履正社高校野球部の多田晃監督。
工場でライン作業に従事しながら、通信教育で教員免許を取得したという異色の経歴を持つ監督さんです。
2022年から監督に就任すると、秋には近畿大会ベスト8入りを果たし、初の甲子園出場を決めています。
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— タカラ@圧倒的勝利 (@cctakara25) December 8, 2022
多田晃のプロフィール
名前：多田 晃(ただ あきら)
生年月日：1978年5月20日
出身：大阪府
経歴：履正社高校→東芝
多田晃の現役時代
多田晃監督は履正社高校のOBです。
現役時代のポジションはキャッチャー。
高校3年時には主将を務めていましたが、夏の大阪府大会では準々決勝で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
多田晃の指導者時代
高校卒業後は社会人野球の名門・東芝に就職しています。
しかし、多田晃監督は社会人では硬式野球から離れ、
工場で冷蔵庫を作りながら、週末だけ会社の軟式野球チームでプレー。
また、仕事と軟式野球の合間を縫って、高校卒業後も履正社高校で練習のサポートをされていました。
そして、練習を手伝っていた1学年後輩たちが履正社高校初の甲子園出場を果たします。
それに刺激を受けた多田晃監督は、高校野球の指導者になりたいと思うようになったそうです。
多田晃監督は工場勤務を続けながら、佛教大学の通信教育課程を受講し、教員免許を取得しました。
会社勤めをしながら仏教大の通信教育課程を受講し、仕事と勉強を両立させて４年で高校教員免許（社会科）を取得した。
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免許取得後は桜宮高校で社会科の非常勤として5年間、務めています。
最初の2年間は桜宮高校で野球部のコーチを務め、
3年目からは桜宮高校で授業が終わると履正社高校に移動し、野球部のコーチをされたいました。
2007年からは履正社高校の教員になり、コーチや部長を歴任。
2022年に前任の岡田龍生監督(現・東洋大姫路監督)の退任に伴い、監督に就任しました。
同年秋の近畿大会では、ベスト8に進出し、2023年のセンバツ出場を勝ち獲っています。
履正社は「打倒・大阪桐蔭」を掲げて、今春就任した多田晃監督のもと新たなスタートを切った。
— ﾌﾟﾗﾁﾅﾑﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝのｽｶｳﾄ(豆柴管理) (@platinumohta) June 18, 2022
又は金光大阪に託すしかないね🤔#竹下通り#原宿#スカウト#プラチナムプロダクションhttps://t.co/10zUYrqdQS
多田晃の指導方針
多田晃監督は選手とのコミュニケーションを大切にしています。
これは恩師である岡田前監督の影響だそうです。
「岡田先生は、僕が現役の頃からミーティングになると、８〜９割は野球以外の話でした。『人間性がよくならないと技術も積み上がっていかへんぞ』
『学校生活がしっかりできないヤツは社会に出ても苦労する。そこがあっての野球。一事が万事やぞ！』
と。そこはずっと変わらず言われていて、いまあらためてその部分が大事だと、僕も繰り返し生徒に伝えるようになっています」
と話されていますね。
多田晃のまとめ
履正社高校のある大阪には大阪桐蔭高校という強豪校があります。
甲子園優勝経験もある名将・岡田前監督の後ということでプレッシャーもあるでしょうが、多田晃監督には大阪桐蔭高校とともに大阪から日本の高校野球界を盛り上げていってほしいですね！
