甲子園の応援曲の定番となった「アゲアゲホイホイ」。
アップテンポで、スタンドに一体感が生まれるまさに高校野球の応援にぴったりの曲です。
実はこの曲の発祥は報徳学園だったって知っていましたか?
最近ではこの曲を流すと、逆転劇や大量点に結び付いたりすることで“魔曲”何て呼ばれることもありますね。
今回はそんな「アゲアゲホイホイ」の歌詞や原曲などについて調べてみました。
報徳学園の
— 井坪舞子(旧姓 近江) (@0424maron7777) March 31, 2023
アゲアゲホイホイ
めちゃ楽しいんやけど🤣 pic.twitter.com/bCTHQBtjdP
アゲアゲホイホイの発祥
「アゲアゲホイホイ」は、2014年の夏頃から報徳学園が使い始めています。
ノリのいいこの曲は対戦相手もすぐに取り入れるなど、兵庫県内を中心に広まっていきました。
特に明石商業には、2015年夏の兵庫県大会の準々決勝で負けた時に、
「この応援、使ってよ」
と「アゲアゲホイホイ」を正式に伝授。
翌2016年のセンバツで明石商業が甲子園で披露したことで、全国的に有名になっていきました。
全国に広まったきっかけは、同じく強豪の明石商業(明石市)。報徳は15年夏の兵庫大会で明石商に敗れた。「この応援、使ってよ」。報徳の応援団がメガホンを渡し、伝えたのがアゲアゲホイホイだった。
その夏、明石商は兵庫大会で決勝へ。翌16年春の選抜大会では、初出場ながらベスト8まで進んだ。快進撃を支えた“縁起の良い”応援は全国に広まった。
アゲアゲホイホイの歌詞
「アゲアゲホイホイ」の歌詞は以下のようになっています。
ハイヤハイヤハイ! (ハイヤハイヤハイ!)
アゲアゲホイホイ! (アゲアゲホイホイ!)
もっともっとー! (もーっともっともっと!)
こちらの歌詞は報徳学園のものを参考にさせてもらいましたが、
最初の「ハイヤハイヤハイ!」の部分は「ハイヤハイヤー!」だったり「エッサエッサーー!」だったりと、高校によっていろいろアレンジがあるようです。
アゲアゲホイホイの原曲
「アゲアゲホイホイ」の原曲は、ドイツの音楽ユニットであるBELLINI (ベリーニ)の「サンバ・デ・ジャネイロ(Samba De Janeiro)」です。
この曲は1997年リリースされ、世界的大ヒットを記録しています。
サンバの曲なのにドイツのグループの曲とは、ちょっと意外ですね。
ちなみに「サンバ・デ・ジャネイロ」はポルトガル語で「1月のサンバ」という意味です。
アゲアゲホイホイのまとめ
声出し応援が解禁された2023年のセンバツでは、報徳学園が「アゲアゲホイホイ」の応援を背に大躍進を見せています。
さすが、「アゲアゲホイホイ」を生み出した高校だけありますね!
このまま報徳学園が「アゲアゲホイホイ」とともに頂点まで勝ち上がっていけるのか!?
とても楽しみですね!
ちなみに『ブラバン!甲子園 V』の35曲目には「サンバ・デ・ジャネイロ (アゲアゲ・ホイホイ Version) 」が収録されています。
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