また横浜高校野球部に一人の逸材が現れました。
兵庫・明石ボーイズ出身で、U15日本代表としてアジアの舞台も経験した二刀流・畠山颯志選手です。
入学直後の春季神奈川大会でいきなり2安打5打点という衝撃のデビューを飾り、野球ファンの間で一気に注目を集めています。
投げても打っても規格外、そんな新星の軌跡をたどっていきましょう。
横浜にまた超逸材
— スポニチアマ野球2026 (@sponichi_kkbb) April 12, 2026
その名は「畠山 颯志」 pic.twitter.com/JXMA9uEnRM
畠山颯志のプロフィール
名前:畠山 颯志(はたけやま そうし)
生年月日:2011年1月13日
出身:兵庫県明石市
身長:182cm
体重:78kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー兼外野手兼ファースト
経歴:明石市立大久保小学校→明石市立大久保北中学校→横浜高等学校
畠山颯志の小中学校時代
畠山颯志選手が野球を始めたのは、明石市立大久保小学校時代のこと。
地元チーム「二見TAGタートルズ」に入団し、その才能の芽が育まれていきました。
中学に進学すると、明石市立大久保北中学校に通いながら、硬式野球の強豪・明石ボーイズでプレー。
明石ボーイズといえば、巨人の山﨑伊織投手やオリックスの来田涼斗選手といったプロ野球選手を輩出してきた超名門チームです。
そのハイレベルな環境の中で、畠山颯志選手は早くから頭角を現していきます。
中学2年生の秋には、チームのエース兼主砲という大役を任されるように。
投げては快投でチームを勝利に導き、打てばクリーンアップとして鋭い打球を連発。
その活躍でチームを全国大会出場へと引っ張り、関西球界では「怪物左腕」として広く名が知られる存在になっていきました。
そして中学3年夏、才能はついに世界へと羽ばたきます。
台湾で開催された「第12回BFA U-15アジア選手権」において、畠山颯志選手は侍ジャパンU-15代表に選出されました。
当時の代表監督は今年のWBCで侍ジャパンの監督を務めた井端弘和氏。
その井端監督の下、畠山颯志選手は投打の両方で大活躍を見せます。
決勝戦では惜しくもチャイニーズ・タイペイに敗れましたが、準優勝に貢献しました。
世代最高峰の二刀流——それが中学時代の畠山颯志選手への評価でした。
明石ボーイズ(現横浜高校)のエース畠山颯志さん
— 白雲⚾ (@nabiku_YH) April 12, 2026
U15日本代表に 打撃も魅力
8月アジア選手権「いつも通りプレー」
憧れは、
米大リーグ・カブスの今永昇太投手
https://t.co/7sQ93WJeYv @kobeshinbunから
畠山颯志の高校時代
多くの強豪校からスカウトがあった中、畠山颯志選手が選んだのは神奈川の横浜高校でした。
その理由については
「小学生の頃から夢見ていたプロ野球選手や甲子園という場所に、一番の近道だと思ったので横浜高校を選びました」
と語っています。
地元・関西を離れ、松坂大輔氏をはじめ数多くの名選手をプロへ送り出してきた伝統校に飛び込んだ。
その決意には、並々ならぬ覚悟があります。
入学早々、畠山颯志選手は春季神奈川大会で衝撃のデビューを飾ります。
当初は投手としての起用が予定されていたものの、1週間前の自主練習で右足首を捻挫してしまい、野手での出場となりました。
しかし、そのハンデをまったく感じさせない大活躍!
5番・ライトでスタメン出場した初戦の生田戦では、
3回2死満塁で中前への先制2点適時打を放つと、
5回には中犠飛、
6回にはスライダーを捉えての右越え2点二塁打でコールド勝ちを決定づけ、
3打数2安打5打点という鮮烈なデビューを飾りました。
横浜高校の村田浩明監督は試合後、
「昨年の奥村頼人(現・千葉ロッテ)ではないですけど、投手としてもかなり能力が高いと思っているので、大事に育てながら。勝ち気な性格なのがいい」
と目を細めました。
単なる有望な新入生ではなく、「横浜を背負っていくような人間」として期待を寄せているのは明らかです。
本人も
「監督がチームの勝利のためにと言ってくださるなら、どちらでも行ける準備はしています。どんな形でも勝利に貢献したいです」
と力強く語っており、夏の大会に向けた意気込みは十分。
投手としての本格デビューが楽しみでなりません。
センバツ出場の横浜、春の初戦は新戦力で勝利 U15代表の1年畠山颯志が2安打5打点と大活躍(日刊スポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/NRLEeZKAU6
— カナガワ (@TK5Yokohama_46) April 12, 2026
畠山颯志のプレースタイル
畠山颯志選手の投手としての最大の武器は、左腕から繰り出される伸びのあるストレートです。
中学時代にすでに最速138キロを記録しており、そのスピードだけでも十分脅威ですが、球持ちの良さとキレも合わせ持ち、三振を量産できる質の高さがあります。
変化球はチェンジアップ・カーブ・スライダー。
特に侍ジャパンの井端監督が
「プロでも1巡目は打てない」
と絶賛したチェンジアップは別格の完成度です。
今日大活躍した畠山颯志(明石B)の日本代表時の投球練習。
— だいすけ、 (@89daidai) April 12, 2026
昨夏に東海大相模の3年生相手に投げた時です。
本日は打者としてでしたが、投手としても一流です✨
あと顔がイケメンなので人気者になること間違いなしです😊 pic.twitter.com/btAzjvsLeM
打者としては、長打力を備えた中距離打者。
デビュー戦でのスライダーをとらえた右越え二塁打や、力強いストレートを中前へはじき返す適時打に見られるように、球種を問わず対応できる広角打法とバッティングセンスの高さが持ち味です。
2026年4月12日
— まおきち (@mao20010101maom) April 12, 2026
令和8年度神奈川県高校野球春季県大会
3回戦
横浜高校 対 生田高校
畠山颯志 選手 横浜高校1年
3回裏2死満塁、先制2点タイムリーセンター前ヒットを放つ、スーパールーキー畠山さん!#畠山颯志#横浜高校#高校野球#神奈川県高校野球#春季県大会#横須賀スタジアム#スカスタ pic.twitter.com/tWAg6YV8NB
さらに見逃せないのが、心理面の強さです。
テンポの良い投球とポーカーフェイス、そして大舞台でも「いつも通り」でいられるメンタル。
村田監督が「表情や姿勢がすごくいい」と評したように、1年生とは思えない落ち着きとガッツを兼ね備えています。
憧れの選手はシカゴ・カブスの今永昇太投手——その背中を目指すにふさわしい資質が、すでに畠山颯志選手には備わっているといえるでしょう。
畠山颯志のまとめ
小学生の頃から「プロ野球選手になりたい」という夢を抱き、名門・明石ボーイズでエース兼主砲として腕を磨き、中学3年でU15日本代表としてアジアの舞台に立った畠山颯志選手。
地元・関西を離れ、伝統と実績を誇る横浜高校に飛び込んだその選択は、夢への最短距離を自ら選び取った証です。
投手として最速138キロ、チェンジアップはプロも打てないと言わしめるレベル。
打者としても公式戦初スタメンで2安打5打点という結果。どこを切り取っても「本物」の輝きがあります。
右足首の捻挫が癒え、投手として本格的にマウンドに上がったとき、神奈川の高校野球シーンに一つの革命が起きるかもしれません。
村田監督が「横浜を背負う人間」と期待を寄せる畠山颯志選手のこれからの活躍に、ぜひ注目してみてください!

