第98回選抜高校野球大会(2026年春・甲子園)に、2年ぶりの出場を果たした強豪・大阪桐蔭高校。
その主将を務めるのが、黒川虎雅(くろかわ たいが)選手です。
「記念すべき10回目。自分たちの名を刻みたい」
と春夏通算10回目の日本一という大きな目標を掲げ、チームを引っ張る黒川虎雅主将。
身長166cmと決して大柄ではありませんが、俊足・堅守・小技が光るプレースタイルで、大阪桐蔭の勝利に貢献し続けています。
本記事では、そんな黒川虎雅選手の家族や経歴、プレースタイルについて詳しくご紹介します。
黒川くんがずっとニコニコでかわいかったのが今日のハイライト️ pic.twitter.com/AF4Qc4rYke
— (@hrk____17298) July 24, 2025
黒川虎雅のプロフィール
名前:黒川 虎雅(くろかわ たいが)
生年月日:2008年8月20日
出身:大阪府
身長:166cm
体重:68kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:セカンド兼サード兼ショート
経歴:和泉市立和泉中学校→大阪桐蔭高等学校
黒川虎雅の父・黒川芳男
黒川虎雅選手の父・黒川芳男さんは、名門・智辯和歌山高校の二塁手として活躍した元高校球児です。
智辯和歌山時代の同期には元プロ野球選手の宮崎充登さん、1学年下のチームメイトには現・智辯和歌山監督の中谷仁さんなど、錚々たるメンバーがおり、1996年春の甲子園では準優勝を経験しています。
黒川虎雅選手は幼いころから父・芳男さんの指導のもとで野球に取り組んできました。
「甲子園は緊張するけど楽しい場所と聞いた。早く行きたい。父の結果を越して恩返ししたい」
と語っており、父への強い思いが原動力のひとつとなっているようです。
黒川虎雅の兄弟
黒川虎雅選手と同じ苗字・同じ内野手というキャリアから、東北楽天ゴールデンイーグルスの黒川史陽選手と兄弟なのでは?と思われる方も多いようです。
また史陽選手は黒川虎雅選手の父と同じ、智辯和歌山高校出身でもありますね。
しかし残念ながら2人は兄弟ではありません。
ちなみに黒川史陽選手は3人兄弟の次男で、弟の黒川怜遠選手は星稜高校・日本体育大学を経て、今年から社会人野球のセガサミーでプレーされています。
黒川虎雅の小学中学時代
黒川虎雅選手は小学1年生から泉州ボーイズ(小学部)で野球を始めています。
幼いころから父・芳男さんの指導を受け、内野手としての基礎を磨いていきました。
中学時代は忠岡ボーイズでプレー。
3年時には1番・ショートとして活躍し、ボーイズ春季全国大会とボーイズ選手権大会の2度にわたり全国大会へ出場しています。
黒川虎雅の高校時代
大阪桐蔭では1年秋から背番号20でベンチ入りを果たします。
中学まではバントをしたことがない、というほどの強打者だった黒川虎雅選手ですが、
「自分は体が小さいし、先輩たちの練習を見て、ただやっているだけではダメだと。自分がここで生きる道を探さないといけない」
と、高校では小技を徹底して磨く決意を固めました。
2年秋の新チームからは主将を任されるとともに、セカンドのレギュラーも獲得。
2年秋の公式戦では28打数7安打7打点の勝負強いバッティングで、大阪府大会優勝、近畿大会ベスト4入りに貢献しました。
身長166㎝と小柄の部類に入るも、名門・大阪桐蔭で1年秋からいぶし銀の活躍をするnext滝澤夏央・黒川虎雅(2年)。中学時代は強豪・忠岡ボーイズで活躍し水侍孝太(2年)と共に大阪桐蔭に進学。中学時代のスタイルを自ら見直し小技で生きる決意を決めた思考力は只者ではない。日本一に欠かせないピースだ! pic.twitter.com/CChNkk2uh1
— 富山の高校野球 (@CbH5Ar1JZZ20052) July 26, 2025
黒川虎雅のプレースタイル
黒川虎雅選手は中学時代には1番・ショートで起用されていたことからもわかるように、足の速さと広い守備範囲が最大の武器です。
高校では主にセカンドを守りつつ、ショートやサードへの対応もこなす守備の幅広さを見せています。
大阪桐蔭入学後に磨き抜いたのが、バントの技術です。
1年生3月の練習試合でバント失敗を経験してから「自分に合うバントの形」を徹底的に模索し続け、夏大会直前に「パッとはまる感覚」をつかみました。
2025年夏の大阪大会・大阪偕星学園との準々決勝では、0対0の9回1死満塁というプレッシャー極限の場面で途中出場し、内角低めに鋭く落ちるスライダーをサヨナラスクイズで成功させました。
【高校野球】大阪桐蔭の小兵・黒川虎雅サヨナラスクイズ「自分が生きる道」磨いた小技生きた/大阪 #高校野球 https://t.co/BU7V03OWWm
— 日刊スポーツ・アマ野球【関西】 (@nikkankoukou) July 25, 2025
また黒川虎雅選手は野球部40人をまとめるキャプテンとして、常にチームを鼓舞し続けています。
「試合で苦しい局面を迎えても、自分がしんどい顔をしないように心がけている」
と語るように、苦しい場面でも表情一つ変えずチームをけん引する存在です。
「甲子園」「日本一」と積極的に口に出し、有言実行を意識する姿勢が、チーム全体の士気を高めています。
黒川虎雅のまとめ
黒川虎雅選手は、野球一家に生まれ、幼少期から野球に親しんできた選手です。
身長166cmという体格のハンデを逆手に取り、俊足・堅守・バントという自分だけの武器を磨き上げてきました。
「全員で一戦必勝。しっかりと準備したい」という言葉に象徴されるように、チームのために尽くす姿勢と勝利への執念は、大阪桐蔭の主将として申し分のないものです。
父・芳男さんが届かなかった甲子園優勝という夢に今度は息子・虎雅選手が挑戦します。
黒川虎雅選手と大阪桐蔭の春の甲子園での戦いに、ぜひ注目してみてくださいね!

