関メディベースボール学院に所属するドラフト候補・田口寛選手。
※「田口寛」の名前の読みは“たぐち かん”。
元・メジャーリーガーの田口壮さんを父に持つ外野手です。
現在、高校3年生の田口寛選手ですが、甲子園は目指しておらず、高校卒業も日本のプロ野球に興味を示していません。
今回はそんな田口寛選手のこれまでの経歴や今後の進路について調べてみました。
田口寛のプロフィール
名前:田口 寛(たぐち かん)
生年月日:2003年12月24日
出身:兵庫県西宮市
身長:183cm
体重:75kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:外野手
経歴:カナディアンアカデミー小学校→カナディアンアカデミー中学校→カナディアンアカデミー高等学校
田口寛の父と母
田口寛選手のお父さんは元メジャーリーガーの田口壮さんです。
現役時代のポジションは外野手。
1991年にドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブに指名され、プロ入り。
イチロー選手らと鉄壁の外野陣を形成し、1995年、1996年にはリーグ戦連覇に貢献しました。
その後、2001年オフに海外FAでメジャーリーグのセントルイス・カージナルスに移籍。
2006年には、ワールドシリーズ制覇を達成!
ワールドシリーズ優勝が決まった瞬間フィールドに立っていた初の日本人選手となりました。
現在はオリックスの外野守備・走塁コーチを務めています。
また、田口寛選手のお母さんは元・TBSアナウンサーの田口美恵子(旧姓・香川恵美子)さんです。
田口壮さんとは2001年に結婚。
2003年に一人息子の田口寛選手が生まれています。
田口寛の小中学時代
田口寛選手は小学1年生から地元の苦楽園オールヒーローズで軟式野球を始めました。
中学からは関メディベースボール学院中等部に所属し、硬式野球をプレー。
中学3年時には「ビートたけしのスポーツ大将」という番組に出演しています。
その時には元・千葉ロッテマリーンズの黒木知宏さんと対戦し、見事、タイムリーツーベースを放っていました。
元MLB 田口 壮 の息子さん!世界一の遺伝子を持つバッター!関メディベースボール学院中等部 田口 寛くん(14歳 171cm 58kg)!右中間を破る 2点タイムリー ツーベース! pic.twitter.com/yslxk0jhSv
— ・・・。 (@aromastage) June 3, 2018
田口寛の通っている高校は?
田口寛選手は小学生からインターナショナルスクールのカナディアンアカデミーに通われています。
同校には野球部がないため、野球は兵庫県西宮市にある関メディベースボール学院でプレーされています。
関メディベースボール学院は社会人野球のクラブチームのため甲子園を目指すことはできません。
日本で野球をやっている高校生で、甲子園を目指さない、という決断をできるのはすごいですね。
その代りといってはなんですが、今年の都市対抗野球の兵庫県1次予選に出場されていました。
田口寛のプレースタイル
田口寛選手は身体能力の高い外野手です。
父・田口壮さんは右打ちでしたが、田口寛選手は左打ち。
関メディベースボール学院の松岡淳監督は
「スイングスピードや脚力が強くなってきている。打って走ってバントもうまい。そこは父譲りなところ」
と話されています。
また、現役時代には田口壮さんと一緒にプレーしたこともあるコーチの佐藤義則さんによると
「プロを狙えるレベルにはあると思う」
とのこと。
遠投105メートル。
50メートル走5秒9。
憧れの選手はブルージェイズのジョージ・スプリンガー選手。
田口寛の進路
元プロ野球選手から“プロを目指せるレベルにある”と言われている田口寛選手ですが、高校卒業後はアメリカの大学に進学し、
「アメリカの大学からMLBに入りたい」
と話されています。
今夏には米国の大学でトライアウトを受ける予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で挑戦できず。代わりに自らのプレー動画を大学に送り、アピールを続ける。「受験での入学も考えている」と、入学試験に向けて筆記の勉強にも力を入れる。
デイリー
田口寛選手が進学する大学については、分かりましたら、改めて追記させていただきます。
田口寛のまとめ
MLBへの道のりは簡単ではないと思いますが、親子2代のメジャーリーガー目指す田口寛選手の今後の活躍と成長が楽しみですね!
田口寛選手と同年代の高校生では、
慶應義塾高校の前田晃宏投手、
東海大相模の金城龍輝投手、
常葉菊川の広瀬蓮選手も元プロ野球選手の父を持つ高校球児として注目されています。
前田晃宏投手についてはこちらを→前田晃宏(慶應義塾)はドラフト注目!父母兄もすごい?進路や球速球種は?