箱根駅伝で盛り上がるのは、やっぱり、熱いドラマが繰り広げられる山登りの5区ですよね。
2019年も、青山学院大学の竹石尚人選手をはじめ、東海大学の西田壮志選手、日本体育大学の室伏穂高選手など、各大学のエースクラスの選手がエントリーされています。
その中でもやはり、本命は法政大学の青木涼真選手!
昨年も5区を走り、9人抜きの快走で区間新記録をマークしました。
また青木選手は生命科学部に在籍しており、法政大学初の理系箱根ランナーでもあります。
陸上だけではない、文武両道を地で行く選手なんですね!
すごい!!
大学3年になった今年は、昨年以上の活躍が期待されています。
もしかしたら、大会終了後には「山の神」なんて呼ばれているかもしれませんね!
今回は2019年箱根駅伝で大注目の青木涼真選手について調べてみました。
なお、同じく5区で走る
青木涼真プロフィール
名前:青木 涼真(あおき りょうま)
生年月日:1997年6月16日
出身:埼玉県久喜市
身長:167cm
体重:56kg
趣味:ゲーム、アニメ観賞
経歴:久喜市立鷲宮東中学校→春日部高校→法政大学
春日部高校出身
青木選手は、埼玉県屈指の進学校・春日部高校出身です。
春日部高校の偏差値は、なんと71!
おそらく、歴代の箱根ランナー中でもベスト10に入れるぐらいの頭の良さではないでしょうか!?
そんな青木選手ですが、中学の頃はサッカー部で、高校でもサッカー部に入る予定でした。
しかし、サッカー部がどこにあるのかわからなくて、迷っていたところ、たまたま陸上部のイケメンの先輩から勧誘を受け、そのまま入部してしまったのだそうです。
イケメンの先輩グッジョブです!
高校入学直後は、学力テストの成績が下位に沈み、打ちのめされたといいます。
そこで、部活後に毎日2時間以上仲間と勉強し、通学時間は単語暗記に費やすなど、努力を重ね、学年約360人中30番まで成績をアップさせました。
やはり、文武両道の人はこのくらい努力されているのですね。
それにしても偏差値71の学校で30番はすごすぎです!
そして、学校の成績が上がると、自然と陸上の記録もアップしていきます。
1年秋に5000メートル15分53秒だった成績が、2年が終わる頃には14分50秒まで縮みました。
高校3年生の時には、全国高校総体の3000m障害で全国8位という好成績を残しています。
法政大学へ進学
高校卒業後は、法政大学の生命科学部に進学。
本人は
「3、4年で箱根に出られればいいかな」
と思っていたそうですが、1年生から箱根駅伝に出場し、8区を走って区間9位という結果を残しました。
2年生になると3000m障害で関東インカレ優勝!
大学3大駅伝(出雲・全日本・箱根)にも全て出場します。
特に箱根駅伝では5区を走り、区間新記録を樹立して、一躍注目を集めるようになりました。
家族は?
青木選手は両親と姉の4人家族です。
レース後、真っ先に家族の元へ向かい抱き合うなど、仲の良い家族ということがうかがえます。
祖父の柿沼惣市さんは、「元祖・山の神」とも言われる大久保初男さん(大東大)が、箱根駅伝5区で4年連続区間賞を取った時代から、ずっと箱根駅伝が大好きなのだそうです。
そんな古くからの箱根駅伝ファンにしたら、自分の孫が箱根を走ることはなんて、最高の喜びでしょうね。
しかも、その大久保さんの息子・大久保陸人選手も出場する可能性があります。
一緒に走ることになったら面白いですね。
イケメン理系ランナー
青木選手は、普段は白衣姿で実験ばかりの日々という理系ランナーです。
イケメンな青木選手ですから、きっと白衣姿も似合っているのでしょうね。
得意科目は物理で
「粉の成分を変えて圧力を調べる粉じん爆発とか、分子の動きをCGで再現したり…」
と、日々の実験を楽しんでいるようです。
3年の秋は、チームのポイント練習と授業が重なってしまったため、1人で練習することも多くありました。
やはり法政大学は、理系と文系でキャンパスが違うので、普段の練習から大変なのでしょうね。
進路は?
現在3年生の青木選手。
さすがにまだ大学卒業後の進路は決まっていませんが、将来的には3000m障害でオリンピックを目指す予定です。
将来のオリンピック出場もとても楽しみですが、まずは大学で残り2年間、箱根で、どんなすごい成績の残すのかを楽しみにしたいと思います。
※追記 大学卒業後はホンダに入社して、オリンピックを目指すそうです。