仙台大学のドラフト候補・宇田川優希投手。
フィリピン人の母を持つ宇田川投手は身長184cm体重95kgの恵まれた体格から最速152km/hのストレートを投げる本格派のピッチャーです。
3年春にフォークを覚えてからは手の付けられないピッチャーになっています。
今回はそんな宇田川投手についてまとめてみました。
※追記 2020年オリックスドラフト育成3位!
佐々木朗希、だけじゃない東北投手。仙台大・宇田川優希はまるで“野茂”。(安倍昌彦)#プロ野球 #npb #ドラフト会議 #宇田川優希 #仙台大学 #佐々木朗希 https://t.co/x1iVm1ijxy
— Number編集部 (@numberweb) 2019年5月21日
プロフィール
名前:宇田川 優希(うだがわ ゆうき)
出身:埼玉県越谷市
身長:184cm
体重:95kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:越谷市立西中学校→八潮南高校→仙台大学
中学時代
宇田川投手の小学生時代の球歴は不明です。(わかり次第追記します)
中学時代は軟式野球部でプレー。
中学卒業後は、埼玉県立八潮南高校に進学しました。
高校時代
高校では3年夏の埼玉県大会でエースとして、再試合を含む全4試合に登板。
1回戦の杉戸高校戦では15個の三振を奪い3対0完封勝利。
2回戦・北本高戦はリリーフとして8回2/3を投げ、3失点の粘投で7対6逆転勝ち。
3回戦・正智深谷戦では延長15回完投で2対2の引き分けの後、再試合では8回に力尽き、一挙9点を失い、7対11で敗れています。
高校時代から最速142km/hを記録し、プロからも注目されていた宇田川投手でしたが、高校3年時にはプロ野球志望届を提出せず、仙台大学へと進学しました。
大学時代
大学では1年春からベンチ入り。
中継ぎで経験を積み、2年春のリーグ戦からは抑えとして活躍します。
さらに3年春からは先発に転向。
3年春のリーグ戦では28回1/3を投げ、35奪三振、2勝1敗、防御率0.64の好成績を残しています。
プレースタイル
宇田川投手は身長184cm95kgのプロ注目の本格派ピッチャーです。
常にセットポジションから投球で、最速152km/h のストレートを投げ込みます。
とても三振を多く獲れるピッチャーで、リリーフをしていた2年次には19回1/3を投げ、38個もの三振を記録しました。
ジャイロフォーク?
宇田川投手の投げる変化球はスライダー、カーブ、フォークなど。
特にフォークは驚異の切れ味を誇り、三振を取るための大きな武器となっています。
上の動画の30秒あたりを見ると、フォークがジャイロ回転(螺旋回転)していることがわかりますね。
これはプロでも珍しいジャイロフォークと呼ばれる球種です。
ソフトバンクの千賀滉大投手が投げる“お化けフォーク”もジャイロフォークだと一時話題になりました。
漫画『MAJOR』では主人公の茂野吾郎も投げていましたね。
スカウトの評価
ロッテ・柳沼スカウト
「球の力は持っている。また見に行きたいと思います」
まとめ
宇田川投手はスカウトの間ではすでに有名ですが、一般的にはまだあまり知られていません。
仙台大学の所属する仙台六大学野球連盟には東北福祉大学という強豪校がいるため、一度も全国大会に出たことがないからです。
大学最終学年となる2020年は東北福祉大学を破り、全国大会に出場して、”宇田川優希”の名前を全国に知らしめてから、プロに進んでいってほしいですね。