バレーボール

二宮みずきのwiki風経歴!高校からプロまでの軌跡!大卒ルーキーが日本代表へ!

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2026年度の女子日本代表登録メンバー37名が発表され、ヴィクトリーナ姫路所属セッター二宮みずき選手初選出を果たしました。

大卒1年目のルーキーでの初選出は、それだけで二宮みずき選手の実力がいかに突出しているかを物語っています。

大学在学中の2025年には全日本インカレ東京女子体育大学55年ぶりの優勝に導き、セッター賞も獲得。

その活躍が評価され、卒業直前の昨年12月にはSVリーグ女子の強豪・ヴィクトリーナ姫路への内定が発表されました。

そして大卒1年目の春、ついに日本代表の舞台へ――。

「すべてが初めての挑戦になりますが、多くのことを吸収して成長につなげていきたい」
と語る二宮みずき選手は、どんな経歴をたどり、どんな思いでここまで歩んできたのでしょうか?

下北沢成徳高校時代から現在に至るまで、その軌跡をたっぷり紹介していきます。

二宮みずきとはどんな選手?プロフィール・出身地・身長まとめ

まずは、二宮みずき選手プロフィールを見ていきましょう!

項目 内容
氏名 二宮みずき(にのみや みずき)
生年月日 2003年5月7日
出身地 神奈川県足柄上郡中井町
身長 170cm
ポジション セッター
出身校 下北沢成徳高校→東京女子体育大学
所属 クラブヴィクトリーナ姫路
背番号 24番


二宮みずき選手のポジションはセッターです。

セッターとは、スパイカーにトスを上げてチームの攻撃を組み立てる、いわばバレーボールの「司令塔」のような役割を担っています。

コート上で仲間をつなぎ、試合の流れを動かす、チームにとってなくてはならない存在といえるでしょう。

神奈川県の中井町で生まれ育った二宮みずき選手

地元のバレーボールクラブで小学2年生から競技を始め、そこから全国トップレベルの高校・大学へと進んでいきます。

そんな二宮みずき選手ですが、実はとってもチャーミングな一面も持ち合わせています。

自分を動物に例えるなら何かと聞かれると、即答するのが「パンダ」!

垂れ目がパンダに似ていると周りからよく言われるそうで、誕生日プレゼントにパンダのぬいぐるみをもらったこともあるのだとか。

また、マイペースにひとりの時間を大切にするところも「パンダっぽい」と自己分析しています。

二宮みずきの高校はどこ?下北沢成徳で磨いたセッターの原点

二宮みずき選手のバレーボール人生は、神奈川県中井町での幼少期から始まりました。

友人のお姉さんと遊びでボールを触ったことがきっかけで、小学2年生のときに地元のバレーボールクラブへ入団。

そこから周囲も驚くスピードで実力を伸ばしていきます。

中学は、強豪・世田谷区立北沢中学校へ進学。

このタイミングでスパイカーからセッターへとポジションを転向します。

身長的にスパイカーとして戦っていくことへの現実的な判断もあったそうですが、これが二宮みずき選手の才能が一気に開花するきっかけになりました。

中学での活躍を経て、二宮みずき選手が進学したのが東京の下北沢成徳高校です。

全国でもトップクラスの実績を誇るバレーボールの名門校で、全国から日本一を目指す選手たちが集まってきます。

そんな激戦区の中でも、二宮みずき選手高校1年生から試合に出場するほどの実力を発揮。

インターハイや国体でも輝かしい成績を収め、セッターとしての地位を確立していきました。

下北沢成徳高校という舞台が、のちの「大卒即日本代表」へとつながるセッターとしての原点だったといえるでしょう。

東京女子体育大学でセッター賞3冠!55年ぶり全日本インカレ優勝を牽引

下北沢成徳高校を卒業した二宮みずき選手が進んだのは、東京女子体育大学です。

高校時代に磨いたセッターとしての技術をさらに進化させるべく、新たな環境で4年間の学びが始まりました。

大学では高いトスを正確に上げるだけでなく、速いトスやスパイカーのタイミングに合わせて間を作るトスなど、多彩な攻撃の引き出しを増やしていきます。

ブロックを揺さぶる楽しさも覚え、セッターとしての幅が一気に広がりました。

その成長はすぐに結果として表れます。

関東大学リーグ春秋優勝&セッター賞を制覇

大学4年間を通じてレギュラーとして活躍した二宮みずき選手は、最終学年となる2025年度に関東大学1部リーグの春・秋リーグ両方で優勝を果たします。

またどちらのリーグでもセッター賞を受賞。

コート上で司令塔として圧倒的な存在感を示しました。

全日本インカレ決勝、55年ぶり優勝の瞬間

そして迎えた集大成の舞台が、2025年12月の全日本インカレ(全日本バレーボール大学女子選手権大会)です。

東京女子体育大学は決勝で西の王者・鹿屋体育大学と対戦。

第1セットは0-6と出ばなをくじかれる苦しい展開になりましたが、チームは慌てることなく自分たちのバレーを貫きます。

第2セット以降はリベロ・内澤選手のレシーブやオポジット・佐藤選手の攻撃で立て直し、二宮みずき選手の的確なトスワークがチームを牽引。

そして最後は25-17で第4セットを制し、1970年以来、実に55年ぶりとなる全日本インカレ優勝を成し遂げました。

有終の美を飾ったベストセッター賞

優勝に加え、二宮みずき選手全日本インカレセッター賞も受賞。

関東リーグ春秋のセッター賞と合わせて、大学最終年度にセッター賞3冠という輝かしい結果で学生生活を締めくくりました。

「自分がやってきたことは間違いじゃなかった。努力が報われたと感じました」

――優勝の瞬間、安堵の涙を流しながら語ったその言葉に、4年間の積み重ねのすべてが詰まっていました。

ヴィクトリーナ姫路に入団した経緯は?高校3年から続くクラブとの縁

実は二宮みずき選手ヴィクトリーナ姫路の縁は、大学卒業のタイミングで突然始まったわけではありません。

その出会いは、なんと高校3年生のときにまでさかのぼります。

高校3年でのオファーと、異例の「4年待ち」

ヴィクトリーナ姫路のゼネラルマネージャーから二宮みずき選手にオファーが届いたのは、高校3年生のころでした。

ただし、その内容は「今すぐ入団してほしい」というものではありませんでした。

「大学で4年間頑張ってみてから、ヴィクトリーナ姫路に加入してみてはどうですか」

高校卒業後すぐにSVリーグへ飛び込む選択肢もあった中で、GMも、下北沢成徳高校の小川監督も、口をそろえて「大学で経験を積んでから」と勧めたといいます。

セッターは特に経験がものをいう難しいポジション。

大学でレギュラーとして試合に出続け、実力をつけてからプロの舞台へ――という、二宮みずき選手のことを第一に考えた提案でした。

二宮みずき選手自身も「自分はまだまだ実力的に通用しないと思っていた」と当時を振り返っており、大学で早いトスやスパイカーに合わせるコンビを4年間かけてしっかり身につけてから、プロへと進む道を選びました。

そして大学最終年度に関東リーグ春秋優勝セッター賞3冠全日本インカレ優勝という圧巻の結果を残し、約束を果たす形でヴィクトリーナ姫路への加入が実現しました。

2025年12月、内定選手として正式発表

2025年12月18日、ヴィクトリーナ姫路二宮みずき選手の内定選手加入を正式に発表しました。

SVリーグ女子という国内トップリーグの舞台へ、いよいよ足を踏み入れることになった瞬間です。

発表にあわせて二宮みずき選手はこんなコメントを残しています。

「毎日が学びの連続ですが、何事にも前向きに取り組み、応援してくださる方々への感謝を忘れずに成長していきたいと思います。ルーキーらしく、笑顔を忘れず全力で頑張ります!」

等身大の言葉の中に、プロへの覚悟とひたむきさがにじむコメントですよね。

背番号は24番をつけ、新たなスタートを切りました。


チームにすぐ溶け込んだ、天性のコミュニケーション力

内定選手として加入後、大学に通いながら姫路まで練習に通う日々を送っていた二宮みずき選手。

新しい環境にもかかわらず、チームへの馴染み方は驚くほど早かったようです。

チームメイトからは早速「コミュニケーション能力が高い」と褒められたといい、
本人も
「自分のことを気にしてくれる選手がとても多く、馴染みやすくて温かい雰囲気」
とヴィクトリーナ姫路の印象を語っています。

初めて帯同したホームゲームでは、ファンの方から「二宮選手、これから頑張ってね!」と声をかけてもらい、「姫路のファミリーの一員として迎え入れてもらえている」と感じたそうです。

持ち前の明るさとコミュニケーション力で、選手としてだけでなく人間としても新しい環境に着実に根を張り始めています。

高校3年からの4年越しの縁が、ついに本格的な形になりました。

日本代表初選出!二宮みずきが語る「すべてが初めての挑戦」

プロ1年目の春、二宮みずき選手にまたひとつ大きなニュースが飛び込んできました。

2026年4月15日、公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)が発表した2026年度女子日本代表チームの登録メンバー37名に、二宮みずき選手が選ばれたのです。

37名のうち14名が初選出という若返りを図った顔ぶれの中に、大卒ルーキーとして名を連ねました。

パリ五輪代表経験者も名を連ねる中での初選出は、二宮みずき選手の実力が国内トップレベルで認められた証といえます。

「ユースでも代表経験なし」からの初選出

特筆すべきは、二宮みずき選手がユースや年代別代表でも一度も日本代表に選ばれたことがなかったという点です。

U18やU20といったカテゴリでの代表経験を経てシニア代表へ、というのが多くの選手が歩む一般的なルートですが、二宮みずき選手はそのステップをすべて飛び越えて、大人の日本代表に一発で選出されたことになります。

選出を受けて、二宮みずき選手はこんなコメントを残しました。

「この度、日本代表に初選出していただき、大変光栄に思います。これまでユースなどのカテゴリでも日本代表の経験がなく、すべてが初めての挑戦となりますが、この貴重な機会の中で多くのことを吸収し、成長につなげていきたいと思います。感謝を忘れずに精一杯頑張ります」

華々しい選出にも浮かれることなく、「成長につなげたい」という言葉を真っ先に口にするあたりに、二宮みずき選手らしさが出ていますよね。

高校時代から積み重ねてきた真面目さと向上心が、この一言にぎゅっと詰まっているように感じます。

ネーションズリーグ・アジア選手権へ向けた期待

登録メンバー37名は4月27日から国内合宿に入り、その中から随時選抜された選手が国際大会へ派遣される予定です。

直近の大きな舞台としては、6月開幕のネーションズリーグと8月のアジア選手権が控えています。

37名全員が全試合に出場できるわけではなく、ここからさらに実力を示してメンバー入りを勝ち取る必要があります。

セッターというポジションはチームの攻撃を組み立てる要であり、代表チームのスタイルに素早く適応する力も求められます。

「すべてが初めての挑戦」と語る二宮みずき選手が、この舞台でどんな成長を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。

大卒1年目でSVリーグのプロ選手となり、同じ年に日本代表初選出――

二宮みずき選手の2026年は、まさにターニングポイントの年になりそうです。

二宮みずきが目指すセッター像は?憧れの選手と目標

日本代表にも選ばれ、プロとしての一歩を踏み出した二宮みずき選手

では、これからどんな選手を目指しているのでしょうか?

憧れの選手や目標、そしてオフの過ごし方まで、二宮みずき選手の素顔に迫ってみましょう。

目標とする選手は「関田選手」と「石川真佑選手」

二宮みずき選手セッターとして目標に挙げるのが、サントリーサンバーズ大阪所属の関田誠大選手です。

そのトスの質の高さを「素晴らしい」と表現しており、スパイカーが最も打ちやすいトスを安定して供給できる技術を理想として追い求めています。

また、ポジションは違いますが、イタリア・セリエA(イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラ)でも活躍する石川真佑選手のことも尊敬していると語っています。

その理由は「勝負所での強さ」

試合の大事な場面で力を発揮できる精神的なたくましさに、二宮みずき選手は強く憧れを感じているようです。

セッターとしての技術を関田選手から、勝負強さのメンタルを石川真佑選手から――それぞれ異なる要素を異なる選手から学ぼうとする姿勢に、二宮みずき選手の貪欲な向上心が表れています。

「スパイカーが何でも打ってくれる」信頼のセッターへ

二宮みずき選手が掲げる具体的な目標は、「スパイカーが何でも打ってくれるくらいの信頼関係を築けるセッター」になることです。

セッターの仕事はトスを上げることだけではありません。

スパイカーひとりひとりの特徴やその日のコンディション、相手ブロックの動きを瞬時に読み取り、最適なトスを選び続けることが求められます。

「このセッターならどんな場面でも任せられる」とスパイカー全員に思ってもらえる存在になることが、二宮みずき選手の描く理想の姿です。

さらに二宮みずき選手はプレー面だけでなく、
「プレーヤーとしても人間としても周りの人に良い影響を与えられる選手になりたい」
とも語っています。

コートの内側だけでなく外側でも、チームにとってなくてはならない存在を目指しているところに、セッターとしての責任感の強さがにじみ出ていますよね。

オフの過ごし方は?サウナ・温泉・音楽で整える

ストイックな目標を持ちながらも、二宮みずき選手はオフタイムの使い方もとても上手です。

バレーボール漬けの毎日の中で、心身のリフレッシュを大切にしているといいます。

愛用するリカバリー方法はサウナ・温泉・整体・音楽。何も考えずにただ自分の時間を過ごすことを意識的に取り入れることで、練習や試合に向けてしっかりと心身をリセットしているそうです。

また「人と話すことも大好き」という二宮みずき選手は、家族やチームメイトとのコミュニケーションも大切にしており、オンとオフのメリハリをしっかりつけながら日々を送っています。

まとめ:二宮みずきから目が離せない理由

小学2年生で地元クラブに入団し、
北沢中学セッターに転向、
下北沢成徳高校で全国の舞台を経験し、
東京女子体育大学で55年ぶりの全日本インカレ優勝を牽引、
そして大卒1年目でヴィクトリーナ姫路に入団し日本代表初選出――。

改めて振り返ると、二宮みずき選手の歩みは、ひとつひとつの積み重ねが鮮やかにつながっていることがわかります。

全日本インカレ優勝の瞬間、二宮みずき選手は涙を流しながらこう語りました。

「真面目にやっていても勝てない経験をたくさんしてきた。
でも、真面目にやってきたことが最後に出た。
やってきたことは間違いじゃなかったんだと、心から思えました」


この言葉こそが、二宮みずき選手という人間のすべてを表しているように感じます。

華やかな結果の裏側には、地道に、愚直に、ひたむきに積み重ねてきた時間があったのです。

日本代表では、6月開幕のネーションズリーグと8月のアジア選手権という大きな舞台が控えています。

「ユースでも代表経験がなく、すべてが初めての挑戦」と語る二宮みずき選手にとって、世界レベルの速さや高さは新たな壁になるかもしれません。

しかしそれ以上に、どんな環境でも吸収して成長に変えてきたこれまでの歩みが、最大の武器になるはずです。

初めての国際舞台でどんなトスを披露してくれるのか、そしてどんな表情でコートに立つのか、今からとても楽しみです。

ヴィクトリーナ姫路と日本代表、ふたつの舞台で躍動する二宮みずき選手を、一緒に応援していきましょう。