順天堂大学陸上部のスーパールーキー・玉目陸選手。
中学時代から注目されてきている長距離選手です。
まだ1年生ながら10000mのタイムはチームトップを記録しています。
さらに玉目陸選手のお父さんやおじさんも箱根駅伝で活躍されていたそうです。
今回はそんな玉目陸選手の経歴や家族について調べてみました。
🎽2025箱根駅伝エントリーメンバー✨️
— 順天堂大学陸上競技部(男子長距離ブロック) (@juntendo_ekiden) December 18, 2024
▻玉目陸①(出水中央高校)
・1500m/3:56.40
・5000m/13:57.45
・10000m/28:13.67
選手からひと言
『初の箱根駅伝ではありますが、他大学のエースに負けない走りをします。』 pic.twitter.com/89kwjqnA2v
玉目陸のプロフィール
名前:玉目 陸(たまめ りく)
生年月日:2005年6月15日
出身:鹿児島県出水市
身長:164cm
体重:45kg
経歴:出水市立出水中学校→出水中央高等学校
玉目陸の父・玉目隆博
玉目陸選手のお父さんは元長距離選手の玉目隆博さんです。
玉目隆博さんは熊本工業を卒業後、日本体育大学に進学。
日本体育大学では3度箱根駅伝に出場し、4年時には主将を務めていました。
大学卒業後の詳しい経歴は不明ですが、2006年4月から出水中央高校駅伝部の監督に就任しています。
ちなみに、玉目陸選手の「陸」という名前は、お母さんも高校までは陸上をしていたこともあり、できれば将来的に陸上をやってくれればいいかな、という希望を込めて付けられたそうです。
玉目陸のおじ・本川一美
玉目陸選手のおじはSUBARU陸上部のコーチをされている本川一美さんです。
本川一美さんの妹が玉目陸選手のお母さんですね。
本川一美さんも熊本工業の出身で、玉目隆博さんの5学年先輩にあたります。
もしかしたら、玉目隆博さんは本川一美さん経由で、奥さんと知り会われたか、
あるいは奥さんも熊本工業の出身なのかもしれませんね。
本日は本川一美コーチの51歳の誕生日です。
— SUBARU陸上競技部 (@SUBARU_ekiden) January 12, 2023
お誕生日おめでとうございます。
【本川一美のウワサ】
ドラマ鑑賞が趣味。特に大河ドラマが好きらしい。 pic.twitter.com/hFi83XOjzG
高校卒業後、本川一美さんは順天堂大学に進学し、4年連続で箱根駅伝に出場。
しかも4年連続で、エース区間である2区で出走していました。
特に2年時の箱根駅伝では山梨学院大学のオツリオ選手に競り勝ち、区間賞を獲得しています。
この時のレースは今もなお、箱根駅伝の名シーンとして語り継がれていますね。
「やはり初の留学生ランナー・オツオリ(山梨学院大学)の登場はインパクトが大きかったですね。そして彼を順天堂大学の本川一美が抜き去った場面も忘れられません(1992年・第68回)。まさか日本人選手に抜かれるとは思わなかったので、本川選手の激走はより衝撃的でした」
箱根駅伝の名ランナー・渡辺康幸が名場面をセレクト&100回大会を占う
玉目陸の小中学時代
玉目陸選手は幼稚園の頃からサッカーを始めています。
サッカーでは様々なポジションを経験し、最終的にはゴールキーパーとしてプレーしていました。
小学5年生からは陸上の大会に出るようになり、出水市立出水中学校に進学後に本格的に陸上を始めています。
早くから頭角を現していて、中学3年時にはコロナ禍のため、全国大会は中止になっていますが、中学3000mランキングでは1位に輝いていました。
玉目陸の高校時代
中学卒業後はお父さんが監督を務めている出水中央高校に進学。
高校では1年生から中心選手として活躍し、1年冬には出水中央高校初となる全国高校駅伝出場を果たしています。
全国高校駅伝では3区を走り、区間14位(チームは総合14位)。
2年時にもチームは全国高校駅伝に出場していますが、玉目陸選手は故障のため不出場でした。
その代わり、2年生3月に行われた春の高校伊那駅伝では4区で区間賞を獲得しています。
伊那駅伝
— まさし@駅伝好き (@masa_tandf_you) March 19, 2023
区間賞
1区🥇飯田翔大(出水中央)区間新
2区🥇折田壮太(須磨学園)区間新
3区🥇山口竣平(佐久長聖)区間新
4区🥇玉目 陸(出水中央)
5区🥇カヒガ(仙台育英)
6区🥇山上勇希(大牟田)
出水中央高校時代の同期には、飯田翔大選手(現・青山学院大学)がいました。
飯田翔大選手についてはこちらを→飯田翔大(陸上)の進路は青学? 出身中学や自己ベストは?
玉目陸の大学時代
順天堂大学に進学後は1年生の関東インカレ10000mで8位入賞。
出雲駅伝と全日本大学駅伝にはチームが不出場。
第103回 関東インカレ
— えすでぃー (@sd_ryu85) May 9, 2024
5/9 男子10000m 1部
玉目 陸(順天堂大学)
本日の超弩級な選手!
1年生ながら、10000mの順大記録第3位と魅せる走り!!
いきなり箱根のレギュラーメンバーへ名を連ねる、若きマルサ戦士の鮮烈な関カレデビューでした。 pic.twitter.com/522XDyzW05
順天堂大学の同期には3000m障害高校記録保持者の永原颯磨選手、川原琉人選手らがいます。
永原颯磨選手についてはこちらを→永原颯磨(佐久長聖)がイケメン!進路は駒澤?順天堂?出身中学は?
川原琉人選手についてはこちらを→川原琉人の進路は順天堂大?転校理由は不祥事?祖父や叔父についても!
玉目陸の自己ベスト
1500m:3分56秒40
5000m:13分57秒45
10000m:28分13秒67
玉目陸のまとめ
これから4年間、玉目陸選手は父さんやおじさんのように、何度も箱根駅伝に出場することでしょう。
玉目陸選手の走りで、強い順天堂大学を復活させてほしいですね!