健大高崎野球部の青栁博文監督。
創部1年目から、指揮を執り、グランドもない状態から現在の甲子園常連校になるまでにチームを育て上げた名将です。
これまでの健大高崎と言えば走力を武器にした「機動破壊」が代名詞でしたが、現在ではその進化系ともいえる「スペクタクルベースボール」をテーマに掲げ、甲子園優勝を目指しています。
カリスマ監督の
— ふくださん (@fukudasun) March 8, 2018
時代は終わった
ブレーンと力を合わせ
生み出した
機動破壊
日刊スポーツで健大高崎・青柳博文監督(45)の連載スタート pic.twitter.com/6CS4NUw8HV
〜もくじ〜
青栁博文のプロフィール
青栁 博文(あおやぎ ひろふみ)
生年月日:1972年6月1日
出身地:群馬県吾妻郡東吾妻町
身長:188cm
体重:100kg
経歴:前橋商業高校→東北福祉大学
青栁博文の現役時代
高校時代、青栁博文監督は群馬県立前橋商業に所属。
4番・ファーストとして活躍し、高校3年生の春にはセンバツ初出場を達成しました。
甲子園では初戦で愛媛代表の新田高校と対戦し、1対9で敗れています。
“機動破壊”
— 甲子園大好き芸人 (@Wz7t8lp) March 1, 2021
“スペクタクルベースボール”
次々に
キャッチーなコピー
名付けますよね😊
青柳監督が
考えているのかな〜
だとしたら超凄腕さん✨
中泉監督とは
同世代なんですね♫
今年は3年生だけで
231本塁打?!
超スペクタクル〜😆#青柳博文 #前橋商#中泉一豊 #金足農#健大高崎 #機動破壊 pic.twitter.com/8L22bthgIp
高校卒業後は東北福祉大学に進学。
東北福祉大学では元中日ドラゴンズの和田一浩選手と同期でした。
大学卒業後は、日産系部品会社に入社し、4年間、軟式野球部でプレー。
その後、実家に帰って、建設関係会社の総務などをしながら、3年ほど硬式のクラブチームで野球をされていました。
青栁博文の指導者時代
青栁博文監督が指導者への道を進む転機となったのは30歳の時です。
高校時代の恩師が、群馬女子短期大学附属高校が校名に変えて野球部を作るから、福祉の免許を持った人材を探していると聞き、通信教育で3年かけて免許を取得。
2002年4月に前年に共学化した高崎健康福祉大学高崎高校へ赴任して、野球部創部と同時に監督に就任します。
最初は専用グランドや部室もなく、練習はテニスコートでされていました。
また、新しくできた野球部ということで、練習試合の相手も見つからずにかなり苦労されたそうです。
それでも創部10年目の2011年の夏には群馬県大会を勝ち抜き、初の甲子園出場を達成!
以後、2021年の春の時点、夏3回、春5回の甲子園出場を果たしています。
青栁博文の離婚と息子
青栁博文監督については「青栁博文 離婚」、「青栁博文 息子」で検索されている人が多いようですね。
しかし、青栁博文監督のプライベートは謎に満ちており、青栁博文監督の離婚や息子どころか、結婚しているという情報すらも見つけられませんでした。
青栁博文監督の離婚や息子については何か分かりましたら、改めて追記させていただきます。
青栁博文の教え子
青栁博文監督の教え子からは毎年のようにプロ野球選手が誕生しています。
脇本 直人(わきもと なおと)
外野手。2014年千葉ロッテドラフト7位。
三ツ間 卓也(みつま たくや)
投手。2015年中日育成選手ドラフト3位。
長坂 拳弥(ながさか けんや)
捕手。2016年阪神ドラフト7位。
湯浅 大(ゆあさ だい)
内野手。2017年巨人ドラフト8位
山下 航汰(やました こうた)
外野手兼一塁手。2018年巨人育成選手ドラフト1位。
柘植 世那(つげ せな)
捕手。2019年埼玉西武ドラフト5位
下 慎之介(しも しんのすけ)
投手。2021年ヤクルト育成選手ドラフト1位。
青栁博文とスペクタクルベースボール
これまでの健大高崎は積極的な走塁を仕掛ける「機動破壊」が代名詞でしたが、
現在の健大高崎は打撃力を前面に出した「スペクタクルベースボール」を新たなモットーに掲げています。
「我々が目指すのは、大仕掛けでファンを喜ばせて球場全体を味方につける野球です。機動破壊を受け継ぎながら、相手に『健大は何をしてくるかわからない』という恐怖感を植えつける。つまり、機動破壊の進化形が『スペクタクルベースボール』なんです」
webSportiva
青栁博文監督には「機動破壊」から「スペクタクルベースボール」に転換するきっかけとなった試合がありました。
それは2017年のセンバツ準々決勝の秀岳館高校戦です。
この試合で、健大高崎は5つの盗塁を記録したものの、秀岳館打線にホームラン1本、ツーベース4本を含む15安打を浴び、2対9で大敗。
青栁博文監督はこの試合の後、
「スケールの大きな打線に投手力。こちらの盗塁は、全く無視されていました。大人と子供のような違いがありました」
と、話されています。
その後、青栁博文監督は盛岡大附で強力打線を作り上げた赤堀佳敬さんをコーチに迎えるなどして、打線の強化に着手。
2020年秋には2年生だけで、高校通算本塁打数231本以上を記録する圧倒的な打撃力を武器に関東大会を制しています。
青栁博文のまとめ
青栁博文監督のすごさの一つは、一世を風靡した「機動破壊」にとらわれずに、新たな力を求めて「スペクタクルベースボール」に挑戦したところです。
これは簡単そうに見えて、なかなか難しいことだと思います。
人は成功体験に引きずられやすいものですから。
青栁博文監督率いる健大高崎が甲子園で優勝するのもそう遠くはない気がしますね!
「ラグビーのW杯を見て、勇気づけられたんです。例え外国籍の選手だろうと、日本代表として国をかけて戦って、日本中から応援されたわけじゃないですか。日本にまたグローバル化の波が来たと感じましたし、それに比べれば高校野球の“ガイジン部隊”なんて小さな話ですよね」
— 投入 (@tounyu_worst1) August 15, 2020
(健大高崎・青柳博文監督) pic.twitter.com/OaDXxIo6EM
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