今年の都市対抗に出場するHonda鈴鹿には、平尾奎太投手、瀧中瞭太投手、佐藤雄偉知投手など、プロ注目のピッチャーが多くいます。
その投手陣を、強肩と巧みなリードで支えているのが、キャッチャーの柘植世那選手です。
健大高崎時代には3度も甲子園に出場し、活躍した柘植選手は、高校野球ファンにとっては有名な選手でした。
■平尾投手についてはこちらを→平尾奎太(けいた/ Honda鈴鹿)難病は?同志社卒!ドラフト評価は?
名前:柘植世那(つげ せな)
生年月日:1997年6月3日
出身:群馬県高崎市
身長:174cm
体重:78kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:キャッチャー
家族:母、姉、弟
好きなプロ野球選手:楽天・嶋基宏選手
経歴:高崎市立矢中小学校→高崎市立矢中中学校→高崎健康福祉大学高崎高等学校→Honda鈴鹿
○名前の由来
名前の「世那」は、F1ドライバーのアイルトン・セナから付けられました。
ちなみに現在、柘植選手が務めているHonda鈴鹿は、鈴鹿サーキットの隣にあります。
これは名前が結んだ縁なのでしょうかね。
〇小、中学校
小学1年生から「矢中ビクトリーズ」で、軟式野球を始めました。
中学時代は「藤岡ボーイズ」でプレー。
中学3年の春には、4番・捕手として全国ベスト8を経験しています。
〇健大高崎
高校は、地元の名門・健大高崎に進学。
1年夏から控え捕手としてベンチ入りを果たしました。
1年秋からは、7番・キャッチャーでレギュラーの座を獲得し、秋の群馬県大会優勝、関東大会ベスト8を達成しています。
翌2年夏の群馬県大会も制し、甲子園に出場。
5番・捕手として臨み、18打数8安打8打点の活躍で、ベスト8に貢献しました。
「機動破壊」で有名な健大高崎の選手らしく、盗塁も6つ決めています。
2年秋からはキャプテンに就任。
秋の群馬県大会優勝、関東大会ベスト4に進出し、翌年春のセンバツ大会に出場しました。
センバツでは、2季連続のベスト8を達成しています。
3年夏の群馬県大会も優勝して、3季連続で甲子園に出場しました。
打撃は、14打数2安打と振るいませんでしたが、自慢の強肩で、3試合で2つの盗塁を刺しました。
○指名漏れ→社会人へ
高校時代から、複数のプロ野球球団から注目されており、3年生の時にはプロ志望届を提出しています。
しかし、残念ながら指名漏れに終わりました。
高校卒業後は、社会人のHonda鈴鹿に入社。
1年目から公式戦に出場し、飯田大祐選手(現・オリックス)が抜けた2年目からレギュラーを獲得しました。
2017年12月には、社会人選抜の一員としてアジア・ウインター・ベースボールに出場。
2018年3月に、社会人日本代表候補合宿に招集されています。
○プレースタイル
強肩強打の捕手です。
力強く振り切るスイングが魅力で、高校通算32本のホームランを打っています。
また遠投115mの強肩で、二塁到達1.8秒台スローイングも持ち味です。
50m走6秒7、右打者で一塁到達タイム4秒5前後。
〇家族
母、弟について気になっている方が多いようですね。
柘植選手は、母・真紀さんの女手一つで育てられたようです。
子供3人を一人で育てるなんて、大変な苦労をされたんでしょうね。
弟は礼雄くんと言って、現在高校1年生のようです。
現在の情報は見つけられませんでしたが、中学進学時には、兄と同じ「藤岡ボーイズ」に入団していました。
柘植選手は、とてもプロ志望の強い選手です。
果たして、今度こそプロ入りなるのでしょうか!?
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