体操日本代表の南一輝選手。
全日本種目別選手権では3連覇を達成している床運動のスペシャリストです。
東京オリンピックは直前に怪我をしたために出場は叶いませんでしたが、
体操日本代表の内村航平選手によると
「出場していれば絶対に金メダルを獲っていた」
とのこと。
現在は「リ・ジョンソン ハーフ」を世界体操で成功させることを目指しており、成功すれば”ミナミ”という名前が付けられる予定です。
🤸♂️🤸♂️開催まであと7日🤸♀️🤸♀️
— 北九州市国際スポーツ大会推進室【公式】世界体操・新体操を応援📣 (@kitaqcamp1) October 11, 2021
みなさん、こんにちは!
🤸♂️世界体操•新体操選手権推進室🤸♀️です!
本日カウントダウンを行っていただくのは…
仙台大学所属の「南一輝」選手!
ゆかのスペシャリスト!
彼のゆか演技での着地と空中姿勢は必見です!! pic.twitter.com/ElUvNCE2Gj
〜もくじ〜
南一輝(みなみかずき)のプロフィール
名前:南 一輝(みなみ かずき)
生年月日:2000年1月24日
出身:山口県下関市
身長:163cm
体重:59kg
家族:両親、姉、弟
趣味:風景写真を撮ること
経歴:下関市立垢田小学校→下関市立垢田中学校→下関国際高校→仙台大学
南一輝(みなみかずき)の小中学時代
ぜんそく持ちだった南一輝選手は「健康のために」と母の友人から勧められたことがきっかけで、小学2年生から安岡体操クラブで体操を始めました。
中学ではレジェンド体操クラブに在籍。
小中学生の頃は目立った成績もなく、全くの無名の選手でした。
南一輝(みなみかずき)の高校時代
高校に入っても2年生までは特筆するほどの成績を残していません。
しかし3年生になると一気に伸びて中国大会で優勝!
その勢いままインターハイでも日本一を達成しています。
南一輝(みなみかずき)の大学時代
高校卒業後は、監督からの誘いがあったことと、得意種目である床が強いことなどを理由に仙台大学に進学。
入学後しばらくはオールラウンダーとして6種目を続けていましたが、
仙台大学の鈴木良太監督からの勧めで18年より床のスペシャリストとして一種目に絞ることにしました。
2019年6月に全日本体操競技種目別選手権に出場すると、それまで大会6連覇中だったリオ大会団体金メダリストの白井健三選手を破り見事、初優勝!
続いて出場したオリンピック代表選考を兼ねる種目別のワールドカップでも優勝を果たしています。
南一輝が床で優勝 あん馬今林2位 体操種目別W杯https://t.co/YHWxIdYzvt
— もみじ (@maple_maple555) November 24, 2019
男子床運動は南一輝(仙台大)が15・100点で優勝した。
あん馬の今林開人(セントラルスポーツ)は2位。つり輪の長野託也(朝日生命)は8位、女子跳馬の坂口彩夏(ジム・ネット教室)は4位だった。
その後、全日本体操競技種目別選手権では2020年、2021年にも優勝!
東京オリンピック出場も確実視されていましたが、
2021年5月に行われたNHK杯の直前練習で脚の肉離れという大怪我に見舞われてしまいました。
結局、その怪我が響き、惜しくも東京オリンピック出場を逃しています。
南一輝(みなみかずき)とリ・ジョンソンハーフ(ミナミ)
怪我が完治した南一輝選手が現在挑戦している技が「リ・ジョンソンハーフ」です。
「リ・ジョンソンハーフ」とは「リ・ジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)」というG難易度の技に更に「ハーフ(半ひねり)」を加えたH難易度の技です。
成功すれば世界初とのこと。
体操では世界大会で初めてその技を成功させた選手の名字が技名に採用されることが多いため、成功となれば”ミナミ”という名前が付けられる予定です。
5回ひねり!!!! pic.twitter.com/foHmr8GesF
— 南 一輝 (@gym_kazuki0124) May 3, 2019
リジョンソン〜リューキン pic.twitter.com/bOgiPPT7c6
— 南 一輝 (@gym_kazuki0124) May 29, 2019
南一輝(みなみかずき)の進路
現在大学4年生の南一輝選手。
大学卒業後の進路にも注目が集まっていますが、現時点ではわかってません。
何か分かりましたら、改めて追記させていただきます。
※追記 大学卒業後は岩手県滝沢市にあるエムズスポーツクラブで働きながら、パリオリンピック出場を目指しています。
南選手はこの春、就職を機に岩手県滝沢市に住所を移し、主濱了滝沢市長からも歓迎を受けた。
勤務先は、岩手や秋田で体操教室を開いているエムズスポーツクラブ。
社長の松村俊輔さんは南選手にとって大学の先輩にあたり、2021年11月南選手を訪ね、直接声をかけたと言う。
2021年に体操ゆかで世界2位 南一輝選手 岩手で新生活<岩手・滝沢市>
南一輝(みなみかずき)のまとめ
これまで、日本の床運動を引っ張ってきた白井健三選手が引退した今、日本の床運動を支えるのは南一輝選手しかいません!
パリオリンピックでの金メダルを目指して、活躍を続けていってほしいですね!