千葉県の超進学校・県立千葉高等学校に、野球ファンが注目せずにはいられない逸材が現れました。
その名は加賀谷一(かがやはじめ)投手。
最速142キロを誇る本格派左腕でありながら、東大進学を視野に入れるという文武両道の体現者です。
今回は、そんな加賀谷一投手の魅力をたっぷりとご紹介します!
医学部志望の「ドクターK」超進学校・県千葉のエース左腕が20奪三振の快挙【千葉】 https://t.co/odJ0TwsCz9
— 高校野球 地方大会の記憶 (@4uxR5Dof4s23b8x) April 9, 2026
千葉の超進学校“(県立)御三家”のひとつである県立千葉の加賀谷投手
秋は千葉東・佐倉・多古に勝利し県大会に進出したが、茂原北陵に4−5で敗れている
進学目標に東大も入る文武両道の選手だ
〜もくじ〜
加賀谷一のプロフィール
名前:加賀谷 一(かがや はじめ)
生年月日:2008年度生まれ
出身:徳島県徳島市
身長:173cm
体重:75kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:千葉大学教育学部附属中学校→千葉県立千葉高等学校
加賀谷一の兄・加賀谷昊
加賀谷一投手を語るうえで欠かせないのが、3歳上の兄・加賀谷昊(こう)さんの存在です。
加賀谷昊さんも県千葉の出身で、ポジションはキャッチャー。
幼い頃、加賀谷一投手と兄弟バッテリーを組んでいたというエピソードはとても微笑ましいですね。
現在は東京大学工学部に在学しながら、東大唯一の硬式野球サークル「東京大学丁友会硬式野球部」でプレーを続けています。
ポジティブが一番の力に 笑顔で指摘、前向きに 県千葉・加賀谷捕手 https://t.co/ePbyN9YgXu
— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) July 13, 2023
加賀谷一投手が県千葉への進学を決めたのも、この兄の背中を追いかけたことが大きなきっかけでした。
「勉強も野球も、兄のいる場所で挑戦したい」
という思いが、彼の原点となっています。
加賀谷一の小中学時代
加賀谷一投手は徳島市生まれ。
4歳のときに千葉市に移り住み、小学1年生から地元の有吉メッツで野球をスタートさせました。
小学生時代は左投げでありながら投手と捕手を兼任するという、なかなか珍しい経歴の持ち主です。
その才能はすぐに周囲の目に留まり、千葉市選抜に選出。
大会での投球が縁となり、中学硬式野球の名門・京葉ボーイズへの入団が決まりました。
しかし、中学時代は決して順風満帆ではありませんでした。
腰椎分離などの怪我に悩まされ、思うように投げられない日々が続いたのです。
それでも、限られた登板機会でも左腕から130キロ近い速球を投げ込む姿は、関係者の記憶に刻まれました。
登板機会が少ないなかでも、実に8校ほどからスカウトの声がかかったというのですから、その潜在能力の高さがうかがえますよね。
また、学業面では千葉大学附属中学に通っており、「試験には自信があった」と語るように、もともと高い学力を持っていました。
超進学校・県千葉への一般受験合格も、その実力があってこそです。
加賀谷一の高校時代
県千葉に入学した加賀谷一投手は、怪我の再発を防ぐために積極的な柔軟体操に取り組みました。
1年間やり続けた結果、故障が劇的に減少。
投球フォームの改良も自分自身で試行錯誤しながら進めていきました。
「自分は体の構造が特殊で、肩や肘が人より柔らかい。その柔らかさを活かすために、テークバックを大きく取るフォームにした」
と語る加賀谷一投手。
高校2年の夏前には、東大との練習試合でラプソード計測による最速140キロ・2450回転・回転効率99%という驚異的な数値を記録しています。
2年夏の千葉大会に出場し、4回を投げて7奪三振・1安打という好投を見せました。
また、高校2年の冬には台湾での親善試合遠征に参加する千葉県選抜メンバーにも選出されています。
私立の強豪校の選手たちとともに選抜されたことは、加賀谷一投手にとって大きな自信と刺激になったようです。
3年生を迎えた春季大会では、ついにその実力が爆発。
県大会予選の代表決定戦(対磯辺高校)で20奪三振1失点の完投勝利という圧巻のパフォーマンスを披露し、県大会への切符をつかみ取りました。
県立千葉 加賀谷一投手(③千葉大附)
— ひゅーちゃ (@Fram_tida) April 8, 2026
予選の最高球速は142km/h。オフスピードも巧みに織り交ぜ、高い次元の緩急で打者を翻弄し1回戦14個、2回戦20個と計34個の三振を奪いました。
打棒の方でも7打数5安打6打点1四球と木製バットで大暴れ。県選抜、関西遠征を経て一層のスケールアップを感じました pic.twitter.com/KSgaNGlq62
加賀谷一のプレースタイル
加賀谷一投手の最大の魅力は、投打にわたる高い完成度です。
投手として
最速142キロの伸びのあるストレートを軸に、120キロ前半のカットボール、110キロ台のチェンジアップとカーブを使い分ける多彩な投球スタイルが持ち味です。
コントロールも安定しており、
「変化球がある程度ストライクに入れられるようになった」
と本人も手応えを感じています。
3年春の千葉県大会予選では、7回二死から試合終了まで8者連続三振という圧巻のシーンも。
「自分でもテンションがハイになっていた」と語るほど、乗りに乗った状態で大台の20奪三振に到達しました。
スタンドが期待と驚嘆に包まれたのは言うまでもありません。
また、千葉県球界の関係者からも高い評価を受けており、県千葉の黒川健太監督も
「練習試合のたびに加賀谷は高く評価されています」
と話されています。
打者として
驚くべきは、打撃センスの高さです。
加賀谷一投手は木製バットを使用しているにもかかわらず、春季大会予選では3安打(左中間適時打を含む)を記録しました。
「バットのしなりを使う自分の打撃フォームには木製が合う」と語り、1年時からその技術を磨いてきたとのこと。
内側からバットを出して鋭いライナーを飛ばすスイングは、投手とは思えない完成度です。
加賀谷一の進路は東大?
加賀谷一投手の夢は、東京大学野球部でプレーすることです。
「国立の中で野球も強くて勉強もすごい、となれば東大野球部。東大野球部に入ってさらに上を目指したいと思います」
と力強く語ってくれています。
その目標は決して絵空事ではありません。
実際に東大を狙える学力があると評価されており、お母さんが医者という家庭環境もあって、将来的には医師への夢も胸に秘めています。
ということは東大でも最難関の東大理Ⅲをされるのでしょうか?
県千葉の加賀谷君を取材しました。
— そう (@puraiseu) December 1, 2025
密かに注目されていたので、投球練習もみました。彼は逸材です。
千葉の超進学校に逸材左腕現れる! 県球界関係者も絶賛、目標は「東大野球部でプレーしたい」https://t.co/w1zWe8jSJl
「野球を引退するまではできる限りレベルが高いステージでやりたい」という言葉からは、野球への真剣な情熱と、将来へのしっかりとしたビジョンが伝わってきます。
兄・加賀谷昊さんが歩んだ「県千葉→東大」という道を、今度は加賀谷一投手が切り拓こうとしているわけです。
加賀谷一まとめ
怪我の多かった中学時代を乗り越え、自分自身の手で投球フォームを磨き上げてきた加賀谷一投手。
その努力と才能が実を結びつつある今、県大会でのさらなる活躍が非常に楽しみです。
超進学校・県千葉のエースとして、そして東大を目指す文武両道のアスリートとして――加賀谷一投手の今後から、目が離せません!

