宮崎県スポーツ協会所属の水久保漱至選手。
「水久保 漱至」の名前の読み方は“みずくぼ そうし”
パワフルな走りが魅力の短距離選手です。
2024年の富士北麓ワールドトライアルでは日本歴代5位タイの20秒14をマークし、優勝を果たしていますね。
今回はそんな水久保漱至選手の経歴やハーフの噂について調べてみました。
〜もくじ〜
水久保漱至のプロフィール
名前:水久保 漱至(みずくぼ そうし)
生年月日:1999年3月1日
出身:宮崎県宮崎市
身長:174cm
体重:68kg
経歴:宮崎市立大淀中学校→宮崎県立宮崎工業高等学校→城西大学→第一酒造→宮崎県スポーツ協会
水久保漱至はハーフ?
水久保漱至選手は日本人離れしたスピードと、「漱至(そうし)」という外国人を思わせるような名前から「ハーフではないか?」と思われている人も多いようです。
確かに水久保漱至選手は少し濃い目の顔立ちでもあるので、ハーフと感じる人の気持ちもわかりますね。
ですが調べてみると、そのような情報は確認できませんでした。
本人もハーフであると公言しておらず、生まれも育ちも宮崎県という純粋な日本人アスリートのようです。
ちなみに水久保漱至選手の「水久保」という名字は全国におよそ290人しかいない珍しい名字です。
水久保漱至選手の出身地である宮崎県に多く、約80人いるとのこと。
ですので、水久保漱至選手のご両親、少なくともお父さんは日本人で、宮崎県出身なのではないでしょうか。
水久保漱至の兄弟
水久保漱至選手には陸上をされていたお兄さんがいることがわかっています。
お兄さんも全国大会に出場するほどの実力を持っていました。
水久保漱至選手はそんなお兄さんに憧れて、陸上を始めたそうです。
小学校低学年から陸上を始め、全国大会に出場する兄の姿に憧れ、自身も全国の舞台を目指すようになる。
水久保漱至の小中学時代
水久保漱至選手は小学校低学年から陸上を始めています。
中学校は宮崎市立大淀中学校の出身です。
中学時代は度重なる怪我に悩まされながらも、着実に成長。
中学3年時の全日本中学通信陸上宮崎大会の100メートルでは、11秒21の大会新記録で優勝を果たしています。
水久保漱至の高校時代
中学卒業後は宮崎県立宮崎工業学校に進学しました。
高校では3年時に100メートルと200メートル、4×100メートルリレーの3種目でインターハイに出場。
100メートルは準決勝敗退に終わりましたが、
200メートルでは5位入賞、
4×100メートルリレーでは2位という好成績を残しています。
水久保漱至の大学時代
城西大学に進学後は、再び怪我に悩まされ、1、2年時は苦しい時期を過ごしています。
それでも諦めることなく地道にリハビリとトレーニングを続け、3年生からは少しずつ結果を残せるようになっていきました。
4年時にはコロナ禍で試合が少ない中、日本インカレ100メートルで10秒14で優勝!
200メートルでも20秒75で優勝し、注目を集めました。
日本インカレ3日目
— 4years. (@4years_media) September 14, 2020
男子200m決勝
優勝 水久保漱至(城西大)20秒75
100m、200mの2冠を達成!#89日本IC #青春に駆けろ pic.twitter.com/qcRAjp90ly
水久保漱至の実業団時代
大学卒業後は栃木県にある第一酒造に入社。
社会人3年目、2023年の日本選手権の200メートルでは3位に入り、表彰台を経験しています。
同年、ブダペスト世界陸上4×100メートルリレーの日本代表に選出。
残念ながら、本選のリレーメンバーには選ばれませんでしたが、5位入賞を経験しました。
その後、地元の宮崎県に戻り、宮崎県スポーツ協会に所属。
2024年の富士北麓ワールドトライアルでは日本歴代5位タイの20秒14をマークし、優勝を果たしています。
素晴らしい👏
— とぷろ (@T0P_kw) September 3, 2024
男子110mHの泉谷君も追い風参考ながら100m何と10秒1台。恐るべし潜在能力…。彼らの様な気鋭の選手が現れれば、男子短距離界の底上げは更に期待出来る。
【陸上】200m・水久保漱至が20秒14!!日本歴代5位タイで東京世界陸上標準突破/富士北麓ワールドトライアルhttps://t.co/cTxHQRlEQx
水久保漱至の自己ベスト
100メートル:10秒14
200メートル:20秒14 ※日本歴代5位タイ
水久保漱至のまとめ
水久保漱至選手は2024年の富士北麓ワールドトライアルで東京世界陸上の参加標準記録を突破し、自身2度目、個人種目としては初の世界陸上出場を決めています。
これまで数々の怪我を乗り越え、努力を積み重ねてきた水久保漱至選手。
世界の舞台での走りは、きっと多くのファンを魅了してくれることでしょう。
今後のさらなる活躍から目が離せませんね!