昨年の大学選手権大会で、初の決勝進出を果たすも、初優勝を逃した国際武道大学。
その国際武道大を、エースとして牽引するのが、伊藤将司投手です。
立教大との決勝戦では、先発しながら3回5失点と結果を残せなかったものの、前日の上武大との準決勝では、8回2失点の好投を見せるなど、印象に残るピッチングを披露しました。
2年生の頃から、大学日本代表にも選出されており、今秋のドラフトでも注目の好投手です。
伊藤将司のプロフィール
名前:伊藤将司(いとう まさし)
出身地:千葉県横芝光町
生年月日:1996年5月8日
身長:178cm
体重:85kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:投手
経歴:横芝光町立横芝小学校→横芝光町立横芝中学校→横浜高校→国際武道大学→JR東日本
伊藤将司の小中学時代
小学1年生の時に、父の影響もあり「横芝フェニックス」で野球を始めました。
中学時代は学校の軟式野球部に所属しています。
中学3年の春には、「オール山武」という選抜チームで県大会優勝を経験しました。
伊藤将司の高校時代
高校は名門・横浜高校へ進学。
1年秋から控え投手としてベンチ入りすると、2年春からエースを任されています。
2年夏の県大会では、全7試合に登板し、5回戦からは4連続完投の大車輪の活躍。
49.1回4失点、防御率0.73をマークしました。
続く甲子園では、肩に違和感を覚えながらも登板するも、3回戦・育英戦で6回5失点とつかまり、敗退しています。
2年秋の大会では、肩に疲労を抱えながらも全8試合で先発を務め、関東ベスト8に進出し、選抜出場に貢献しました。
しかし2年夏から続く肩の不調が改善されなかったようで、選抜では合計4回を8安打7失点と打ち込まれ、1回戦敗退に終わっています。
3年春の県大会は控え投手として挑み、関東大会からエースに戻るも6回9四死球と乱れ、7回コールドで敗退。
3年夏も、東海大相模に6回8安打5失点のノックアウトで、県ベスト4で敗退しました。
高校時代の同期には、浅間大基選手(2014年日本ハム3位)、高濱祐仁選手(同年日本ハム7位)や今年のドラフト候補の渡辺佳明(明治大学)がいます。
伊藤将司の大学時代
国際武道大学では、1年春のリーグ戦からリリーフとして登板しています。
同年秋のリーグ戦ではリリーフとして9試合20.2回を投げて、防御率1.74をマークしました。
2年春のリーグからは先発を任され、6勝0敗の好成績を記録し最多勝を受賞。
その活躍が認められ、同年夏に行われた日米野球の大学日本代表に選出されています。
2年秋からはエースとしてチームを引っ張り、新人賞を獲得。
3年春には、8試合5勝1敗、防御率1.26の活躍で、MVP、ベストナイン、奪三振王、最多勝のタイトルを獲得しました。
3年夏には2度目の日米野球の他、ユニバーシアード競技大会の日本代表にも選出されています。
伊藤将司のプレースタイル
最速は146km/hですが、初速と終速の差が少なく、出どころの見づらいフォームを持った左腕です。
そのために、打者が振り遅れる場面を多々見受けられます。
制球力も武器で、緩急をを付けたピッチングで試合を作れます。
直球で抑え込む、というタイプではありませんので、派手さはありませんが、大変、実戦向きな投手と言えます。
持ち球も、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク、ツーシームと多彩です。
伊藤将司の彼女は?
彼女の存在を気にしている人が多いようですね。
しかし、残念ながら情報は見つけられませんでした。
大学生のプライベート情報は、なかなかネットには流れませんよね。
伊藤将司のまとめ
大学ラスト―イヤーとなる今年、どのような活躍を見せてくれるか楽しみな選手です。
大学日本代表の常連ですし、活躍によってはドラフトの上位候補に入ってくる可能性はあると思います。
そのためにも、まずは国際武道大学初の全国制覇を目指して、頑張ってもらいたいですね。
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