東京大学陸上運動部の秋吉拓真選手。
“東大史上最速のランナー”の異名を持つ長距離選手です。
東大記録を4つも持っているだけではなく、今年の全国インカレでは5000mで5位入賞を果たしています。
今回はそんな秋吉拓真選手の経歴や出身中学、高校などについて調べてみました。
七大戦@豊橋
— 秋吉拓真 (@akiyoshitakuma) July 29, 2024
1500m 3'55"89 1位
5000m 14'26"08 1位 大会新
3000mSC 9'07"05 1位
三冠達成、MVP獲得できました!今年も強い東大長距離を見せられました。七大の人たちとも色々話せて楽しかったです!前半シーズン最高の形で終われました! pic.twitter.com/IEd93QNP6i
秋吉拓真のプロフィール
名前:秋吉 拓真(あきよし たくま)
生年月日:2003年5月23日
出身:兵庫県西宮市
身長:173cm
体重:55kg
経歴:六甲学院中学校→六甲学院高等学校→東京大学
秋吉拓真の中学高校時代
秋吉拓真選手は兵庫県にある中間一貫校の六甲学院の出身です。
六甲学院の偏差値は58~63。
秋吉拓真選手は中学まではサッカー部に所属されていました。
中学2年生の時に、中学1年生から高校2年生までが参加する校内のマラソン大会で全体1位になっています。
そのことがきっかけで長距離に自信を持ち、高校1年生から陸上部に入部しました。
ただ、そこまで陸上が盛んな学校ではなかったため、練習は週に2、3日しかなかったそうです。
高校時代、秋吉拓真選手は全国大会への出場経験はありませんでした。
それでも、高校3年時には兵庫県大会の5000mで9位という成績を残しています。
くま先輩「79期OBの秋吉くんが、“number“誌に!
— 六甲学院 公式「くま先輩の日誌」 (@rokko_info) February 16, 2024
東大に入ってからも走り続けています!」
#六甲学院 #六甲陸上部
【写真】「箱根は走れなかったけど…」東大“史上最速ランナー”が昨年大躍進のナゼ…5000m13分台、1万m28分台も「高校では月100kmしか走ってなくて」 https://t.co/C546mbQQWj #駅伝
秋吉拓真の大学時代
秋吉拓真選手は東京大学理科1類に現役合格しています。
箱根駅伝に出場したい、と考えていたため、私立は一切受験しておらず、東大しか受けていなかったそうです。
入学直後は大学の練習量の多さに戸惑ったそうですが、慣れてくるとどんどんタイムを伸ばしていきました。
大学2年時の関東学生新人陸上競技選手権大会の5000mでは、箱根常連校の選手たちを破って優勝!
関東新人5000m 14'39"74 優勝!
— 秋吉拓真 (@akiyoshitakuma) September 22, 2023
かなりスローな入りで波乱の展開だったが、ラスト500mからの大逃げで0.003秒競り勝てた!大雨の中応援、サポートして下さった方々、本当にありがとうございました!1500mも頑張ります! https://t.co/uWRDpn48VI pic.twitter.com/bMKU2MYpgl
さらに大学3年時の全国インカレでは、14分12秒25の好タイムで5位入賞を果たしています。
秋吉拓真の自己ベスト
1500m:3分48秒33
5000m:13分53秒28
10000m:28分49秒27
ハーフマラソン:1時間3分17秒
※いずれも東大記録
秋吉拓真の父
大学2年生までは三鷹台の寮に住んでいた秋吉拓真選手ですが、現在は墨田区両国のマンションでお父さんと2人暮らしをされています。
通学先が本郷キャンパスに変わるタイミングで、たまたまお父さんが兵庫から東京に単身赴任することになったので、一緒に生活することにしたそうです。
お父さんについては職業が会社員ということしかわかっていませんが、きっとお父さんも優秀な人物ではないでしょうか。
秋吉拓真の進路
現在、工学部機械情報工学科3年生の秋吉拓真選手には、大学卒業後の進路についても注目が集まっています。
現時点では大学院への進学か実業団に進むことを考えているそうです。
「将来はモノ作りに携わりたい。ただ、陸上も限界までやりたいので、実業団にも興味があります」
と話されていますね。
秋吉拓真のまとめ
秋吉拓真選手の今後の目標は箱根駅伝出場です。
チームとしての出場はなかなか厳しいもがありますが、関東学生連合での出場は十分にあり得ます。
過去、東大生で箱根駅伝に出場した選手は13人おり、最高成績は2005年の松本翔選手の区間10位(8区)です。
“東大史上最速のランナー”の秋吉拓真選手には、それを超える成績を期待したいですね!
秋吉拓真選手のライバルになりそうなのが、東京大学大学院に通う古川大晃選手です。
箱根駅伝には大学院生も出場でき、なおかつ関東学生連合に参加できるのは1校1人までです。
今年がラストチャンスとなる古川大晃選手は侮れない存在ですね。
古川大晃選手についてはこちらを→古川大晃(東京大学院陸上部)の経歴がすごい!自己ベストや熊本大/九州大学時代の成績は?