21世紀枠での甲子園出場を決めた別海高校野球部の島影隆啓監督。
島影隆啓監督の本業はコンビニの副店長というちょっと珍しい肩書を持つ監督さんです。
毎朝3時に起き、ハードな業務こなしながら、野球部の監督を務められています。
今回はそんな島影隆啓監督の経歴や家族などについて調べてみました。
「大阪桐蔭に“0対40”で大恥をかく…」21世紀枠・別海のウラ話「町長に直訴…牛の品評会場が練習場に」センバツ決定の瞬間に完全密着(柳川悠二)#高校野球 #センバツ #甲子園 #別海高校 #島影隆啓 #大阪桐蔭 #NumberWeb https://t.co/FdlaBq75eh
— Number編集部 (@numberweb) January 27, 2024
島影隆啓のプロフィール
名前:島影 隆啓(しまかげ たかひろ)
生年月日:1982年5月2日
出身:北海道別海町中春別
身長:177~178cm
体重:100kg超
経歴:釧路緑ケ岡高校(現・武修館高校)→札幌大学
島影隆啓の現役時代
島影隆啓監督の現役時代のポジションは内野手です。
高校時代は釧路緑ケ岡高校(現・武修館高校)でプレーしていましたが、甲子園出場経験はありません。
高校卒業後は札幌大学に進学。
札幌大学では準硬式野球部に所属していました。
島影隆啓の指導者時代
大学卒業後、島影隆啓監督は一度は就職しましたが、高校時代の恩師の誘いを受け、24歳の時に母校・武修館高校のコーチに就任。
その後、監督に昇格すると、2010年夏の北北海道大会では準優勝を果たしています。
また2008年と2010年には21世紀枠の候補校にも選ばれていました。
甲子園まであと少しのところまで来ていた島影隆啓監督でしたが、2013年の夏に突如、解任を告げられます。
解任理由について学校側からは
「君は人気がなく、選手が集まらないから」
と言われたそうです。
父母会は4000を超える嘆願書を集めて続投を訴えましたが、翌年3月に解任の時期が延びただけで、結局は学校を辞めることとなりました。
島影監督解任を学園側に抗議するかたちで、父母会として嘆願書を提出する事となりました。正直この活動が本当に島影さんの為になるのかは私自身わかりません。ですが、島影隆啓という人間がどの世代の選手からも尊敬され、慕われていたことを示す意味でもこの活動をするべきなのかもしれません。
— 武修館野球部あるある (@bushuaruaru) October 30, 2013
ちなみに島影隆啓監督が辞めた2014年の夏に、武修館高校の教え子たちは北北海道大会を制し、甲子園に出場しています。
島影隆啓監督としては複雑な心境だったかもしれませんね。
武修館高校を辞めた後は地元の別海町に戻り、2年間、少年野球チーム・中春別ジュニアホークスのコーチを務めていました。
町役場からの依頼を受け、2016年に別海高校野球部の監督に就任。
就任当初、野球部員はわずか4人だけ。
また練習する環境が整っていなかったため、練習環境の整備からスタートでした。
それでも島影隆啓監督は辛抱強く、野球部の指導にあたり、2023年秋には北海道大会ベスト4入り!
21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場を達成しました。
別海高校21世紀枠選抜出場
— たかちゃん (@PM____9) January 26, 2024
島影隆啓監督
別海高校では4人の選手のチーム就任からのスタート!
野球は指導者の力が大きいな
監督はコンビニ経営者。別海高は「乳しぼりができる甲子園球児」を目指す https://t.co/6tZ5G56jJm
島影隆啓の実家のコンビニ
島影隆啓監督は実家のコンビニチェーン「セイコーマート しまかげ中春別店」の副店長を務めています。
実家のコンビニは30年ちかく続いており、島影隆啓監督は3代目です。
毎朝3時に起き、総菜コーナーの準備など業務をこなしながら、野球部の監督と両立されています。
#センバツ 出場校に21世紀枠で選ばれた #別海 を率いる島影隆啓監督は、コンビニエンスストア「セイコーマート」副店長の肩書も持ちます。一時は諦めた監督の道、甲子園出場を故郷で叶えました。
— 毎日新聞高校野球 (@maikoukouyakyu) January 31, 2024
おにぎりをバットに…16人をセンバツに導いた監督はコンビニ副店長 https://t.co/y8YI6KGuq6
島影隆啓の家族
島影隆啓監督はすでに結婚されています。
奥さんについては詳しいことはわかっていませんが、実家のコンビニは家族経営ということなので、もしかしたらコンビニを手伝われているのかもしれませんね。
またお子さんは3人いて、時には娘さんが歌ってくれた『勇気100%』が気分転換になったこともあるそうです。
今の島影隆啓監督と別海野球部があるのは、家族の支えがあってこそかもしれませんね。
今でも鮮明に覚えている。中標津高にダブルヘッダーの2試合とも大敗を喫し、肩を落として帰宅した日だった。「娘が駆け寄ってきて、急に『勇気100%』を歌い始めた。それを聴いた瞬間に楽になった」と心は晴れた。
【センバツ】別海が21世紀枠に選出 島影隆啓監督の8年物語 史上最東端の甲子園出場校
島影隆啓のまとめ
苦しい時期を乗り越え、ついに甲子園出場を果たした島影隆啓監督。
甲子園では地元・別海町に元気を与えるようなは野球を見せてほしいですね!
別海高校野球部についてはこちらを→別海高校野球部の2024メンバー!出身中学や監督は?21世紀枠!