TDKのドラフト候補・長谷川拓帆。
仙台育英時代には甲子園でベスト8入りを果たすなど実績のある左ピッチャーです。
高校3年生の時には指名漏れを経験しましたが、
高卒社会人3年目の今年は再びドラフト指名解禁の年を迎え、プロ入りに意欲を見せています。
TDK長谷川拓帆投手、
6回からリリーフで登板⚾️💨
2イニングで4者連続三振を含む5奪三振❕
圧巻の投球でした👏✨#秋田 #野球 #ボールパーク秋田 #JABA #春季大会 #写真 #秋田の野球を盛り上げようhttps://t.co/jTCXSjV9DD pic.twitter.com/EP4a4dPFwg— ボールパーク秋田 (@ballpark_akita) 2018年4月21日
長谷川拓帆のプロフィール
名前:長谷川 拓帆(はせがわ たくほ)
生年月日:1999年4月30日
出身:秋田県秋田市
身長:178cm
体重:82kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:秋田市立桜小学校→秋田市立桜中学校→仙台育英→TDK
長谷川拓帆の小中学時代
長谷川拓帆投手は小学3年生から桜野球スポーツ少年団で野球を始めました。
小学6年生の時にはセレクションを勝ち抜き、高校でもチームメイトとなる西巻賢二選手(現・ロッテ)らとともに楽天ジュニア入りを果たしています。
長谷川拓帆投手はバッティングも得意なことで知られていますが、
楽天ジュニアの監督だった沖原佳典さん(現・楽天のスカウト)は
「(現在の同僚の)西巻、佐川がいた当時のメンバーの中でもパワーがあった」
小学生の頃からバッティングでも非凡な才能を見せていたんですね!
中学時代は軟式野球部に所属。
中学3年の夏には主将兼エースとして全国大会にも出場しています。
長谷川拓帆!!
全中ででた桜中のエースだ!— さくまゆうと (@YSaku0402) 2016年3月14日
長谷川拓帆の高校時代
中学卒業後は宮城県にある仙台育英に進学します。
高校では2年春からベンチ入り。
6月に膝を怪我したことで夏はベンチ入りメンバーを外れましたが、
2年秋からは背番号10を付け、マウンドに上がります。
2年秋の宮城県大会では4試合に登板。
24イニングを無失点、28奪三振の活躍で優勝に貢献しました。
⚾2016秋季宮城県大会⚾
仙台育英vs名取北
2016.9.21①②中学時代に中学生No1左腕と騒がれた長谷川拓帆君。今日の試合は15奪三振1安打完封勝利!💪💪💪
③④地区大会で優秀選手賞を獲得した若山壮樹君。今日の試合で決勝タイムリー!💪💪💪 pic.twitter.com/c1hR1sEGAI
— gogo (@go_50_50_go) 2016年9月21日
この好投が認められ続く東北大会からは背番号1を付けて臨みます。
東北大会では全4試合に先発。
31イニングを2失点に抑え、優勝を達成しました。
各地区の優勝チームが集められた明治神宮野球大会では初戦で優勝した履正社高校と対戦。
長谷川拓帆投手は、自己最速の143km/hを記録したものの、8四球とコントロールに苦しみ、1対5で敗れています。
明治神宮野球大会:2年ぶり3度目の優勝を狙った仙台育英が履正社に1-5で敗れ初戦で姿を消した。先発したエース左腕・長谷川拓帆(2年=写真)が立ち上がりから制球が定まらず6回3安打ながら8四球3失点。新チーム始動後の連勝が11で止まった #明治神宮野球大会 #仙台育英 #履正社 pic.twitter.com/1ACDh3MbMb
— 日刊スポーツ新聞社東北取材班 (@nikkan_tohoku) 2016年11月11日
翌春のセンバツでは初戦で福井工大福井と対戦し、10安打3四球で4対6完投負け。
甲子園には宮城県大会を制して、3年夏にも出場しています。
長谷川拓帆君の応援歌で前武當君の美声『ダイナミック琉球』は大人気だけど『D.A.N.C.E/Justice』も好き。ちょっとだけYouTubeにアップしました。
✳2017 夏 宮城県大会 仙台育英 応援https://t.co/3X4SM3RqSy pic.twitter.com/hgt8yH4HyH
— gogo (@go_50_50_go) 2017年8月7日
3回戦では春夏連覇を目指していた大阪桐蔭と対戦。
長谷川拓帆投手は柿木蓮投手(現・日本ハム)との投手戦を制し、1失点完投勝利!
最後は9回2死ランナーなしから、逆転サヨナラという劇的な勝ち方でした。
この試合は、試合終了と思われた時に、大阪桐蔭の一塁手と仙台育英のランナーが交錯して落球。
いわゆる “キック騒動”が起きた試合だったので覚えている人も多いのではないでしょうか。
続く準々決勝では中村奨成選手(現・広島)のいた広陵高校と対戦します。
長谷川拓帆投手は左手人さし指を痛めた影響でリリーフに回り、6回1/3を4失点。
試合も4対10で敗れてしまいました。
3年生の秋にはチームメイトに西巻賢二選手とともにプロ野球志望届を提出。
いよいよ明日はドラフト会議。
仙台育英関連ですと西巻賢二君、長谷川拓帆君、更には
馬場皐輔君(仙台育英-仙台大)
菊名裕貴君(仙台育英-東北福祉大)
熊谷敬宥君(仙台育英-立教大)
の計5人がプロ志望届を提出。— ライオン軍団 (@IKUEI__Bb) 2017年10月25日
しかし、指名漏れに終わり、地元・秋田にあるTDKに入社しました。
長谷川拓帆の社会人時代
“3年後のドラフト1位”を目標に社会人に進んだ長谷川拓帆投手ですが、ケガに苦しめられます。
まず、1年目には左膝を手術。
リハビリが明けた2年目には都市対抗東北2次予選で先発も経験しましたが、
腰や左肩に痛みが出て調子が上がりませんでした。
先発TDK長谷川拓帆君! pic.twitter.com/6xmJzSG1rr
— gogo (@go_50_50_go) 2018年6月16日
長谷川拓帆のプレースタイル
長谷川拓帆投手は身長178cm体重82kgのガッチリした体格のサウスポーです。
ストレートの最速は143kmk/h。
変化球はスライダー、カーブ、スプリット、チェンジアップなど。
バッティングも得意で甲子園でもホームランを打っているほか、社会人でも練習試合では代打で出場したりもしています。
遠投110m。
50m6秒4。
https://www.youtube.com/watch?v=P8lHlKyId9w
長谷川拓帆のまとめ
社会人ではケガに苦しめられていた長谷川拓帆投手ですが、3年目の今年は
「年明けから調子は良かった」
と好調を維持しています。
新型コロナウイルスの影響で公式戦の開催のめどはたっていませんが、
少ないチャンスで結果を残して、今年こそドラフト指名を勝ち取ってほしいですね!