豊橋中央高校野球部を率いる萩本将光監督。
自身も中京大中京高校時代に甲子園を経験している元高校球児です。
2018年に豊橋中央高校の監督に就任してからは、ベンチ入りメンバー全員が愛知県出身、さらに多くが豊橋市出身という、地元密着型のチームを築き上げました。
そして2025年、ついにチームを春夏通じて初となる甲子園出場へと導いています。
今回は、そんな萩本将光監督のこれまでの経歴や指導方法などについて調べてみました。
高校野球愛知大会決勝
— 珈琲ルンバ (@ZiKl8XGQ172YcPE) July 27, 2025
豊橋中央高校(初出場)
おめでとーー!
萩本監督うれしいね☺️
次の目標は甲子園での1勝!#高校野球愛知大会 pic.twitter.com/yPV4C59ZrP
萩本将光のプロフィール
名前:萩本 将光(はぎもと まさみつ)
生年月日:1982年度生まれ
出身:愛知県豊橋市
経歴:中京大中京高等学校→東京農業大学北海オホーツク
萩本将光の現役時代
中学時代、萩本将光監督は愛知豊橋ボーイズに所属していました。
3年生のときには主将を務め、中日本大会では3位、春の全国大会ではベスト4進出に貢献しています。
卒業後は中京大中京高校に進学し、3年夏には甲子園に出場。
5番・ファーストとしてスタメン出場した萩本将光監督は、初戦を勝ち上がったものの、2回戦で優勝した智辯和歌山高校と対戦し、6対7で惜しくも敗れました。
このときの甲子園出場は、萩本将光監督にとって大きな財産となっており、
「甲子園はディズニーランドのようだった。あのグラウンドと観客の雰囲気が野球観を変えた」
と振り返っています。
なお、中京大中京高校時代の1学年下には前田章宏さん(元・中日)、2学年下には、嶋基宏さん(元・東北楽天、ヤクルト)と深町亮介さん(元・巨人)といった後にプロ入りした選手たちも在籍していましたね。
高校卒業後は東京農業大学北海オホーツクへ進学し、数々のプロ野球選手を育て上げた名将・樋越勉監督の下で野球を続けていました。
萩本将光の指導者時代
大学まで選手を引退した萩本将光監督は、愛知県内の高校での指導を経て、2013年に豊橋中央高校のコーチに就任しました。
その後、2018年8月から監督に。
2023年秋には東海大会に出場するなど徐々に力を付けていきました。
そして、2025年夏に愛知県大会を制し、豊橋中央高校を春夏通じて初の甲子園出場に導いています。
「東三河の幼馴染み!愛知を制しました!
— かほりん🐯虎党🐯甲子園⚾📣✨ (@kahorinatweet) July 27, 2025
まるでフィクションのような物語!」
やったね豊橋中央🎉✨
やったね髙橋大喜地&松井蓮太朗
萩本将光監督おめでとうございます😊👏
いいチームだ💕
みんな元気良すぎて萩本動物園て言われとるらしい🤭
甲子園での大暴れ楽しみやわ😊👏#高校野球 #豊橋中央 pic.twitter.com/MyvDh8JCU6
萩本将光の指導方針
萩本将光監督は失敗を恐れない「超ポジティブ野球」をモットーとされています。
2025年の愛知県大会決勝でも無死満塁からのエンドラン、続いて重盗と積極采配が光り、勝利を引き寄せていました。
また豊橋中央高校野球部の最大の特長は、選手全員が楽しそうに野球をやっているところです。
選手が萩本将光監督のことを「萩本さん」と呼んでいるところも、選手との関係が上手く行っていることを感じさせますね。
豊橋中央は、選手達が監督を「萩本さん」と「さん」で呼んでいるのが良かった。
— 川口創 (@kahajime) July 27, 2025
あと、選手みんな、「野球が楽しい!」ということを全力で表現していてとても良かった。
萩本将光の主な教え子
萩本将光監督の教え子からはプロ野球選手も複数人誕生しています。
谷川原健太
ソフトバンク/2015年 ドラフト3位
中川拓真
オリックス、東京ヤクルト/2020年ドラフト5位
星野真生
中日/2021年ドラフト5位
萩本将光のまとめ
地元に根ざしたチーム作りと、選手一人ひとりに寄り添う指導で、豊橋中央高校を初の甲子園出場へと導いた萩本将光監督。
選手たちが伸び伸びとプレーできる環境づくりは、多くの共感と注目を集めています。
失敗を恐れない「超ポジティブ野球」が、甲子園の舞台でどんな采配を見せてくれるのか──。
監督として初めて臨む夏の甲子園での戦いが、今からとても楽しみですね!