる状況ではなく、最後まで厳しい戦いを強いられる大会になると見ています。
本命:鎮西(熊本)|高校三冠に挑む強力チーム
今大会の主役は、やはり鎮西高校でしょう。
鎮西は
・夏のインターハイ優勝
・秋の国スポ優勝
を果たし、春高を制すれば高校三冠という大きな目標を掲げて大会に臨みます。
今年の鎮西は、岩下将大選手、一ノ瀬漣選手を中心に、非常に攻撃力の高いチーム構成。
サイド・中央ともに得点源があり、どこからでも点が取れるのが最大の強みです。
また、今大会は先月亡くなられた畑野久雄監督の逝去後、初の春高という特別な意味を持つ大会でもあります。
「勝って畑野先生に恩返ししたい」という選手たちの想いは、間違いなく大きな原動力になるでしょう。
だし、その想いの強さがプレッシャーとしてのしかかる可能性もあり、簡単な大会にはならないはずです。
因みに畑野監督が逝去されてから49日目が春高決勝ということらしい。
— ゴローズの民 (@gorosfreak56) December 12, 2025
49日まではこの世に魂がとどまるとされる。
勝手すぎる解釈ではあるが、
畑野監督が鎮西の三冠を見届けてから
虹の橋を渡るに違いないと思ってる。
頑張れ鎮西高校バレー部。#春高バレー#畑野監督#鎮西 pic.twitter.com/Fip5DroC3W
駿台学園(東京)|春高4連覇を狙う王者
鎮西の前に立ちはだかる最大の壁が、駿台学園です。
・前回大会優勝
・春高3連覇中
・今大会は第1シード
と、実績だけ見れば「王者」と呼ぶにふさわしい存在。
インターハイではベスト4に終わりましたが、短期決戦での勝負強さは全国随一。
鎮西が優勝するためには、どこかで駿台学園を倒す必要があるでしょう。
市立尼崎(兵庫)|安定感は随一
インターハイ準優勝の市立尼崎も、優勝争いに欠かせない存在です。
・組織力
・守備力
・試合運びのうまさ
は全国トップクラス。
派手さはないものの、「気づいたら勝ち上がっている」タイプのチームで、トーナメントでは非常に怖い存在です。
福岡大大濠(福岡)|15年ぶりの出場
福岡大大濠は春高福岡県予選で、14連覇中だった東福岡を破って出場。
セッターの大久保駿選手を中心に多彩な攻撃パターンを繰り広げます。
勢いという意味では、今大会屈指の存在です。
東山・清風・東北|ダークホース
東山(愛知)
インターハイは2回戦敗退でしたが、国スポ準優勝。
2年生エース・岩田怜緯選手の出来次第では、一気に上位進出もあり得ます。
清風(大阪)
・さくらVOLLEY初優勝
・インターハイベスト8
・国スポ5位
と着実に力を伸ばしているチーム。
1年生エース・西村海司選手の存在も楽しみです
東北(宮城)
派手さはないものの、堅実なバレーで上位を狙える存在。
シード校を食う可能性も十分あります。
シードブロックから見る優勝への道
第1シードブロック
・駿台学園が一歩リード
・経験値と勝負強さは抜群
第2シードブロック
・鎮西が中心
・福岡大大濠、東北、東山が同居
→ 最も激戦区
第3シードブロック
・市立尼崎がやや優勢
・東京勢も虎視眈々
第4シードブロック
・東亜学園がシード
・清風が控え、波乱含み
鎮西は第2シードブロックをどう勝ち抜くかが最大の山場になりそうです
まとめ|本命は鎮西。ただし「簡単に勝てる春高」ではない
改めて優勝候補を整理すると、
◎本命
鎮西(熊本)
◯対抗
駿台学園(東京)
市立尼崎(兵庫)
▲有力校
福岡大大濠(福岡)
東山(愛知)
清風(大阪)
筆者の予想としては、
「最終的に鎮西が頂点に立つ可能性が最も高い」と見ています。
ただし、決して楽な道のりではありません。
最後まで目が離せない、非常にレベルの高い春高バレー男子大会になりそうです。
春高バレーの注目選手
学年/ポジション/身長
齋藤航(東山)
3年生/アウトサイドヒッター・ミドルブロッカー/193cm
岩田怜緯(東山)
2年生/アウトサイドヒッター/187cm
U16日本代表の主将。
吉田将大(市立尼崎)
3年生/ミドルブロッカー/191cm
吉田将大(市立尼崎バレー)のwiki風経歴!彼女や進路は?最高到達点や出身中学は?
ハントラクル星夏(市立尼崎)
3年生/アウトサイドヒッター/187cm
ハントラクル星夏(市立尼崎)はハーフ?父母や兄弟は?出身中学や進路は?
下村咲斗(市立尼崎)
3年生/ミドルブロッカー/197cm
西村海司(清風)
1年生/アウトサイドヒッター/181cm
全国中学選抜のエース。
岩下将大(鎮西)
3年生/アウトサイドヒッター/188cm
岩下将大(鎮西)の兄弟や彼女は?進学する大学や出身中学は?
一ノ瀬漣(鎮西)
2年生/アウトサイドヒッター/191cm

