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中矢太監督の退任理由は体罰!済美の過去の不祥事との関係は?

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済美高校中矢太監督5月に突然、退任され、話題になっています。

済美高校によると退任理由については
「現段階ではお答えすることはできない」
と話されていて、様々な憶測を呼んでいました。

しかし、どうやら、退任理由中矢太監督の部員に対する体罰らしいということがわかってきています。

そこで今回は中矢太監督体罰の内容これまでの済美高校の不祥事についてまとめてみました。

中矢太監督のプロフィール

名前:中矢 太(なかや ふとし)
生年月日:1974年生まれ
出身:愛媛県松山市
経歴:明徳義塾高校→専修大学

中矢太監督の経歴

中矢太監督現役時代のポジションは内野手です。

高知県の明徳義塾高校の出身で、1992年夏甲子園にも出場しています。

1992年夏甲子園明徳義塾と言えば、星稜高校の松井秀喜さんを5打席連続敬遠して社会問題にまで発展していましたね。


ちなみにその時の明徳義塾ピッチャーだった河野和洋さんも現在は帝京平成大学で監督をされています。

河野和洋さんについてはこちらを→河野和洋(元明徳)の現在は帝京平成大監督!息子がすごい?結婚した嫁は?

中矢太監督専修大学を卒業後、2003年から創部2年目の済美高校のコーチに就任。

コーチ部長として故・上甲正典監督を支えていました。

その後、2016年監督に就任すると、2017年2018年の夏に甲子園に出場しています。

2018年夏甲子園ではチームをベスト4まで導いていますが、
当時エースだった山口直哉投手を全5試合計607球も投げさせ、批判も浴びていました。

山口直哉投手についてはこちらを→山口直哉(京都産業大野球部)の済美時代の酷使の影響や兄は?ドラフト注目!

中矢太監督の体罰

日本学生野球協会によると、
中矢太監督は部員の胸ぐらをつかみ、ベンチ内のホワイトボードに押しつけたり、叱責しながらヘルメット2個、缶コーヒーを投げつけたりするなどの体罰を行っていたそうです。

センバツ優勝1回の済美(愛媛)の前監督(47)は、部内体罰と報告義務違反で謹慎4カ月となった。すでに退任している。今年4月に他校との練習試合を行い、5回のグラウンド整備でふざけているように見えた部員の胸ぐらをつかみ、ベンチ内のホワイトボードに押しつけた。叱責しながらヘルメット2個、缶コーヒーを投げつけ、それらが部員の左手付近に当たるなどの行為があった。部員にケガはなかった。

日刊スポーツ

今の時代、どんなことがあっても体罰は許されるものではありません。

ただ、体罰だけだと、解雇までは厳しすぎる気もしますし、
済美高校もわざわざ
「現段階ではお答えすることはできない」
と濁す必要はないので、もしかしたら、まだほかにも余罪があるのかもしれませんね。

済美高校の不祥事

済美高校野球部ではこれまで何度か不祥事を起こっています。

2014年には

・2年生部員が1年生部員に対して、日常的に暴力行為を行う。
・1年生部員7組にケンカをさせ、2年生部員が観賞する
・2年生が1年生に対して灯油を飲まそうとしたり、カメムシを実際に食べさせる

などのかなり悪質な行為が発覚し、1年間の対外試合禁止処分を受けていました。

さらに、その処分の間にも29歳の男性コーチが1年生部員の頭や背中をたたいたり殴ったりするなどの体罰を行っていたことが判明し、その謹慎処分となっています。

ちなみに、中矢太監督は当時、済美高校のコーチをされていましたが、40歳ぐらいですので、体罰を行ったコーチとは別人ですね。

中矢太監督のまとめ

中矢太監督はまだ40代と若く、今後、他のチームでも指導をすることがあるかもしれません。

その時は今回のことを反省し、教え子に暴力だけは振るわないでほしいですね!