県立岐阜商業野球部の藤井潤作監督。
2024年秋に就任してからわずか1年足らずで、チームを甲子園へと導いています。
しかも今年は県岐阜商業野球部が創部して100年目の節目の年です。
果たして、監督として初めて臨む甲子園ではどんな采配を見せてくれるのでしょうか?
今回は藤井潤作監督の経歴や指導スタイルについて調べてみました。
県岐阜商・藤井監督「4番坂口がキーマン」 初戦の日大山形・荒木監督と対談 夏の甲子園https://t.co/rCZwN42e1c
— 岐阜新聞 (@gifushimbun) August 5, 2025
※右が藤井潤作監督
藤井潤作のプロフィール
名前:藤井 潤作(ふじい じゅんさく)
生年月日:1972年度生まれ
出身:岐阜県
経歴:岐阜市立岐阜商業高等学校→朝日大学→一光
藤井潤作の現役時代
藤井潤作監督は“県立”岐阜商業ではなくて、“市立”岐阜商業の出身です。
現役時代は主にショートやセカンドとしてプレー。
高校時代の甲子園出場経験はありません。
高校卒業後は朝日大学を経て、社会人野球の一光に入社。
一光では主力として活躍し、都市対抗野球にも出場しました。
藤井潤作の指導者時代
現役引退後は、一光でコーチを務めた後、2009年に商業科の教諭として県立岐阜商業に赴任。
県立岐阜商業では副部長を務め、就任した年の夏に甲子園出場を経験しています。
この時はベスト4まで勝ち進んでいました。
2011年からは土岐商業の副部長、部長を歴任。
土岐商業時代の教え子には、現中日の勝野昌慶投手がいました。
勝野昌慶投手とは今でも交流があり、オフにゴルフを一緒にプレーする間柄だそうです。
勝野が語るのは、今月末で退任する意向を固めた県岐阜商の鍛治舎巧監督に代わり、秋季大会で監督代行を務める藤井潤作副部長。
土岐商時代に部長として指導を受け、「野手出身の方なので、ピッチングというよりも、野球に関する考え方を教わりました」と懐かしむ。
プロ入り後はオフにゴルフを一緒にプレーする間柄。恩師と教え子という関係とはいえ、厳しくも親しみやすい先生だったようだ。
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2019年から東農実業の監督を務めた後、2024年に県立岐阜商業の野球部副部長に就任。
前任の鍛治舎巧監督の退任を受け、2024年秋から監督としてチームを率いています。
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藤井潤作の指導方針
藤井潤作監督は「考える野球」を掲げています。
これはプレー中だけでなく、グラウンド外でも活かされており、データ班が相手チームの癖や攻撃傾向を徹底的に分析しています。
さらに、チームのテーマとして「底抜けに明るい最強チーム」を掲げ、夏の岐阜県大会では全試合で二桁安打を記録。
合計8本塁打を放つ強力打線で、見事優勝を果たしました。
藤井潤作のまとめ
就任からわずか1年足らずで、県立岐阜商業野球部を100年目の節目に甲子園へ導いた藤井潤作監督。
選手の自主性を育む「考える野球」と、明るく一体感のあるチーム作りは、これからも多くの注目を集めるでしょう。
初めての大舞台で、どんな采配とドラマを見せてくれるのか――夏の甲子園での戦いから目が離せません。