千葉学芸高校野球部の高倉伸介監督。
就任4年目の2021年春には千葉県大会で初優勝に導いている名監督です。
その一方、野球部内では2023年12月に2年生部員による1年生部員へのいじめが発覚し、3か月間の対外試合禁止の処分を受けていますね。
さらに2024年8月にも不祥事が起きましたが、この時は高倉伸介監督が学校に報告せずに、“不祥事を隠蔽した”と問題になっているようです。
《「学校には報告できない」と…》イジメ発覚の強豪・千葉学芸高校野球部の元コーチが実名告発「監督は不祥事を隠蔽した」
— 文春オンライン (@bunshun_online) January 18, 2025
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今回はそんな高倉伸介監督の経歴やプロフィールなどについて調べてみました。
高倉伸介のプロフィール
名前:高倉 伸介
生年月日:1975年度生まれ
出身:三重県
経歴:三重高等学校→名城大学
高倉伸介の現役時代
高倉伸介監督は三重高校の出身です。
現役時代のポジションはピッチャーで、高校2年生の春と夏に甲子園出場を経験しています。
しかし、3年夏の三重県大会では決勝で海星高校に0対1で敗れ、甲子園出場はならず。
この時の悔しさが、指導者を志すきっかけとなったそうです。
脳裏には約30年前の夏の記憶が刻まれている。1993年夏の三重大会の決勝戦。当時、三重高の投手だった高倉監督は海星に0-1で敗れ、甲子園出場を逃した。
「悔しくて……それが指導者を目指そうと思ったきっかけです」
0-30の完敗からの船出 千葉学芸を勝てるチームに押し上げた強化の“サイクル”
高校卒業後は名城大学に進学し、野球を続けていました。
高倉伸介の指導者時代
大学卒業後は民間企業に就職し、人事などを担当していましたが、1999年から母校・三重高校に戻り、3年間、コーチ、監督を務めていました。
その後、皇学館高校から野球部の指導者としてのオファーがあり移動。
しかし皇学館高校では未経験のバドミントン部を任されてしまいました。
本音ではやりたくなかったそうですが、就任3年目には男女ともにインターハイへ導いています。
皇学館高校を退職した後は、千葉黎明高校で野球部のコーチに。
そして、2017年から千葉学芸高校野球部の監督に就任しました。
千葉学芸高校では2021年春に千葉県大会で初優勝を達成しています。
#春季千葉大会 決勝
— 保坂淑子【日刊スポーツ・ヨシネー】 (@nikkan_yoshinee) May 4, 2021
千葉学芸8-2専大松戸#千葉学芸 は初の県優勝を果たしました。5月15日から行われる春季関東大会には、千葉学芸と専大松戸が出場します☺️ pic.twitter.com/SzFL9de5On
高倉伸介の主な教え子
有薗直輝
内野手兼外野手/2021年日本ハムドラフト2位
菊地ハルン
投手/2024年広島東洋カープドラフト5位
高倉伸介のまとめ
今では千葉県を制するほどの強豪になった千葉学芸高校ですが、監督に就任した直後は部員14人しかおらず、最初の練習試合では0対30で敗れるほどでした。
ここまでのチームになったのは、高倉伸介監督の手腕によるところが大きいでしょう。
それだけに不祥事の隠ぺいなどによって経歴を傷つけることは、もったいなさすぎます。
起きてしまったことは仕方ないですので、真摯に対応をして、また1から甲子園を目指して、いいチームを作り上げていってほしいですね!