東海大学の郡司陽大選手。
2019年の箱根駅伝で優勝のゴールテープ切ったシーンはハイライトとしてテレビでも何度も流され、一躍有名になりましたね。
名前の「陽大」は「あきひろ」と読みます。
なんとお兄さんも現役のランナーらしいです。
さらに気になるのは、郡司選手について調べていると出てくる「郡司豚」という言葉。
全然太っていないのに豚とは失礼ですね!
今回はそのあたりについても調べてみました。
第95回東京箱根間往復大学駅でゴールする #東海大 アンカーの #郡司陽大 さん。10時間52分9秒の #大会新記録 で、史上17校目の優勝校となりました。(撮影・佐藤優樹)https://t.co/mMyfomLkAW #箱根駅伝 #総合優勝 pic.twitter.com/WPmnSfmE7w
— 共同通信写真部 (@kyodo_photo) 2019年1月3日
プロフィール
名前:郡司 陽大(ぐんじ あきひろ)
生年月日:1997年4月3日
出身:栃木県那須塩原市
身長:160cm
体重:53kg
経歴:那須塩原市立西那須野中学校→栃木県立那須拓陽高校→東海大学
兄
郡司選手の6歳上の兄・貴大さんも駒澤大学の選手として、箱根駅伝を走ったことがあるランナーです。
現在は実業団の小森コーポレーションに所属し、活躍されています。
さらに2番目のお兄さんも関東学院大学で陸上をやっていたみたいですが、詳しい情報はわかりませんでした。
箱根駅伝の出場はなかったようです。
東海の郡司陽大は栃木県最速三兄弟、郡司兄弟の三男
強いぞ〜!!#出雲駅伝#出雲駅伝2018— 蟠り温泉でスムージー (@huang2he2) 2018年10月8日
郡司選手は3人兄弟の末っ子ということで、甘えん坊な性格とのこと。
でも、レースぶりを見ていると、全然甘えん坊には見えませんね。
実家
郡司の実家は那須塩原市で、養豚場を営む畜産家です。
かなり規模の大きな畜産家とのことで、「郡司豚」というブランド豚を育てています。
「郡司豚」は実家で育てている豚のブランド名だったんですね!
悪口ではなくて良かったです。
噂の郡司豚 pic.twitter.com/gcaCzYBH2Y
— 廻谷 賢 (@kenkenknken) 2018年2月4日
豚肉に含まれているタンパク質は体作りに、ビタミンは疲労回復にいいと言いますから、駅伝選手にとっては最高の食べ物かもしれませんね。
小中学時代
郡司選手がいつから陸上を始めたのかはわかりませんが、
小学生の時には、当時東海大学の1年生だった村澤明伸選手(現・日清食品)が全日本大学駅伝で区間2位に入る走りを見て
「東海大で走ってみたい」
と思うようになったそうです。
中学校時代には陸上を始めていて、栃木県駅伝大会で区間賞を獲得したという記録が残っています。
高校時代
高校は地元の那須拓陽高校に進学。
那須拓陽高校は県立の学校ですが、駅伝が強く全国大会の常連です。
卒業生には女子マラソン日本歴代2位の記録を持つ渋井陽子さんがいます。
その他、郡司選手の同級生には日本体育大学の廻谷賢選手、1学年下には東洋大学の吉川洋次選手らがいました。
郡司選手は高校3年生の時に全国都道府県駅伝に出場し、4区を走り、区間6位という成績を残しています。
大学時代
高校卒業後は東海大学に進学。
大学では3年生の出雲駅伝で三大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)デビューを果たします。
出雲駅伝は5区を走り、区間3位(チームは3位)。
続く全日本大学駅伝では6区を走り、区間2位に入っています(チームは2位)。
そして箱根駅伝では最終10区を任され、区間3位の走りで、1位でゴールしました。
その後、4年生の2月に、転倒して右足の骨挫傷を負います。
そのため1か月半以上走れない期間がありました。
インカレにも出場できず、出雲駅伝ではメンバー落ちを経験しました。
それでも、全日本大学駅伝で復活!
6区で区間賞を獲る走りで、チームを16年ぶり2回目の優勝に導きました。
進路
郡司選手は大学卒業後、小森コーポレーションに入社することが内定しています。
お兄さんと同じ会社ですね!
ニューイヤー駅伝では郡司兄弟によるタスキリレーが見られるかもしれませんね。
まとめ
2019年はアンカーを務めた郡司選手ですが、2020年は何区を走るのでしょうか?
できれば2020年も最終区を走ってもらいたいですね。
そして、再び一位でゴールテープを切る郡司選手を見てみたいものです。