早稲田大学陸上部の山内大夢選手。
400m障害を専門とするハードルの選手です。
すでに東京オリンピックの参加標準記録を突破しており、6月に行われる日本選手権で3位入賞を果たせば、晴れて、オリンピック日本代表となります。
#関東インカレ
— 4years. (@4years_media) May 22, 2021
男子1部400mH 予選3組
1着 山内大夢 (早稲田大学)50秒42
→決勝は明日5月23日13時10分から
山内は5月9日に行われた「READY STEADY TOKYO」で48秒84をマークして2位。東京五輪参加標準記録を突破しました。 pic.twitter.com/I52Ysiy7cc
山内大夢のプロフィール
名前:山内 大夢(やまうち ひろむ)
生年月日:1999年8月34日
出身:福島県会津若松市
身長:178cm
体重:72kg
自己最高記録:400mハードル48秒84、400m47秒92
経歴:会津若松市立河東中学校→福島県立会津高等学校→早稲田大学
山内大夢の父と母
山内大夢選手の両親は二人とも全国レベルの陸上選手でした。
山内大夢選手の父・山内淳一さんは会津高校出身で、高校3年のインターハイでは400m障害で5位、110m障害で4位に入っています。
また、110J障害の福島県高校記録を持ち、この記録は40年以上破られていません!
現在は母校・会津高校の陸上部監督をされています。
さらに山内大夢選手の母・山内三重子さんもハードルを専門とし、若松女子高校3年時には400m障害でインターハイ優勝を達成しています。
山内大夢選手(会津高校)、400m障害で全国2位。
— 大桃英樹 (@omomohideki) July 31, 2017
母親の三重子さんは若松女子高出身で同種目インターハイ優勝選手。父親の淳一さんは数多の優秀選手を育てて来た名将。
この環境でここまで競技を続け、力を伸ばしたことがすごい。 pic.twitter.com/sCQGGpETQW
山内大夢の小中学時代
そんなすごい両親の影響で、山内大夢選手は小学1、2年生頃から自然と陸上を始めました。
低学年の頃は、短距離の種目などの大会が無くて、マラソン大会ばかり出ていたそうです。
そして、小学校5、6年生になってから、本格的にハードルを始めます。
また、中学時代には陸上と並行して、サッカーもされていました。
山内大夢の高校時代
高校は父が監督を務めている福島県立会津高校に進学します。
山内大夢選手は高校3年時にインターハイで全国2位を経験。
その他にも全国高校選抜300m障害では日本一のタイトルを手にし、U20日本最高記録(当時)も打ち立てています。
全国選抜300mH
— m.s (@ihimorita) August 26, 2017
山内大夢君(会津)36″41 大会新
永井桂大君(米沢中央)36″65 大会タイ
めっちゃ笑顔よかった👍👍
山内君は山形IH400mH2位です! pic.twitter.com/Xw5urJFeT9
山内大夢の大学時代
高校卒業後は早稲田大学に進学した山内大夢選手でしたが、
入学当初から椎間板ヘルニアや肉離れなど相次ぐ怪我に苦しめられました。
そのため日本選手権に初めて出場したのは2020年の大学3年生の時でした。
この時は、400m障害で5位に入っています。
本来ならば、東京オリンピック出場は諦めざるを得ない状況でしたが、東京オリンピックは新型コロナウイルスの影響で1年延期。
このことで山内大夢選手にチャンスが巡ってきました。
山内大夢選手はこの1年で急成長を見せ、2021年5月に開催された東京2020テストイベントREADY STEADY TOKYOでは、48秒84の好記録で、参加標準記録を突破!
男子400mH
— 月刊陸上競技/月陸Online (@Getsuriku) May 9, 2021
黒川48.68学生歴代5位タイ!
東京五輪参加標準突破!!!
山内大夢48.84
豊田将樹48.87
三人が参加標準記録突破!!!! pic.twitter.com/FGmfz3Ybd1
6月の日本選手権で3位までに入れば、東京オリンピック出場が確定します。
山内大夢の進路
現在、大学4年生の山内大夢選手には、大学卒業後の進路にも注目が集まっています。
しかし、現時点では山内大夢選手の進路はわかっていません。
実業団でハードルを続けることは間違いないでしょう。
山内大夢選手の進路に関しては何か分かりましたら、改めて追記させていただきますね。
※追記 大学卒業後は東邦銀行に所属!
山内大夢のまとめ
今年の男子400m障害はレベルが高いですね。
山内大夢選手を含めて、黒川和樹選手(法政大学)、安部孝駿選手(ヤマダホールディングス)、豊田将樹選手(富士通)と4人もオリンピックの参加標準記録を突破しています。
この中からオリンピックに出場できるのは6月の日本選手権で3位までに入った選手だけです。
山内大夢選手にはなんとか日本選手権で3位入賞を果たして、オリンピック出場を勝ち取ってほしいですね!