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松谷鷹也のwiki風経歴!仮面ライダーに出演?父や出身高校大学は?

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現在、スポーツ界と芸能界の双方から熱い視線が注がれている俳優がいます。

それは、2025年11月公開予定の映画『栄光のバックホーム』にて、脳腫瘍のため28歳の若さで亡くなった元阪神タイガースの横田慎太郎さん役で主演を務める松谷鷹也さんです。

実は松谷鷹也さん自身も、かつてはプロ野球選手を目指して白球を追いかけていた本格的な「元球児」でした。

父親元読売ジャイアンツの投手という野球一家に育ち、高校時代にはあの大谷翔平選手とも対戦経験があるという驚きの経歴を持っています。

今回は、映画の主役に抜擢された松谷鷹也さんの野球人生と、俳優としての道のりについて詳しくご紹介します。

松谷鷹也のプロフィール

名前:松谷 鷹也(まつたに たかや)
生年月日:1994年1月22日
出身:神奈川県
身長:185cm
体重:74kg
投打:左投げ左打ち
現役時代のポジション:投手兼外野手
経歴:学校法人松韻学園福島高等学校→常磐大学(中退)

松谷鷹也の父・松谷竜二郎

松谷鷹也さんの父松谷竜二郎さんは、読売ジャイアンツ近鉄バファローズで活躍した元プロ野球選手(投手)です。

1988年のドラフト会議巨人から2位指名を受けて入団しました 。

竜二郎さんの現役時代の特筆すべき記録として、二軍(イースタン・リーグ)で2度のノーヒットノーランを達成していることが挙げられます。

これはリーグ史上初の快挙でした。

松谷竜二郎さんについて詳しく知りたい方はこちらのがおすすめです。↓

松谷鷹也の小学中学時代

神奈川県出身松谷鷹也さんは、小学2年生の時に野球を始めました。

きっかけは、元プロ野球選手である父・松谷竜二郎さんと、4歳年上の兄・竜馬さんの影響でした。

松谷鷹也さんは子供の頃からプロ野球選手になることを夢見ており、よく父や兄と3人で河川敷に行き、キャッチボールやノックを行っていたそうです 。

お父さんの指導はかなり熱が入っていたようで、同級生がドン引きするほど打球の速いノックを受けるなど、割とスパルタな環境で技術を磨きました。

中学時代は横浜瀬谷ボーイズでプレー。

全国大会に出場するなど着実に実力をつけていきます。

松谷鷹也の高校時代

中学卒業後、松谷鷹也さんは藤森孝広監督に誘われ、甲子園を目指して福島県の強豪・学法福島高校に進学しました。

180センチを超える長身左腕として頭角を現した松谷鷹也さんは、高校2年秋にはチームを東北大会へと導きます 。

この大会では今や世界のスターとなった大谷翔平選手との運命的な対戦がありました。

東北大会の1回戦で花巻東高校と対戦した際、松谷鷹也さんはバッターボックスで大谷選手と対峙しています。

低めのボール球だと思って見送った球がストライクと判定され、電光掲示板を見ると145キロが出ていたことに衝撃を受け、
「今まで対戦した中で一番いいピッチャーだ」
と感じたそうです。

試合自体は4対3で学法福島高のチームが勝利し、とても嬉しかったと振り返っています。

続く2回戦では光星学院戦と対戦。

この試合でマウンドに上がった松谷鷹也さんは北條史也選手(阪神→三菱重工West)に痛烈な一発を浴び、7回コールド0対16で敗れています。

3年生に上がる直前の春、東日本大震災に被災。

練習ができずボランティアに励む日々が続き、原発事故の影響で県外出身者が多かった野球部は一時解散状態になるなど、困難にも直面しました。

夏の福島大会はベスト8で敗れ、「人生を懸けて福島に来た」だけに悔しさが募ったといいます。

松谷鷹也の大学時代

高校卒業後も「プロ野球選手は人を勇気づける仕事」だと感じていた松谷鷹也さんは、夢を諦めきれずに常磐大学へ進学しました。

野球推薦で入学し硬式野球部に所属しましたが、入学してわずか半年で肩を痛めてしまいます。

医師からは手術と約1年のリハビリが必要だと告げられ、回復する未来が描けずに心が折れてしまいました。

その結果、松谷鷹也さんは大学を中退し、実家に戻って引きこもる生活を送ることになります。

記憶がない頃からひたすら野球だけをやってきたため、野球を失ったことでこれからどうすればいいのか分からなくなってしまったのです。

松谷鷹也の社会人時代

怪我で野球を辞め、実家で引きこもっていた松谷鷹也さんに転機が訪れたのは、兄に勧められて特撮ドラマ「仮面ライダーカブト」を見たことでした。

ヒーローが活躍する姿を見て「役者も誰かの背中を押せる」と気づき、新たな夢を見つけます。

なおネット上では松谷鷹也さん「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」に出演されている、との情報もありましたが、確認できませんでした。

※「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」アマゾンプライムで見れます。

みなさんも松谷鷹也さんを探してみてください↓

もしかしたら今後、松谷鷹也さんが仮面ライダーに変身する日が来るかもしれませんね。

その後、185cmの長身を活かしてモデルを始めたり、運送や引っ越しのアルバイトをしながら俳優を目指しました。

映画の裏方の仕事なども経験しながら下積み生活を送る中で、映画『栄光のバックホーム』の主役に抜擢されます。

役作りのために体重を20キロ増やし、10年ぶりにグラブを握って社会人チームの練習に参加するなど、凄まじい努力を重ねました。

映画のモデルとなった横田慎太郎さんとは生前に交流を深めており、横田さんが実際に使っていたグラブを譲り受け、撮影でもそのグラブを使用したそうです。

松谷鷹也のまとめ

今回は、注目の俳優・松谷鷹也さんについて紹介しました。

・父は元巨人・近鉄の投手である松谷竜二郎さんで、幼少期からスパルタ指導を受けていた。

・学法福島高校時代には、東北大会で花巻東高校の大谷翔平選手と対戦し勝利した経験を持つ。

・大学時代に肩の怪我でプロ野球の夢を断念し、引きこもりを経験したが、「仮面ライダー」をきっかけに俳優を志した。

・映画『栄光のバックホーム』では、脳腫瘍と闘った横田慎太郎さん役を熱演している。

一度は夢破れた元球児が、俳優という新たなフィールドで「誰かの力になる」という目標を叶えようとしています。

松谷鷹也さんの今後の活躍から目が離せません!