愛媛県の競技力向上対策本部所属の﨑山雄太選手。
関西創価高校時代にはほとんど注目されていませんでしたが、日本大学時代に村上幸史さんに師事して頭角を現してきたやり投げの選手です。
今年(2025年)の日本選手権では日本歴代2位の87メートル16を投げ、初優勝を果たしています。
今回はそんな﨑山雄太選手の経歴や出身中学、高校などについて調べてみました。
男子やり投・﨑山雄太が87m16! 日本歴代2位のビッグアーチ!! 標準突破で世界陸上代表内定!!/ #日本選手権
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) July 5, 2025
87m16はアジア選手権で出したばかりの自己記録を3m以上更新。今季世界4位の記録を持って、2度目の世界選手権に挑む。#﨑山雄太
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﨑山雄太のプロフィール
名前:﨑山 雄太(さきやま ゆうた)
生年月日:1996年4月5日
出身:奈良県奈良市
身長:178cm
体重:98kg
経歴:関西創価小学校→関西創価中学校→関西創価高等学校→日本大学→競技力向上対策本部
﨑山雄太の中学高校時代
﨑山雄太選手は奈良県奈良市出身ですが、小学校からは大阪にある関西創価小学校、関西創価中学校に通われていました。
小学校では野球、中学ではサッカーのGKをしていました。
関西創価高校に進学してから陸上で活躍していたお姉さんの影響で、陸上を始めています。
最初は走り幅跳びを専門にしていましたが、体育の授業でやり投げ用のやりを模したジャベリンを投げて興味を持ったことがきっかけで、1年生の途中から本格的にやり投を始めました。
高校3年生の時にはインターハイ出場。
インターハイでは60m92を投げましたが、予選敗退に終わっています。
﨑山雄太の大学時代
高校卒業後は日本大学に進学し、世界選手権銅メダリストで、当時、日大のコーチをしていた村上幸史さんに師事。
入学当初の自己ベストは61mで新入部員の中で最下位でしたが、1年生の記録会では自己ベストを13mも更新する74mをマークしています。
しかし、それ以降70mを超えることが出来ず、その焦りからか腰と肘を故障。
2年間、やりを投げられない苦しい時期を経験しました。
結局、大学でも目立った成績を残せず、卒業後は村上幸史さんらを育てた今治明徳高校の浜本一馬コーチから教えを乞うために愛媛県の競技力向上対策本部に所属しました。
﨑山雄太の実業団
社会人になってからは順調に記録を伸ばしていき、
2023年の木南通孝記念では当時日本歴代5位の83メートル54を記録し、優勝を達成しています。
同年には初めて世界選手権に出場しましたが、直前に右すねの疲労骨折が判明。
強行出場しましたが、予選は全てファウルとなり「記録なし」となってしまいました。
それでも2025年の日本選手権では日本歴代2位の87メートル16を投げ、初優勝!
参加標準記録も突破し、自身2度目となる世界選手権出場を決めています。
日本中のスポーツ、陸上ファンの皆さん
— 井倉 大翔 / Daito Ikura (@daitoikura) July 5, 2025
本日行われた日本選手権にて、男子やり投げで﨑山雄太選手が日本歴代2位の大記録をマーク。
さらに世界陸上参加標準記録も突破しました。
圧巻の投てきシーンをぜひご覧ください!!!!#陸上 #日本選手権 #やり投げ #﨑山雄太 #世界陸上 #歴史的瞬間 pic.twitter.com/HSGsWyeXnl
﨑山雄太のまとめ
大学時代には故障に苦しみながらも、社会人になってから大きく飛躍を遂げた﨑山雄太選手。
日本選手権での歴代2位となる87m16の大記録は、まさに努力の結晶と言えるでしょう。
2度目の世界選手権では、その力を存分に発揮し、世界の舞台で大きな飛躍を見せてくれることを期待したいですね!