学習院大学のドラフト候補・大薗洸人投手。
東都3部所属ながらも、NPBの複数のスカウトが視察に訪れているアンダースローのピッチャーです。
3年春にはベストナインと最優秀防御率のタイトルを獲得しており、学習院大出身初のプロ野球選手を目指しています。
【東都3部2024秋】学習院大が比江島幹-大薗洸人のリレーで順天堂大に先勝し、4勝2敗として暫定2位に。5回、学習院は1点差に迫られると、観客の大きな拍手を浴びて、エース大薗がマウンドへ。みごとにピンチを脱してチームを勝利に導いた。写真右は右翼ネット越しに戦況を見つめる学習院の応援団。 pic.twitter.com/NyInPNBpwK
— あま野球日記@大学野球 (@nre225551) September 29, 2024
大薗洸人のプロフィール
名前:大薗 洸人(おおぞの ひろと)
生年月日:2002年度生まれ
出身:神奈川県藤沢市
身長:172cm
体重:72kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:藤沢市立六会中学校→鎌倉学園高等学校→学習院大学
大薗洸人の小中学時代
大薗洸人投手は小学生から六会レッズで軟式野球を始めています。
中学時代は鎌倉リトルシニアに所属。
卒業後は鎌倉学園に進学しました。
大薗洸人の高校時代
鎌倉学園は過去に2度、センバツに出場している私立の進学校です。
偏差値は68。
※みんなの高校情報しらべより。
OBには元プロ野球選手の若田部健一さんや長田秀一郎さんらがいます。
大薗洸人投手は高校では野手としてプレーしていましたが、
高校2年生の夏、対戦相手に下手投げ投手がいたことから
「アンダースローで打撃投手をやってくれ」
と言われ、バッティングピッチャーを経験。
その時にバッタ―を打ち取ることの楽しさを覚えたことがきっかけで、ピッチャーを始めています。
3年夏の神奈川県独自大会は3回戦敗退。
卒業後は学習院大学文学部に現役合格しました。
大薗洸人の大学時代
大学では元ロッテ・渡辺俊介さんや巨人・高橋礼投手など下手投げ投手の動画を見て研究し、授業のない時間に投げ込みを繰り返しました。
さらにスライダーやカットボール、シンカーなどの変化球も習得。
その努力の結果、3年春のリーグ戦では、ベストナインと最優秀防御率のタイトルを受賞しています。
また奪三振数をもリーグトップでした。
東都リーグ3部で通算10勝。
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大薗洸人のプレースタイル
大薗洸人投手はプロ注目のアンダースローのピッチャーです。
ストレートの最速は130km/h。
変化球はスライダー、カットボール、シンカーなど。
アンダースローの投手には、打たせて取るタイプのピッチャーが多いですが、大薗洸人投手は三振も多く奪うことが出来ます。
プロ志望届提出(10/2)・大学生【No.270】#大薗洸人(おおぞの・ひろと) 投手 右右
— R.B(ドラフト候補選手紹介) (@RB_baseball_) October 4, 2024
172cm72kg 鎌倉学園高→学習院大
東都3部に所属するアンダースロー投手。最速130km/h。今春は7試合(うち先発6試合)に登板し、41イニングをERA2.20の活躍#ドラフト2024 #RB備忘録
pic.twitter.com/8PByR63HJ9
大薗洸人の進路
大薗洸人投手は大卒でのプロ入りを目指して、プロ志望届を提出しています。
大薗洸人投手がプロを志すようになったきっかけは、3年春の個人タイトルの授賞式でした。
東都リーグの授賞式は1部から4部まで同じ会場で行われますが、そこで中島大輔選手(青山学院大→東北楽天)、細野晴希投手(東洋大→北海道日本ハム)に会ったことで、プロを意識するようになったそうです。
≪タイトル表彰式でプロを意識≫大薗が強くプロを意識したのが、昨春の個人タイトル表彰式。東都リーグでは1部から4部まで全て同じ会場で行うため、昨春は青学大・中島(現楽天)や東洋大・細野(現日本ハム)も出席。ベストナインと最優秀防御率を獲得して表彰式に臨んだ大薗は、近くに立つと「体は大きいし、空気感が違いました」。話しかけることはできなかったが「プロに行くような人は違うなと思ったが、こういう選手になりたい」と決意した。
【スポニチスカウト部(19)】学習院大・大薗洸人 投手歴4年“学習”続けるサブマリン
大薗洸人のまとめ
プロでも貴重なアンダースローの大薗洸人投手。
学習院大学初のプロ野球選手が誕生するのか、今秋のドラフトが楽しみですね!